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彼女の隣には 『2』
「トントン…」
誰かが肩を叩いた。彼女が呼びに来たのだろうか?私は後ろを振り向く
「-- え 誰もいない」
おかしい…… 誰かが私の肩を叩いていたはず。
すると私の肩を叩いたであろう場所から声が聞こえた。
「…ひ…だし…」
「ひだし?」
「ひ…きだ…し…」
引き出し?机のかな?
私はこの時何故か誰もいない部屋から声がしたことを驚かずに素直に引き出しを開けた。すると紙切れがあった。時間割表だ。
私は早速時間割をもとに荷物を入れていった。そして彼女の所まで走っていった。
彼女は「遅かったね」とにこやかで言った。そして私の顔を見てこう言った。
「いつものしないの?」…と
私は初め理解ができなかった。いつものとは。私はいつも何をしていたのだろうか。私は彼女に問いただした。