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魔の森の近くを飛行艦で飛んでいたら、魔族の王女様を拾ったんだけどっ?!  作者: トウフキヌゴシ


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第三十一話。

「ヒミャコ女王から話は聞いている」

「聞いていますよ」

 カイラギの目の前に、ドワーフの男性とハーフエルフの男性が立っていた。

 この二人が鋼鉄都市、”アイアンフェロ―”の代表だ。


「しかし、また三段空母とは古風なものを」

 ドワーフの男性が、ドッグ入りした巨大な飛行艦を見上げながら言った。

 ドワーフの、”ドロフ”は、昔レンマ王国の王立工廠で飛行艦を作っていたそうだ。


「そうですね、装備重量ペイロードはかなりありそうですね」

 ハーフエルフの、”シャシャル”は、ハナゾノ帝国の隣国でありハーフエルフの国、”シルルート”で飛行艦に携わっていたそうである。


「修理と改修は任せておけ」

「任せてください」


「分かりました、お願いします」

 カイラギが、二人に頭を下げた。

 今は秋。

 アジ―ン王がマジ―ン王弟に反撃するのは春と決まっている。

 冬に間に修理と改修が終わるはずである。



 アルンダ―ル王都、”パンデモ”の大通りを、マジ―ン王弟が見下ろしている。 

 かって、ゴブリンやダークエルフなど様々な亜人でにぎわっていた通りは閑散としていた。


「ふふ、これこそが正しい王都の姿よお」

「そうですね、けがわらしい亜人どもがいなくなりました」

「いかにも」

 その横に並ぶのは、騎士団長と飛行師団長である。

 ちなみに、”亜人奴隷法”は、国の貴族議会をまだ通過していない。


「アジ―ンが春先に、”宣戦布告”をして来たな」

「当然、亜人どもは、アジ―ンについたか」

 マジ―ンだ。

「はい、まあ亜人どもは、我が騎士団、5000騎で蹴散らしてくれましょう」

「しかし、辺境伯や地方の貴族が、アジ―ンにつくか様子見をしていますなあ」

 騎士団長が答える。

「なあに、ワイバーン飛行団、100騎もいますぞ」

 飛行師団長である。


「「アジ―ンなど恐るるに足りずっ」」


「ふんっ、春の戦いで全ての決着をつけるぞ」

 マジ―ンが大声で言った。



 アジ―ン王たちは、氷原洞コキュートスで軍議をしている。

 アジ―ンの両隣に、シーラヌイとマユキ。

 その前には妖魔の長たちが並ぶ。

 ゴブリンやコボルト、オーガーに猪の顔のオーク。

 アジ―ン王の御前だ。

 皆、しっかりとした(フォーマルな)衣装を着ている。

 辺境伯もいた。

 

「ユキメとスノーオーガーは約1000人」

「妖魔兵団と辺境伯騎士は約2000人」

「合計、3000人」


「対する、王国騎士団は約5000人」


「だが、妖魔たちは戦闘が強い」

 銀色の毛の狼の顔の獣人が言った。

 着物で腰に刀をいている。

 ――例えば、オーガーは人の二倍の体躯を誇る


「問題は……、ワイバーン飛行隊だね~」

 アジ―ンが言う。


「うむ」

 その場に皆が重々しくうなずく。

 ――補給隊を爆撃されたら大変である


「我が王、……、ニャンドロスが助けてくれるとのことです」

 シーラヌイだ。


「ニャンドロスとはっ」

「巨大な飛行要塞がくるのかっ」

 皆がざわついた。


「さらに、人族の飛行艦というのが来てくれるらしいぜ」

 マユキだ。


「飛行艦っ」

「ドレイショウニンのテツのフネッ」

 コボルトの長が騒ぐ。

 最近、同族がさらわれているのだ。


「ワイバーン飛行団はニャンドロスの飛行要塞と飛行艦が相手してくれるだろう」

 シーラヌイが大きな声で言った。



 亜人辺境伯騎士団、約3000人、VS、王国騎士団、約5000人。

 ニャンドロスの飛行要塞と飛行艦、VS、ワイバーン飛行団、約100 騎。


 春の戦いは、以上の対決になるだろう。


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