エピローグ
Gです。
世界に渦巻いてた戦火が消えて十年。
旧ソ連は欧州連合国として英吉利、独逸の管轄化になりました。
ソ連に嬲り者にされてた連邦の国は大喜びで万歳をしてます。
旧ソ連の支配層の連中は大半が怒りに燃えた国民、そして連邦国に処刑されました。
ま、仕方ないですな。
旧シベリアは脱走したソ連軍兵士、並びにシベリアに送られた半島の生き残りにて、
大韓帝国と名乗り、世界に迷惑をかけています。
いや、素晴らしい生命力ですね。
ですが、民度は最低。
(ロシアと半島のハーフの国ですし。)
支援する友好国家も無く、技術も学力もナニも無く・・。
世界の乞食国家として知られております。
彼等の祖国は今は日本の実行支配化にあります。
コレは大戦の勝利国の権利として世界から与えられたモノです。
もっとも日本は軍事基地以外は放置していますが。
シナは大戦に参戦出来なかった事で世界の孤児となり、
妄言ばかり言う国として知られています。
そして分裂し世界の蛮族国家となっています。
チベットは独立し、チベット王国となりました。
他のアジア諸国は日本と友好国となり、日本も友は大切にしますので、
色々と技術支援、資金の援助。
留学の受け入れと楽しく付き合っております。
特別な亜細亜諸国以外はね。
アメリカは完全孤立国家となりました。
第二次世界大戦の汚い攻撃が最低と言われ、戦いにも負け続け。
アメリカ海軍は完全に軍事力を喪失。
アメリカは自国防衛のみの国となりました。
そして第二次南北戦争が起こり、
アメリカ大陸は北米国家、南方アメリカと二つの国に分裂。
今も混迷を極めております。
アメリカが戦前の規模に戻るのは数十年はかかりそうです。
最後に日本ですが、アメリカから勝ち取った真珠湾、ミッドウエー、
トラック諸島、フィリピン、日本海側のウラジオストック、
インド洋と広大な海を支配。
今も世界の海軍と呼ばれております。
モチロン、これだけの規模の守りを自国だけで行うのは不可能。
友好国の優秀な人民を日本の横須賀、呉、佐世保、舞鶴、大湊で受け入れ、
訓練教育を行い。
大亜細亜連合艦隊を編成。
世界のコーストガードとして世界から信頼されています。
モチロン艦艇も日本が建造。
艦艇は友好国が購入し、各母港で停泊し広大な海を守っています。
もちろん偉大なライジングサン、旭日旗が艦尾に靡いております。
ライジングサンは世界の軍艦旗として世界から尊敬を受けています。
旧海軍艦艇でも最大級の大和武蔵は呉、佐世保を母港とし今も現役です。
第二次日本海海戦では、駆逐艦雪風が獅子奮迅の戦いを行い、幾多の輸送船、
駆逐艦を撃破。
大戦初期から常に最前線を戦ったのに殆ど被弾も無く、戦死者もゼロ。
奇跡の軍艦雪風として世界に知られています。
高野長官は完全に講和が結ばれると同時に海軍を退官。
そして国に請われて総理大臣に任命。
(世界のタカノですので、下手な選挙運動も無く、当選、就任でした。)
高野総理は就任と同時に日本の選挙制度を改正。
立候補者は、まず作文を作らせ売国奴の洗い出しを行います。
作文の段階で他国と通じてると判断された立候補者はスパイとして投獄。
次に試験を行い合格した者だけが立候補出来ます。
これはGが流した未来情報から日本に巣食う売国奴を叩き出すための制度です。
おかげで現在の日本にはバカも売国奴も皆無の政府となっています。
「長官・・。いや総理。
良い国になって来ましたね。」
「ウム。これも戦争に負けなかったからだな。」
「その通りです。負けてたら前世同様の悲惨な日本となってたでしょう。
祖国は爆撃で蹂躙され、戦後は戦勝国の言いなり。
そして言われも無い賠償が子孫に押し付けられ百年もの長い間、子孫も苦しむのです。」
「オレの死後の世界とは言え、責任を感じたぞ。」
「総理だけではどうしようも無かったと言うのが実態ですよ。
個の力ではどうしようも無いのが時と運命の流れ。
私にしてももう少し遅い時期に覚醒してたら、どうにも出来ませんでした。」
「そうだな・・。だが礼を言うぞ。G。
良くぞ祖国を救ってくれた。」
「私も日本人です。祖国のためなら惜しむつもりはありません。」
「ウム。もう少しだけオレに力を貸してくれ。」
「ハイ。長官・・。」
それから更に十年。
高野は総理を三任期務めた後、退官。
日本の、いや世界の父として世界に名を広め昭和三十八年四月十八日。
死去。
奇しくも前世の高野、いや山本五十六がブーゲンビルで散った命日である。
七十九歳であった。
Gは高野が退官するまで高野を支えていたが、高野が退官した後、
政治からも身を引き、どこへともなく消えた。
その消息は高野以外は知られる事も無かった。
Gは退官した後、流浪の旅に出て、世界を放浪した。
そして・・。
ドキューン・・。
「クククク、チョッパリを討ち取ったぞぉぉぉ。ウリは英雄だニダ。」
シベリア近くを旅してて、大韓帝国の蛮族に殺害されてしまったのだ。
・・・・オレも終わりか・・。
もういいだろう・・。
日本の未来は安泰だ。
願わくば・・・・・・。
Gは何かを考えようとした瞬間。
意識を喪失した・・。
そして・・・。
管理の都合で次回が最終話となります。




