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ミラーワールド 2話

ハール

『ダルミトへ着いた二人に待ち受けるものは一体なんだろうね?』



黒い霧のせいで世界ダルミトは見通しが悪い。ジダイガめこの世界の管理者なら仕事しろよ。



リケ

『暗いよー、闇の力であふれる世界なんて邪魔だー』


プラネン

『うるさい。文句ならジダイガに言え』


ん?何かやってきたな


ペール

『カカカ、キャクジンカ。ハタシハ、ドグ・ペール』


目の前に木の人形がいる。あれは、ジダイガの部下のペールか。あいつは操作術で糸を操る事が出来る。そういえば、本人に会ったことないな?いつも人形を操作しているのか?


ペール

『オマエハ、プラネンカ。ヒサビサダナ』


プラネン

『ジダイガに会いたいんだけど?』


ペール

『ハナシハキイテイル、カカカ、オイカエスヨウニナ』


なんでだよ。まあいいや、こいつを退治すればいいのさ!


ペール

『イクゾ?操作(首吊り自殺の貫き人形)』


両手に剣を持った人形が一体現れる。危なっかしいな。しかし、人形は動きが鈍い。


プラネン

『無駄だ!(対極剣)で切り刻んでやる』


対極剣を光属性に変化して人形を切ると同時に操作を解除。効率的だな。


ペール

『カカカ、ヤルナ操作(集団自殺の増殖人形)』


やばい、たくさんの人形が押し寄せてくる!やっぱり命令を出してるあの人形をやっつけとけばよかった。


プラネン

『とりあえず守りを固める!光術(リングバリア)


光属性のバリアは物理攻撃に強いが、人形は疲れを知らず剣で切りつけている。まずい、バリアが持たないな。


リケ

『誰か無視してないー?風魔法(ウインドブレード)


風の刃が人形を切りにこっちに向かってくる。ん?こっち?


グサリ


プラネン

『ギャー、首が取れたー!』


血の水溜まりが出来た。やっぱり敵だったのか?


ペール

『ココハヒクカ』


人形はその場で倒れて動かなくなった。のはいいが、どうするよ失血状態だよ?


リケ

『さっさと再生しろー、どうせ無事だろー』


プラネン

『ひでえ』


とりあえず、ホラーだから落ちた頭を拾って首の上に乗っけるとくっつき始めた。


プラネン

『おまえな、謝るとかないのか?』


リケ

『え?プラネン怪我してないよー、謝る理由わかんないー』


確かに怪我は既に治ってる、だが痛い、何故それがわからないんだ!


リケ

『はいはい、黒幕さんのお出ましだよー』


黒い服の目つきがとてつもなく悪いジダイガさんあらわる。


プラネン

『やっぱりお前が黒幕か!』


ジダイガ

『黒幕?なんの話だ?』


プラネン

『なんで呪文書を渡そうとしない!ペールに護らせて明らかにこうなるとわかってただろ!』


ジダイガ

『灯台もと暗し、真実は貴様らと?』


何言ってるんだこいつは、いみわからん。


ジダイガ

『信用出来るのか?リイユウを?』


プラネン

『確かにあいつはやばい奴だけど』


裏でとんでもない実験をしているのは知っている。ガルド・クロリアは心配するなと言ってたけど。


ジダイガ

『分からないか?見えないだろう。善や悪など』


リケ

『結局何が言いたいのさ』


ジダイガ

『この時代力が必要さ』


リケ

『それならさー、骨抜きにして鍋にぶち込んで煮立てやろうか?』


ジダイガ

『なかなかの虚栄心だ。いや、恐怖心か?』


リケ

『知らないねー、あんたの内臓を目の前で切り裂いてやろうか?』


ジダイガ

『怖いだろ?自らを蝕む呪いが、羽族の守りが無ければ既にこの世にいないのだからな』


リケ

『証拠なんてないよ』


ジダイガ

『何故羽族の守りを風属性に変換させているのだ?守りが壊れると困るのだろ?そして呪いの気配がする』


リケ

『・・・』


リケにかかっている呪いはよくわからないが解いてはいけないらしいな。でもなんで呪いとあの言動の関連があるんだ?まあいいや。


プラネン

『めんどくさい!お前を倒せばいいんだろ!』


ジダイガ

『クク、足掻いてみろ。現実と幻想の区別出来ぬ者よ』


ハール

『強敵ジダイガを倒すことは出来るのか?楽しみだね?』

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