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異世界転移したのに程々にしか強くねぇ。  作者: 魚ハンバーガー
序章
1/44

初詣とありふれた召喚

よろしく、お願いします。

初詣。

ウチの近くの神社はあまり混まないから気軽に来れる。

特に剣道の朝稽古前だとほぼ誰もいない。

それで去年もその前も願い事をしに来た。

だけど、今年は願いに来たんじゃない。

五百円玉をお賽銭箱に入れて、鈴を鳴らして、頭を二回下げて二回拍手する。

神様、おかげさまでー


厨二病が完治しました!



もう一回拍手して、ふぅー、スッキリ。

去年、流石に高校に上がってもまだ厨二病を引きずっていたのが恥ずかしくて、厨二病を治してくださいって願ったのが効いたのか、今となったら見事に正常だからな。

神様様々だ。

二、三年前までは「神よ、我が左腕に巣食う悪魔の力を我に委ねよ!」とか「神よ、我に悪を正す力を!」だとか...一言一句違わず言ってたな。

本当に治って良かった。

神様ありがとう。

五百円なんかでで釣り合うるのかな。

ま、なんにせよ、これで晴れて普通の高校生d――

バチュンッ



「ふぅ、終わりましたーーにゅお!?」


純白な空間、神様風なローブに身を包んだ幼女。

...異世界転生?

...俺、死んだの?


「だ、誰ですか、貴方は?」


幼女に話しかけられた。


「俺、死んだのですか?」


「へ?」


ー✦ ✧ー


「大丈夫です、貴方はまだ生きているようです。」


「はあ、良かった。」


「そもそも私はチキュウの最高神ではないので、死んでも私のところに来ませんよ。仮にチキュウの最高神だったとしても、最高神は死には関わりませんけどね。」


本当に良かった。

異世界系の小説で光の空間と神様って言ったら転生だからな。

てっきり死んだのかと思...

あれ?

でも...


「だったら、なんで俺はここに居るんですか?」


「ええ、それなんですけど...貴方、祈っていたりしましたか?」


「え、まぁ、はいそうですね。」


「『神様に奉仕したい』って思っていました?」


「え?まあ、捉え方によっては...?」


「な、なるほど...それは特別な神様に対してですか?」


そりゃまぁ、神社だからな...あれ?

よくよく考えたら神社ってどの神様が祀られてるの?

神道って確か万物に神様が宿っていたような。

神社によって違うのかな?

うーん...そういう意味では...


「いえ、大雑把に『神様』に対してです」


「だからかー...実は今、魔王が出現しておりまして、最近流行りの異世界勇者をやってみようと思ったんですが...」


流行りなんだ。

いやいやそれより、と言う事は...


「俺、勇者候補ですか!?」


厨二病が治っても冒険とは男心をくすぐる物なのである。


「いえ、こちらで対処しました。ただ私の僅かな呼びかけに貴方が答えただけです。」


「え?じゃあ俺は...」


「...要するに、手違いですね。」


あっー、そうかー。

いや、でも!


「ですが、一度召喚すると元の世界にはもう元の世界へは戻せない様な事は...」


「いえ、ありませんね。そろそろ帰りますか?」


...

フッ。

短い間だったけど、夢を見させてくれてありがとう...な。

よくよく考えたら家族とか心配だけどな。

兄貴が悲しむ。


「じゃあ、よろしくお願いします。」


「は、はい。」


彼女の前に半透明なパネルみたいなものが現れた。

古代文字みたいなものが書かれている。


「それでは、ポチッと」


ポンッ、ポチ


既存のパネルの上にもう一枚パネルが現れて、女神様がそっちを押した。


その途端、もう一人の俺と同年代程の女性が神様を挟んで俺の向こう側に現れた。

目があった。

目線で挨拶。


「ふぇ?あ、貴方は誰ですか?」


「私?橋本愛子。ていうか貴方神様よね?」


「は、はい、そうですけど...」


「やっぱり!ねぇ、私を転生して!」


「え、え〜?」


また彼女...神様の方な。

神様の前に半透明なパネルが現れた。

まだあった俺のパネルが被された。

っていうかそうか、頼めば転移や転生してくれるか。

いやいやいや。


「ちょっと待ってください、まず俺を戻してくださいよ。」


「え、ええそうよね。一先ず愛子さんの要求はロックしておくわ。」


俺のパネルが彼女...愛子さんのパネルの上に来て、愛子さんどパネルが赤くなった。

あれでロックか。

状況的に俺のパネルの上に来ない用になったのか?

これで一安心。


「では...」


押そうとした瞬間、


「いやいや貴方も行きましょうよ、異世界」


と体をそらして俺を見ながら愛子さん。

一応言っとくが初対面。


「いえ、俺は遠慮しますよ。家族とかいますし。」


「えー、勿体無い。」


ポチッ。


神様の方を見ると、愛子さんの()()の赤いパネルの上に俺の。

()()()()()()()()()()()()()()

神様はそれを押していた。


「あわわわわわ」


神様がなんかワナワナしてる。

背筋が冷えるのが感じた。

途端に、俺と愛子さんの体を光が覆い始めた。


「か、か、か、神様、ここここれは一体、どう言う」


「すみませんすみませんすみませんハシモトアイコさんの『貴方も行きましょうよ』と言う発言が新しい要求として認識されてしまいデフォルト転生が起動してしまいましたすみませんすみまs」

「イヤーーー!」

「え?え?!ごめん!」

「eんすみませんすみませんすみません」


そして俺の視界は暗転した。

誤字、脱字、その他諸々の難点をお教えください。

全て読み、善処します。

読んでくれて有難うございます。

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