ミラーワールド 43話
ヤイバ
『勝負だプラネン!』
プラネン
『負けねえよ!』
ヤイバも剣を構える、大きめの剣で俺の(対極剣)と同じくらいだ
ヤイバ
『俺は戦うために生きてきた、洗脳された振りも強い奴と戦うためだ!剣技』
プラネン
『相手は英雄ヤイバ!絶対に倒してやるよ!剣技』
カッキン!
ヤイバ
『実は英雄なんて呼ばれる事はしてねえよ、ただ戦いたかっただけだ!剣技(二連撃)』
プラネン
『でも強いだろ?強い奴が正義ならいいんじゃないか?剣技(二連撃)』
カッ! カキッ!
ヤイバ
『それなら俺を倒してみろよ、一番を目指すならな?剣技(威圧剣)』
プラネン
『正真正銘の最終決戦かよ!受けてたってやるさ!!剣技(一方両断)』
カキッ・・・!!
ヤイバ
『創言(剣の創造)×50』
プラネン
『調和術(孤独の恐怖による破壊への対立心)』
降る剣の雨を反発し弾く
ヤイバ
『創言(高火力の弓)』
ゴウー!!
プラネン
『闇魔法』
闇と火が押し合う!
ヤイバ
『創言(自動的な盾)』
プラネン
『光術調和術(いがみ合う属性の対立心)』
ドカーン!!
闇と火を反発させると大きな爆発を起こす
自分はバリアで守るが・・・
ヤイバ
『剣技(威圧剣)』
グサッ・・・!
プラネン
『チッ!闇魔法』
ヤイバは盾で爆発を防ぎ間髪入れずに攻撃してきた
ヤイバ
『創言(魔法を返す盾)』
ヤイバは盾を創り闇の塊を弾き返すかよ!
プラネン
『調和術(人間の欲望大地からの対立心)』
空に浮き自分の攻撃を避ける
ヤイバ
『創言(繰り返すブーメラン)』
ヤイバはブーメランを投げるともちろんブーメランは向かってくる
避ける
避ける
避ける
避ける
・・・
グサッ
プラネン
『クッ・・・闇魔法』
闇の波動でブーメランを破壊するが・・・魔法を使うのはそろそろ限界だ
調和術(人間の欲望大地からの対立心)を解除して地上に下りる
ヤイバ
『創言(壊れない斧)』
ブンッ! ブンッ!
斧を振り回すヤイバ
プラネン
『調和術(否定する神の対立心)』
そして、剣を振り下ろし
パキン!
壊れ無いはずの斧を破壊する
ヤイバ
『この調和術の効果か!ならば!!剣技(威圧剣)』
ヤイバは剣を向け振り下ろす
ヤイバ
『これで終わりだ!!』
手元にある(対極剣)で・・・
守らなかった・・・
カキッ! ヒュン! グサッ!!
ヤイバの剣は・・・
弾き飛ばされ壁に刺さっていた
プラネン
『神が否定しても否定出来ないものがあるだろ?』
ヤイバ
『ああ、そういう事かよ』
手元に急に現れたサーヴェルドブック、何で急に呼び出す事が出来たかなんて簡単だ、この本自体が俺だからだ
プラネン
『ヤイバどうすんだよ?』
ヤイバ
『俺の負けだ』
ヤイバを見るとだんだん姿が透けて・・・
プラネン
『ヤイバどうしたんだよ!?』
ヤイバ
『俺は魂をいくつかの武器に閉じ込めた、それら全部で一つの魂だ。一つでも欠けたら・・・わかるよな?』
壁に刺さったヤイバの剣を見る・・・
プラネン
『お前を倒した俺が一番強いんだよな?』
ヤイバ
『そうかもな・・・でもな、上には・・・・・・・・』
ヤイバの姿は完全に消えた!ヤイバは居ない!リイユウも死んだ!俺を超える奴なんか居んのかよ!!
プラネン
『アハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!!!』
グレンサとバレッサを拠点にミラーワールドを支配し始めた。イークルズの様な大きな組織は既に無いため次々と・・・
ロンハイズはトレイトから権利を奪い、プロウスやイエロザは威圧し支配する、チアルビは管理者ガル・イールを殺し、ノズィンダではレイ・カクタが命からがら逃げ出した・・・いくつもの世界は支配された
ジダイガ
『鳥かごは完成した。そして、後はかごに穴を空ける。中の鳥はどうするかな?・・・ククッ』