表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
11/52

ミラーワールド 7話

プラネン

『暇だ』


やることが無い、リイユウは化学実験?とやらをしている。なんか液体みたいなのを混ぜてた。


気がつくと目の前に黒いローブを着た謎の人物がいる。


サーヴェルド

『サーヴェルドだ、いきなりで悪いがサーヴェルドブックを返して欲しい』


プラネン

『返せるなら返してやるよ、この本気がつくと手元にあるからな』


実際にサーヴェルドブックをどこにしまっても捨ててもいつのまにか手元にある、気がついた頃からずっとこの本を持っている。


サーヴェルド

『記憶がないのか?ならばしかたない。もし思い出したら決断するんだろうな。一つだけ教えてやろう、プラネンお前は、生き物ですらないのさ、我と同じような存在だ。世界の図書館で待っているぞ』


サーヴェルドはその場で消えてしまった。生き物ですらない?何を言いたかったんだろう。



草原にねっころがると何もない空が見える。小さな少年が研究所の方へ走っている。相変わらず白髪混じりだな、ようやくここまで来たかガルド・リバーシア。止めとけばいいのに・・・


リバーシア

『リイユウ!クロリア姉さんを解放しろ!』


リイユウ

『クロリアには実験の手伝いをしてもらってるんですよ』


リバーシア

『嘘つくな!調和術(我が身の影と他人の影)』


範囲内の影を実態化する調和術か、無駄なのに。


リイユウ

『いい加減にしましょうね。向こうに行きなさい、オリジナル呪文00番』


リバーシアの姿は消えた。リイユウは普通に話しをしているように見せて実は呪文の無理矢理な改ざんをして発動させた。最後のオリジナル呪文00番は改ざんしたときのお約束らしい。改ざんは莫大な魔力を使い、更に改ざんしてもすぐに元の言葉に戻ってしまうため効率が悪い。リイユウだからこそ出来る芸当だ。


リイユウ

『新しい実験体が手に入ったな』


リイユウはニヤリと笑い研究所へ入って行った。既にリイユウはまともではないな、長く生きた黒族は段々とまともではなくなると言うのは本当なのか?


リイユウ

『プラネン、あなたも実験体になりたいですか?』


プラネン

『やめろ!』


リイユウはいつも笑顔だが内心怒ってるな。人の心が読めるのかな?まあいいか。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ