〜ハードモード人生の始まり!〜
見ていただきありがとうございます!
これからゆっくり連載していくので気長に
待っていただくことになると思います
応援よろしくお願いします!
どちらを選びますか??
・主人公
・悪役令嬢
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「まぁ、最初からハードの悪役令嬢は難しいな。」
自分の手元のリモコンで
カーソルを主人公に合わした。
そして、〇ボタンを押した。
「まぁ面白かったら
悪役令嬢は2週目でしたらいいしね。」
この時の自分の考えが
非常に甘かったと今になって思う。
なぜ"今"になってかと言うと、
"転生"したからだ。
以前前世でプレイしたゲーム。
そう、いわゆる乙女ゲームの世界。
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ドキドキ☆ふたつの人生!
〜あなたならどちらを選ぶ?〜
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このなんともつまらなさそうな題名だが、
題名によらず面白い!
ラストの感動のシーンが忘れられません!
ノーマルモードも作って欲しい!
などと口コミによる噂が広まり、
人気が出た乙女ゲームなのである。
そして今、私は9歳あと6年で、
学園での活動が待っている。
(ほぼ主人公との討論イベント)
もしかして、違うかもしれないと
何度も調べ直した。
しかし、全く同じ世界だった。
無論、主人公の名前は悪役令嬢の名前は
自分で決めれるのだが、公式の名前もあった。
公式の主人公の名前は美華。
なんとも美しい名前の如く、
その登場も美しく、
そして彼女の見た目は天使のように可愛らしい。
彼女は、最初のイベント神聖なる湖から登場し、
最初から王子からの激愛を受ける。
そしてそこから沢山の人の愛を受けていき、
沢山告白されたのち、
最後に自分の推しと結婚式をあげて
幸せになるというのがゲームの流れだ。
そして、その敵役となるのが悪役令嬢の私。
アルン・ダール。
見た目は氷の女王と言われており、
美しい見た目で品がある。
しかし目つきが氷のように冷たい。
(本当は目つきが悪いだけなのだが、)
実は心の優しい持ち主。
そして、
ダールは王子の婚約者なのだ(仮)。
なぜ(仮)なのかと言うと、
主人公と王子が出会うと
あっという間に婚約破棄されてしまう。
なら、プレイしたという乙女ゲームを
振り返ればいいだけの事だと
思っている方もいるだろう。
なぜ私が自分の考えが
甘かったと思ったかというと、
ダール側がクリア出来なかったのだ。
ハードモードが、"ハードすぎた"ためだ。
勿論、主人公の方をプレイしクリアした。
しかし、主人公のクリアで人生を終えた。
ダール側からプレイすると
まず最初に王子との婚約者であるため、
王妃としての教育をされるのだが、
教育イベントは一回でも失敗をしてしまうと、
今までの成功した好感度が加算されず、
湖のシーンで0からスタートする。
もしそこで一度も失敗しなければ、
好感度50からスタートで、
それでも美華とは対等の立場から始まるのだ。
なので、ハードモードに対しての
口コミは大変悪かった。
ハードモードは
本当にクリアできるように作られていますか?
このストーリーを楽しんで欲しくないのですか?
など、しかしそんな中でもクリアする猛者もいた。
そう、私の妹のように。
私は横でテレビを見ているだけの人間だったが、
そのおかげで何とか、
このゲームの命綱は残っている。
その後このゲームは追加パックでノーマルモードの他国の思いを寄せるアリア姫が出てくるのだが、
私はそれをする前に、亡くなってしまった。
そして本題に入ろう。
私が今9歳であり、
なぜこんなにも焦らなくてはならないかというと、
最初から、
国外通報か、罪にしか問われなくなるからだ。
どうゆう意味なのかというと
王子様が激愛している愛は非常に重く、
婚約者でも容赦なく罪を問い、国外通報や、
婚約者を罪にかけていた。
そのイベントが度々ある。
そして毎回イベントに勝たなくてはならない。
例えば足をひかけていないのにひかけて、
こかした罪で国外追放。
そんなのがざらにあるのだ。
そしてその対策に最も重要なのが
初めからの50の好感度だ。
50の好感度があれば大体、国外追放で免れる。
10歳から王妃の教育が始まる。
それまでに、完璧にこなし、
なんとしてでも50の好感度を掴みとらねば!!
婚約者に選ばれる理由は
本編では出てこなかったが、
確か9歳の時に婚約者に選ばれたダールは、
と最初のダール側の
あらすじの文がそうだったはずだ。
しかし、まだよかった。
9歳なりたてのほやほやで。
今日がダールの誕生日で9歳になり、
来年の半成人祭に行かなくてはならない。
そのためには10歳になるまでに、
神聖なる教会でお告げを受けなければならい。
そして、その際私は神のお告げを受け、
前世の記憶を手に入れた。
しかし、
肝心の王子と出会う瞬間を
神様は教えてくれなかった…
最後まで読んでいただきありがとうございました。
初心者なので、書き方が下手くそなのですが、
見て見ぬふりをしておいてください。
最近、ロングスリーパーであることがわかりました。
次回もお楽しみに…