表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
孤独な王子と六人のタコスたち  作者: ブラボーくん
3/3

第三話

とりあえず返事をしておこうかな。

僕はタコスたちの方を向く。

そのタコスたちはアツがすごく感じた。

特に怒っていそうなタコス。

やっぱ無理だって〜。

でも、言うしかないよね。

「その、一緒に倒します……。」

僕の声はだんだんと小さくなっていく。

このタコス怖いよ。

それを見てかタコスのひとりが僕に言った。

「別に怖がらなくてもいいんだぜ?俺はたこやん。よろしくな!」

そう言われましてもね。

えーと、たこやんさん?

タコスはタコスだと思ってたな。

「僕はちびたこ。僕はこれからもっと大きくなるんだよ!」

タコスに大きくなるなんてあるのかな。

確かにこのこは他の子より一回りくらい小さいけど。

年下なのかな。

てかタコスに年齢というものがあるのかな。

そもそも。

「僕はたこし。お城にはどんな虫がいるの?」

すごい目がキラキラしてるな。

そんなに虫が好きなのかな。

「あなたの推しは誰ですか?僕はアイドルのタコリーヌちゃんが好きなんですけど……。」

……この人自分の推しを語り始めちゃったね。

ペンライト持ってるけどそのタコリーヌちゃんのイメージカラーって黄色なのかな。

「俺様はたこきれ。ビールをよこしやがれ!」

び、ビール?

タコスもビールを知っているのか?

「はいはい、ビールね。あ、僕はたこすんです。先程はうちのたこきれがたいへんご迷惑をおかけしました。」

そういうとたこすんはペコっとお辞儀をし、たこきれに泡立てた麦茶を渡した。

「いえ。そんな。」

この人たち、個性豊かだな。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ