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魔の森の近くを飛行艦で飛んでいたら、魔族の王女様を拾ったんだけどっ?!  作者: トウフキヌゴシ


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第十九話。

南にあるワイバーン飛行隊の基地に緊急発進スクランブルがかかった。

 ファイヤワイバーン四小隊、計十二騎。

 ブラックワイバーン四騎。

 が出撃する。


 ファイヤワイバーンは小型でファイヤーブレスを吐く。(戦闘機という感じ)

 ブラックワイバーンは大型で爆発属性のブレス。(爆撃機という感じだ)


「小隊長、鉄の空飛ぶ船が森の向こうから来たって本当ですか?」

 肩に、”Ⅳ―Ⅲ”(←第四小隊の三番騎の意味)と書かれた女性が、魔術無線で聞いた。


「あっ、それって、”雪の徽章”をかかげてるんでしょう」

 ”Ⅳ―Ⅱ”と書かれた男性だ。


「むっ、小隊内無線に切り替えろ」

 ”Ⅳ―Ⅰ”と書かれた男性が答える。

 三人が切り替えた。

 これで小隊内だけの会話になる。 


「……そうだ」

 小隊長だ。

「じゃあっ、行方不明のアルテ王女が乗っておられるんじゃあっ」

 女性である。

「えっ、その船には無警告の撃墜破壊命令が出てますよね」

 ”Ⅳ―Ⅱ”の男性だ。


「……今王都で何か事件が起きてる」

 

「王弟ですかっ」

 王弟の亜人嫌いは有名である。

 ちなみに、この女性の夫はドワーフだ。

 第四小隊の武器やワイバーンの鞍のメンテなどのお世話になっている。

「このままじゃあアルテ王女を……?」

 ”Ⅳ―Ⅱ”の男性だ。

「くっ、命令だ……」

 小隊長が苦し気に言った。



「ふはははは、これでやっと、魔薬の密売が再会できるぞっ」

 王国騎士団長だ。

 名を、”スカ―リ”と言う。

「ふふふふふ、奴隷の密売もだっ」

 ワイバーン飛行団長である。

 名を、”ザッパー”と言った。


 王都のある屋敷。

 スカーリ王国騎士団長とザッパーワイバーン飛行団長が大声で笑う。

 手にはお酒の入ったグラス。


「ええ、これからも良き商売を続けていきましょう」

 その前には商人風の男性。

 彼は人族だ。

 ハナゾノ帝国の西の貴族である。

 この地は昔から、竜教会原初派の拠点があり。魔薬や奴隷の密売が盛んであった。

 少し前から、”レンマ”と、”シルルート”、”ハナゾノ”、”ヘタリナ”の周辺国が協力してこれらの根絶をしているところだ。


「マジーンも良く踊ってくれるな」

「単純バカだからなあ」

 二人が王弟であるマジ―ンを馬鹿にした。


「”亜人奴隷法”を出させるんだろう」

「そうさ、これで亜人を堂々と奴隷に出来るな」


「ふふふ、そういえば隣国ニャンドロス猫妖精ケットシーの奴隷も大変人気でして……」


「そうかそうか、また狩っておくよ」

 ワイバーン飛行団長が答えた。


 王と王妃を追い出した王都のことである。

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