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ミラーワールド 22話

プラネン

『キラー!お前には負ける気がしねえ!』


キラーから魔力のかけらすら感じない、武器すらも持たないし運動が出来そうにも見えない。


キラー

『何故貴方は私の邪魔をするのです?ただ、この世界に蔓延る差別が許せないだけなのに』


プラネン

『そのために何をする気だ!』


キラー

『私は転送装置(ダークミストアート)を使い差別の根源であるホワイトレッグとトレイトを内部から滅ぼすつもりだった、それだけです』


プラネン

『ホワイトレッグは既に滅んだはずだ!お前らイークルズによってな!』


キラー

『何を言っているのです?あの戦争はザラ様がお亡くなりになられたためホワイトレッグとは決着がついていないのですよ?』


プラネン

『嘘までついても無駄だ!』


キラー

『ならば仕方ない、私の技術、科学の力を見せてやろう!』


プラネン

『しらねえよ!剣技(ウェイブ)


剣を振り衝撃波を作りだす、くらいな!


キラーは右腕でガードしたか


カキッン!


衝撃波を弾いた?白衣が破れた程度だと?


キラー

『波はこうやって使うのさ!(キラーパルス)』


キラーは鉄の輪を空中に投げると、空中で輪が静止する。あれ落ちないよ?


キーーーン


ザギッザギッザギッザギッザギッザギッ


体が切り刻まれている!?何だ?キラーは何もしていない?


プラネン

『いったい何だ?』


キラー

『無学だな!これが科学の力さ!(キラートランス)』


キラーは鉄の輪をもう一つ上空に投げると、やっぱり空中で浮く。


キーーーン


プラネン

『グアアアア!!』


頭が割れるように痛い!?何だよだから!!


キラー

『素晴らしい!魔法などと違い科学は全ての人に力を与える、そこに差は存在しない!』


キーーーン

キーーーン


プラネン

『クッ・・・闇魔法(ブラックハード)


空中に浮いている鉄の輪を破壊する


ドガーン!


キラー

『野蛮ですね・・・。すみませんがどんな方法も使います』


キラーは沢山の鉄の輪を空中に投げると、空中で鉄の輪は静止する。何で?浮遊魔法とかの感じも無いのに。


プラネン

『また壊せばいいさ!闇魔法(ブラックハード)


キラー

『起動せよ(キラーリフレクト)』


キーーーン

キーーーン


ブラックハードがキラーの目の前で静止するだと!?魔力がきれ結局キラーにも鉄の輪にも当たらない。


プラネン

『何でだよ!一度もキラーは魔法も技も使ってきてないのに!』


キラー

『いい加減諦めろ!(キラーパルス)』


キーーーン

キーーーン


ザギッザギッザギッザギッザギッザギッザギッザギッザギッ


くそう!何もしてないのに切り傷が増えていく!それにしても、あの違和感のある音は?


プラネン

『調和術(孤独の恐怖による破壊への対立心)』


謎の斬撃を防がないと!調和術(人間の本質と対立心)は今の状況ではあまり意味ない、調和術(全てを否定する神の対立心)は逆にボロボロにされる。調和術は範囲効果だからな・・・


キラー

『どうした?これが科学の力だ!』


キーーーン

キーーーン

キーーーン

キーーーン


くそう!イライラする!


ガツン


対極剣で地面を叩くと・・・剣が地面に引っ張られてる?もしかしてこの島は磁石で出来てる?


ならば!これをやってみるか!


プラネン

『調和術(傲慢な反発強化する対立心)』


磁石の反発を強化してみる、すると鉄の輪は空高く飛び上がった。


キラー

『何!私の仕掛を見破ったか!』


プラネン

『終わりだキラー!覚悟しろ!』


うん、実は運が良かっただけだけどね。


キラーに一気に接近して剣を振り下ろす!


カキッン!


キラーは左腕で剣を受け止め、右手で鉄の棒を持ち殴りかかってくる!


キラー

『このっ!』


プラネン

『調和術(人間の欲望大地からの対立心)』


俺は大地から反発を受け空中に浮かぶ。そして調和術は範囲がある、キラーも範囲内で急に浮かんだためバランスを崩している。


キラー

『ウワッ!』


キラーから一歩分離れ


プラネン

闇魔法(ブラックハード)


ドガーン!!


ブラックハードはキラーの心臓を貫く。キラーはその場に倒れ動かない。


プラネン

『終わったのか・・・』


リケの方を見ると光魔法でスラウを灰にしていた。


リケ

『キラーを倒したんだね・・・』


プラネン

『これでイークルズは壊滅だ』


後は残党をどうにかすればいいか。









???

『イークルズは壊滅しない!それがザラ様との約束だからだ!』


何!?


後ろを振り向くと鉄の棒を杖がわりにしてキラーが立っていた!


キラー

『もうこの作戦は使うない、この島は爆破する』


キラーは手元の小さなスイッチを押すと・・・


ドガーーーン!!!!!


この島が爆発を始めた!


リケ

『早く脱出するよ!』


プラネン

『わかった!』


キラーは壁に寄り掛かり


キラー

『また会おう!次に会う時には仲間になっていて欲しいものだ』


と言いバタンと倒れた。


リケ

『早く掴まって!』


リケに掴まり、島を脱出し遠くから島をみる。島は最後に大きな爆発を起こし、地面に墜落した。









プラネン

『島は跡形もないな』


リケ

『そういえばさー、これでイークルズは壊滅したんでしょ?キラーの最後の言葉が気になるけどー』


プラネン

『問題無いさ、イークルズのリーダー、ワー・キラーは倒したからな』


ジダイガ

『まだだ』


急に空間を破いてジダイガが現れる。


プラネン

『何でだよ?キラーは死んだぜ?』


ジダイガ

『キラーは倒れる直前に・・・












イークルズを三つの組織に分割した』


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