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魔の森の近くを飛行艦で飛んでいたら、魔族の王女様を拾ったんだけどっ?!  作者: トウフキヌゴシ


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第47話

 アルテ達の活躍により、マジ―ンとスカーリ騎士団長は倒された。

 王座にアジ―ンが帰って来たのである。

 マジ―ンは西の海の孤島にある王家専用の監獄に生涯、入れられることになった。

 本来クーデターを起こしたものは処刑される。

 しかし、人魔が亜人に支配されるかもしれないという不安は、一部の貴族や民衆に根強く残っており 処刑はしなかった。

 スカーリはその地位を利用して、亜人や人魔の人身売買、魔薬の密売に関わっていたとして、南の極寒の地の鉱山で生涯、強制労働の刑となった。

 過酷な地の強制労働で長生きしたものは少ない。


 アルテやイーズナ、二人の王女たちを助け、クーデターの阻止に貢献したカイラギ達は、アルテアレの民に熱狂的に受け入れられた。

 魔力すら持たない人族が、巨大な鉄の船に乗り、または鉄の鳥を飛ばし、瘴気の森を越え、助けに来てくれたのだ。

 さらに、”銃”という武器で魔法の武具すら圧倒したのである。

 これらの事実は、アルンダ―ルの民の亜人に対する不安を大いに軽減させた。


 ハナゾノ帝国とアルンダ―ル王国そしてニャンドロス神聖王国は、友好国として国交を開くこととなった。

 と同時にアルンダ―ル王国とニャンドロス神聖王国が同盟を結ぶ。

 ニャンドロス神聖王国に、ハナゾノ帝国から重要軍事物資である良質のカツオブシとマタタビが輸出されることだろう。


 ほかに、第二王女と竜騎士がつき合い始めたとか、希少種である上位サキュバスが魔力を持たない人族の男性を番に決めたとか、話題に欠かない。

 上位サキュバスが、鉄の鳥と一緒に王都上空をよく飛んでいるのを目撃されている。

 サキュバスにとっての誉れ、出来ちゃった婚も近いことだろう。



 アルンダ―ル王国謁見の間。

 王座にアジ―ン王。

 左右に王妃である、マユキとシーラヌイが並ぶ。


「この度、ハナゾノ帝国より外交官のを拝命しました、”カイラギ・カイト”と申します」

 軍の礼服を着て片膝をついたカイラギが言った。


「この度の国難を助けていただき感謝のしようもない」

「大儀であった」

 アジ―ン王が右横をちらりと見ながら言う。

 視線の先には、

「今回、ハナゾノ帝国に親善大使を任命されましたアルテアレといいます~」

「これからも末永くよろしくお願いします~」

 アルテが嬉しそうに言った。


 カイラギ・カイトは外交官に、飛竜飛行艇三段空母、”朧月おぼろつきはそのまま領事館となった。

 近い将来、アルンダ―ル王国の貴族位を得て、第一王女の婚約者になるのはまた別の話である。



 カイラギの歴史があと一ページ。

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