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ミラーワールド 9話

プラネン

『ああ、酷いめにあった』


ギランダは既に帰ったようだ、凄い回復力だな。


空間にひび割れが出来その隙間からあの人物が。


ジダイガ

『プラネン貴様は暇そうだな』


プラネン

『暇だよ、イークルズも出てこないしさ』


ジダイガ

『能の無い輩め、まあいい貴様は撒き餌を必死に追いかけていればいいさ』


ジダイガは言いたい事だけ言うと空間に穴を空けてダルミトへ帰った。いつもあいつは規格外な奴だよな。


ジダイガは闇と空間を自在に操作する事が出来る。リイユウ曰くあれは操作ではなく支配らしいが違いが解らない。


ストグ

『お前がプラネンだな?フレイ・ストグだ』


プラネン

『何しにきたん?』


いつの間にかいたストグという人物。


ストグ

『もちろん正々堂々と勝負だ!』



プラネン

『めんどくさい』


何こいつ?ギランダ並の戦闘狂か?


ストグ

『きくみみなんて持たねえぜ?岩属技(岩龍崩拳)』


ストグは地面を殴ると地割れを作り出した。


プラネン

『調和術(人間の欲望大地からの対立心)』


地面と対立して空中に浮く事で地割れを回避、すぐさまストグはこっちに殴りかかってくる。


ストグ

『岩属技(岩龍壁拳)』


プラネン

『接近させるか!闇魔法(ブラックハード)


ストグめこれなら避けられ無いだろ。

ストグは避けようともせずにブラックハードを拳で受け止める、冗談じゃないよ。


ストグ

『グオー!返してやるぜくらえ!岩属技(岩龍裂拳)』


ストグはブラックハードを殴って打ち消し衝撃波を飛ばしてきた。まずいな。


リイユウ

『印術(三亡星の祝福)』


衝撃波は印の守りによって打ち消された。リイユウタイミングバッチリだ。


プラネン

『助かった。いくぜリイユウ!』


リイユウ

『私の世界に無断で入って来るとは、礼儀知らずですね。印術(六亡星の呪縛)』


ストグ

『グアー!』


呪縛によって身動きが出来ないストグ、苦しそうだ。


リイユウ

『さてと、次はどうしましょうか?』


ガシャーン


プラネン

『一体なんだ!』


細長い瓶の様な物がぶつかって来たと思えば、瓶は割れて液体が飛び散った。その液体に触れたものは凍ってる。


ハカ

『我はヘラ・ハカ。ストグよ何故我の忠告を聞かぬ』


ストグはまだ呪縛に捕まっている。ハカは細い瓶を何本か取り出し投げてくる。


プラネン

『うわ、冷てえ!』


身体が凍りついて自由がきかなくなっている。何だよ連続でピンチ。


ハカ

『黒族は自由を奪う事で再生能力を無効化する』


ハカは更に瓶を投げてくる、これ以上はヤバい。(対極剣)で瓶を切り裂く。と、瓶が割れて液体が直にかかる。割れたら意味なかった!


リイユウ

『バカですね・・・印術(九亡星の時間)印術(八亡星の印)』


九亡星の時間で氷の溶ける時間を早める、八亡星の印を所々に描き魔法のターゲットにする。リイユウ無茶苦茶だ。


ハカは辺り一面に八亡星の印があるため自由に動けずにいるな、印の上に移動した瞬間にやられるからそりゃあ慎重になるだろ。



ハカ

『リイユウよ、我の負けだ。しかし、イークルズはその願いを叶えるだろう』


ハカは瓶を地面に落とすと瓶が割れて中から大量の煙りが出て来た。


プラネン

『見えねえ』


煙りが晴れると二人の姿はなく鏡が落ちている。


リイユウ

『鏡で逃げましたか』


鏡は世界ロンハイズの鏡だな。あそこはあまり行きたくないが。


リイユウ

『察しがいいですね、行きなさい』


プラネン

『わかったよ行けばいいんだろ!』


ロンハイズなんてあのイークルズの奴ら明らかに誘導してるだろ!リイユウもわかってて送り込もうと・・・


プラネン

『帰りは?』


危ない危ない、鏡の中へ行く所だった。


リイユウ

『知りませんよ?』


リイユウは背中を蹴り飛ばして鏡の中に無理矢理突っ込みやがった。おぼえてろよ!

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