ミラーワールド 36話
プラネン
『風車がやたらと大きくて助かったな』
今は森の中を風車に向かって歩いている。そういえばあの子供スランカとカラクトは親が病死してグドクと名乗る男が引き取るのだと、ロドというじいさんが言っていた
グドクって言ったら始まりの黒族じゃないか、よく知らないけど何か最初の黒族らしい、確かグドク、ガバル、セイリュウという三人だったはず、
因みに始まりの羽族もいて、ポイズン、ヘラルク、テラートの三人
ーーチカイヨ
風車はすぐ近くに見えるが・・・風車のそばに四人誰かが居る
ブレイク
『・・・やっと来たか』
プラネン
『誰だ?』
会った記憶はあるんだけど・・・誰だっけ?
テル
『アハハ、ブレイク忘れられちゃったみたいだね』
ブレイク
『黙れ、テル』
ブレイクとテルか、思い出したよ。残り二人は?
ドル
『俺はフレイ・ドルだぜ』
ソラ
『わたくし、ヘラ・ソラと申します』
ドルとソラか、多分ソラは魔法使い系だな、ドルはわからないな
プラネン
『お前らイークルズだろ?』
ドル
『当たりだぜ?爆弾やるよ』
ドルは金属の玉を投げて来たのでキャッチする
ドカーン
プラネン
『ギャー!!』
爆発しやがった!!?そうか!だから爆弾か!
とりあえず、腕が飛んでったので拾ってくっつける。
ソラ
『ドル並の馬鹿・・・わたくし、相手にするのいやですわ』
ドル
『臆病なソラは引っ込んでな!俺一人で十分だぜ!』
ドルは更に爆弾を投げて来た、あぶねえな!
カッキーン!
剣で爆弾を打ち返すと
ドカーン
ソラにぶつかり爆発した・・・
ドル
『俺じゃないよ!?』
ソラ
『ウフフ・・・わたくし怒っておりますのよ?』
何か怖い・・・物凄く怖い
ドル
『違うよ!俺じゃ・・・』
ソラ
『怒れる神よその心に鉄槌を刻む光は永遠なる者か、雷呪文、08番、呪文』
ドル
『やめろー!!』
ガラガラー!
雷に打たれたドルは・・・
ドカーン!!
爆発して飛んで行った・・・
ソラ
『わたくし、疲れましたわ、後はよろしくお願いします、魔法』
ソラも居なくなった・・・俺は何もしてないよ?
ブレイク
『・・・あの時に比べ強くなったか?』
プラネン
『わからねえよ』
テル
『じゃあさ、相手してあげるよ、ブレイク行くよー』
プラネン
『ニ対一かよ!』
テル
『大丈夫だよ、手加減してあげるから』
ブレイク
『・・・』
このチビ・・・何かムカつく
プラネン
『こてんぱんにしてやるよ!チビ!』
テル
『チビ言うなー』
テルはブーメランに刃物がくっついた?感じの武器を投げて来たので避けるとブーメランはテルの手元に戻ってくる
テル
『やるじゃん、ブレイクもねー』
ブレイクはでかい剣を構え、振り下ろす
後ろに飛びのくと後ろからテルのブーメランが飛んでくる
グサッ!
肩を浅く切った、これくらいならすぐに再生するから問題ない
プラネン
『剣技』
衝撃波をテルに放つが、
速いな!テルは足が速いようで走って避ける
テル
『私にはあたらないよ!』
プラネン
『チッ!剣技(二連撃)』
今度はブレイクに向かって攻撃するが・・・幅の広いブレイクの剣で止められる
テル
『アハハ?後ろだよ』
後ろからブーメランが飛んでくる
プラネン
『調和術(孤独の恐怖による破壊への対立心)調和術(憎む人間の対立心)』
まずは破壊を拒否してブーメランを弾く、その後他人を拒否してブレイクを吹っ飛ばすが
ブレイクはすぐに復帰したようだ
だがブーメランは弾いたからテルは戦力外・・・だよな?
テル
『まだまだなんだよね!』
テルはブレイクの剣の上に立ち、ブレイクはその剣を振るいテルを打ち出した!?
プラネン
『へ!?』
テル
『キーック!』
プラネン
『ぐふっ・・・』
打ち出されたテルはそのままキックを繰り出し、空中前転をして見事に着地
プラネン
『いてえ・・・』
テル
『凄いでしょ!』
プラネン
『・・・闇魔法』
ムカつくテルに向けブラックハードを放つ
テルはブレイクの後ろに隠れブレイクは剣でブラックハードを防いでいる
テル
『いっくよー』
テルはブレイクの後ろからジャンプして俺の頭を足蹴りしその反動で空中高く飛び上がる
プラネン
『いてえ・・・』
集中が切れてブラックハードも消えたためブレイクは剣を地面に置き、落ちてきたテルをキャッチする
ブレイク
『・・・諦めろ』
ブレイクは一言話すとテルを抱いたままどっかに行ってしまった
ーードウスルノ?
決まってるだろ!とりあえず風車にいくぞ