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ミラーワールド 30話

なにやら声が聞こえる・・・


ジダイガ

『プラネンは間接的に、リケは直接、ハールの影響を受ける事になるとはな』


ペール

『カカカ、プラネンハアマリエイキョウナイダロ』


ジダイガ

『混沌の化け物にプラネンの存在を伝えただけだが・・・調和と混沌は対立と秩序に対して行動を起こすだろ』


ペール

『ワカラナイナ、バルカルワカルカ?』


バルカル

『・・・』


ペール

『ナンカハナセヨ』


ジダイガ

『とりあえず二人共ご苦労、被害はないようだ』


ペール

『カカカ、アトハデュランカ?』


ジダイガ

『まさか奴が協力してくるとは予想外だが、誤差の範囲内だ』


ペール

『オマエトンデモナイヨナ、イッタイナンニンヲコマニシテルンダ?』


ジダイガ

『秘密だ、私の目的は記憶を取り戻す、そのためなら方法は問わない』


ペール

『マアイイヨ、プラネンガソロソロオキルダロウカラバルカルツレテカエルヨ』






・・・






ここはどこだ?


ザバーン! ザバーン!


ジダイガ

『やっと起きたか、あの程度で気絶か?愚かしいな』


プラネン

『ジダイガ!?』


起きると目の前にはジダイガが居るし、何か海の音?チアルビか?


ジダイガ

『とりあえず、世界チアルビに送っておいた。ノズィンダでの事は気にするな』


やっぱりチアルビか、ノズィンダ?・・・あ!そういえば!


プラネン

『リケは大丈夫なのか?』


ジダイガ

『気にするな、それより貴様はこの世界のイークルズのダミーを潰しとけ、後はロウティバのイークルズもどきを潰せ』


プラネン

『何だよそれ・・・』


ダミーとかもどきとか結局はイークルズは一つって事か?


ジダイガ

『ダミーのリーダーよりバグドル・シルガに気をつけろ』


シルガだと!?確か英雄の弟で犯罪者なんて話を聞いたぞ?


プラネン

『シルガなんて無理じゃね?』


剣の扱いも魔力や風の魔法も最強クラス、更に盗んだ?トルヴェザクロスなんて最強の封印武器まで使う、無理だ


ジダイガ

『シルガは無理なのはわかっている。後はロウティバの方のリーダー、テラ・フォトン。こいつも無理か』


プラネン

『無理だよ!?』


テラ・フォトンは珍しい呪文使いだが、普通に呪文省略を使うらしい、だから無理だ!!



ジダイガ

『とりあえず頑張れ。それと、忘れるな私は中立だ』


ジダイガは空間を切り裂きどこかへ消えた・・・。






・・・






ジダイガ視点


私は盤を創りその上で駒は踊る、私は指揮者であり傍観者。

私を利用するのか?トルヴェザと協力者よ、ならば踊って見せよう愚か者の様に。

貴様の臭い芝居など私には無意味、盤上を誘導するかの如くか。

ならば、誘導されてやろう私の盤で。

傍観者は私だ、踊れ踊れ神は裏から動かすか?裏から見れば表が裏だ。


操り人形はどちらかな?

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