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ミラーワールド 16話

プラネン

『テルトス殺してやるよ!』


テルトス

『落ち着きなさい、あなたは自分自身の力がどのようなものか知っているのですか?』


当たり前だろ?馬鹿か?


プラネン

『他を拒絶して否定する力だ!』


テルトス

『違います』


プラネン

『あ?じゃあなんなんだよ!ふざけるなよ!』


テルトス

『私は真面目です。あなたの力、対立心は確かに他に対する拒絶を増幅する力です。しかし、それは本来の力ではありません』


プラネン

『知らねえよ?』


テルトス

『本来対立心は、他人を拒絶する悪意を増幅する力。故に心、そしてあなたは復讐という悪意を増幅され暴走状態にあります。自らの力に溺れるとは・・・』


プラネン

『何でもいいんじゃねえか!てめぇらが死ねばいいんだよ!闇魔法(ネガライト)光魔法(ネガダーク)


テルトス

虚撃(ロストヘイル)


テルトスは奇妙な壁を作り攻撃を防ぐ


守るな!うぜえ!


プラネン

『調和術(人間の本質と対立心)』


テルトス

『何をするきだ・・・』


プラネン

『てめぇを殺すんだよ!闇魔法(ブラックハード)×20』


テルトス

『無駄だ!』


ブラックハードはテルトスにあたるが消滅してしまいダメージはない

やっぱりきかねぇか。


プラネン

『どうした!テルトス!このエリア(人間の本質と対立心)の中では他人に悪意を抱くだけで強くなれるんだぜ?』


調和術(人間の本質と対立心)は範囲内の悪意を力に換える。だから、ブラックハードを何発も撃つ事が出来たのさ


テルトス

『それが本当の力か、しかし。虚撃(ロストストーン)


プラネン

『こんなもんじゃねえ!調和術(全てを否定する神の対立心)』


ザキッ!


ロストストーンを対極剣で切り裂いてやったぜ!


テルトス

『全てを否定して全てを切り裂くか・・・』


調和術(全てを否定する神の対立心)はあらゆる結合を否定する。範囲効果だから俺も危険な状態だけどな


プラネン

『恨めよ憎めよ怒れよ!悪意で人を殺せるぜ?そらよ!』



剣を振り回す、テルトスすらも結合を否定すりゃ切り裂ける!


テルトス

火魔法(ファイア)草魔法(グロースネット)岩魔法(フォールストーン)魔法(マジックソード)光魔法(ライトヴァーン)闇魔法(リビー)


プラネン

『多属性かよ!調和術(孤独の恐怖による破壊への対立心)』



グサッ!


くそう!魔力属性だけは攻撃を反らせることが出来ない、ただでさえ極端な存在の闇と光にとっては弱点でしかないのに!


テルトス

魔法(ダウンカイト)


また魔力属性か!


プラネン

『お前の魔法の才能が憎いな!闇魔法(ブラックハード)×80』


グサッ!


魔力のダメージがうぜえ!だがな!


テルトス

『まずい!虚撃(ロストヘイル)×5』


ブラックハードを防ぐのに必死なテルトスの後ろに周り込む!

そして剣を振り下ろす!


・・チョキ。


くそう!避けられた!腕を浅く切っただけか!


テルトス

『グアアアーー!!』


テルトスは傷口を手の平で押さえて酷く苦しがっている、訳わからないが今だ!


プラネン

『最後だ!テルトス!闇魔法(ブラックハード)×50』


沢山の破壊の力がテルトスに向かい・・・








テルトス

『グアア!いい加減にしろー!(全ての魔法)』


全ての力が向かってくる!

避けられないし防ぐなんてそれこそ無理だ・・・終わったか・・・







ジダイガ

『無様だな、操作(空間の堕神との契約)』


ジダイガは空間に穴を空け全ての魔法を異空間に反らした。


テルトス

『まさか、あなたが来るとは・・・』


ジダイガ

『テルトス終わりだ』


ジダイガはテルトスを指差すと・・・


テルトス

『グアアアアアアア!!!!』


血を吐き苦しみだした、一体何なんだ?


ジダイガ

『苦しいだろ?貴様はプラネンに浅く切られただけで苦しんでいたな?


貴様自身が反物質で特殊な守りで守っていたが体内までは防ぎきれないんだろ。つまり、物質を体内に転移されたらどうなる?』


テルトス

『・・・何故わかった』


ジダイガ

『貴様は触れた物質を消滅する事が何故できる?それは貴様が常時反物質を創造する力を使っている状態だからだろ?ならば、自身が物質ならばその力で消滅している』


テルトス

『・・・』


ジダイガ

『貴様の特殊な守りも反物質を創造する力ではないか?自身が消滅する前に反物質を盾がわりにするんだろ、だが自身の体内に創造は使えないだろ』


テルトス

『参った』


ジダイガ

『詰みだ、貴様が(全ての魔法)を使い魔力を使い切るのを待っていたのだからな』


テルトス

『まだだ、まだ終わらない』


ジダイガ

『終われ』










テルトスの姿が消えた、死んだのか?


ジダイガ

『プラネン、貴様を助けてやろう。そしてやりたい事をやれ、そして私の目的を達成する鍵となる』


プラネン

『一体なんだ?』


ジダイガ

『ダルア・メキア・レダ・ローグ'プロキア。時代が創られた堕ちた神の名はプロキア』


それは共鳴の預言者の預言のカケラ・・・


プラネン

『訳わからない、何をさせる気だ?』


ジダイガ

『好きな様にすればいい、それでいい一つは理解した残りは二つ。その内一つは貴様が解決する』


プラネン

『わからねえ』


だが、イークルズを潰すなら。世界で最強になってやるさ!









ジダイガ

『理解する事はない、やりたい事をやれ。私の駒よ』


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