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ミラーワールド 42話

拠点の入口には一人の黒族が居る

スメリア

『我が名はスメリア、我は弱者に興味は無い』

プラネン

『弱者だと！！』

ふざけんな！お前なんか！！

スメリア

『我は必要な物を手に入れた、既にイークルズに居る意味はない。本当の強者になったならばお手合わせ願う』

何だあの威圧感、スメリアは既にどっかへ行った。負けない！負ける訳には・・・！！

？？？？

『プラネン貴方は強くなりましたが、それと同時に歪みましたね・・・』

この声まさか！！

テルトス

『私はまだ死んでいませんよ？』

プラネン

『なんで生きてるんだよ！テルトス！』

テルトス

『まだあの時は(ダークミストアート)が使えた。それだけです』

転送して逃げたって事かよ！

プラネン

『今こそ決着を付けてやる！』

テルトス

『決着は既についています、私の身体はボロボロです。この先の部屋で我等のリーダーが待っています』

イークルズのリーダー！？

部屋の扉を開き・・・！

キラー

『待っていましたよ、プラネン・・・』

プラネン

『なんでお前まで！』

キラー

『また会おうと言ったはずです』

キラーの手元には鉄の輪が、それを掲げると部屋に五人の羽族が入り込んできた

プラネン

『アハハハハ！それだけかよ！闇魔法(ネガライト)×３』

カッ！！

灰色の光でまずは三人殺す

キラー

『ロブさん、ズグさん、ブルグさん・・・何故貴方は簡単に人を殺すんですか！』

プラネン

『アハハハハ！邪魔だからだよ！！』

キラー

『シードさん、ブラスさん、足止めを・・・』

プラネン

『闇魔法(ブラックハード)』

ドカン！

キラーの鉄の輪を打ち抜き破壊すると

シード

『ううっ・・・』

ブラス

『頭痛い・・・ここは？』

何だ、あいつら正気じゃなかったのか

プラネン

『そこの二人！殺されるか俺の仲間になるか選べ！』

シード

『ブラスどうしよ・・・』

ブラス

『仲間になるしかないだろ・・・殺されるのはやだ・・・』

決定だな

キラー

『まさか・・・こんな事が(アンハイド・・・』

プラネン

『闇魔法(ダークヘル)×６』

闇の塊でキラーの鉄の輪とキラー自身を打ち抜く

キラー

『私にはやらないといけない事が！人類のために！ザラ様のために！まだ終われない！！』

倒れたキラーは床を這って更に奥の部屋へ・・・

プラネン

『逃げても無駄さ！アハハハハ！！』

奥の部屋まで追って行くと・・・

キラー

『まだ私には希望がある！科学の力見せてやろう！起動しろ！！バグドル・ヤイバ！！！』

ガラスのカプセルの中に居た装備を整っている人間が出てくる・・・

プラネン

『本当にヤイバか？！』

キラー

『正真正銘のヤイバです！洗脳は済んでいます！科学の力は凄いんですよ？』

プラネン

『本物・・・』

キラー

『さあ！行きなさい！』

・・・

グサッ！

プラネン

『えっ？』

ヤイバは・・・

キラーの身体を切り裂いた・・・

キラー

『何で・・・アンハイドヘブンシフォニーは！科学は完璧なはず！！』

ヤイバ

『教えてやるぜキラー、俺は魂を武器に閉じ込めた。つまり、洗脳された振りって訳だ』

魂を武器に閉じ込める事で洗脳を免れたって事か

キラー

『まだ！私には・・・(キラーパルス)！！』

ヤイバ

『残念だが俺は偽善者は嫌いなんだよ！創言(剣の創造)×100』

たくさんの剣が降り注ぎ鉄の輪とキラーは貫かれる

キラー

『偽善者ですか・・・』

何でキラーはたくさんの剣に貫かれても血の一滴も出さない？

ヤイバ

『人間もどきは退場しとけ』

ヤイバはキラーを掴むとどっかに放り投げる

ヤイバ

『戦おうじゃねえか！強い奴が正義！それでいいだろ！』

プラネン

『受けてたってやるよ！ヤイバ！！』

剣を構え・・・この戦いで終わらせる・・・！！