俺の名前は草野和也だ。
突発的な作品です
すみません、
どうぞ!頭を空にしてお読みください!
冒頭だが俺は死んだ
名前は草野和也だ……
ん?なに?どうやって死んだのかだと?
人の死に様を見て楽しいか?
それと俺とお前はこれが初対面だ。
ならば……分かるだろう?
つまりはそういうことだ。
誰に話し掛けているのだろうか俺は
痴呆は始まっていないはずだが……
……本題に入ろうか。
死んだ筈の俺は、何故か雪に囲まれ岩壁は迫り出し吹雪は止まず具体的には世界最高峰の山、エベレストのような場所にいた。
何故俺は、死んだと思ったらエベレストみたいな場所でハイキングをする羽目になっているのだろうか?
……まぁ、考えるだけ無駄だろう……
しかし、この吹雪だけはいただけない
寒くもなんともないが、すこぶる視界が悪い……
俺がどれだけ歩いたかが足跡を付けた瞬間から消え去り
雪で分からなくなる……
後、何故か分からないが歩いても疲れない
死ぬ直前に着ていたデニムズボンを履いてシャツにジャケット羽織っただけの普段着でいても寒くない……
ついでにポケットの中身を確認すると
「あるのはポケベルに財布……飴だな……」
それ以外には他に何もなかった……
ああ、こんな事なら買い物でもしてから死にたかった!
いや、死んでる時点で最悪なんだが
「しかし……」
……夢でも見ているのだろうか?
そこまで考えて俺は頭を振るう
いや、死んだはずだ……
俺はあの時確かに死を迎えたのだ……
……それよりも、だ。
「ああ、鬱陶しい‼」
忌々しいこの吹雪に向かって怒鳴り付ける意味がない行動だが
かなり頭に血が昇っている俺は怒鳴らずにはいられなかった
俺はそのまま横凪ぎに手を振るった
その瞬間……
吹雪が止んだ……
「……?」
今まで吹雪いていたあの忌々しい
吹雪は唐突に止んだ……
その奇妙な光景に俺は……
「……まぁいい吹雪が止んだならばそれでいい……」
そう結論付け、
また前に進み始めた。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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side???
所、同じくして
ここの名称は
[霊峰グランニュー]
そこには巨大な神殿があり
雪の精霊が常に吹雪を造り出し
侵入者から神殿を護っている
今日は侵入者が二人も現れた
空かさず雪の精霊は吹雪を発生させて
侵入者の神殿への侵入を拒む…
吹雪を発生させてから数時間が経過した……
一人は雪に埋もれてしまっているが
日常茶飯時なので放っておく
早く神に召されるといい
もう一人は……とても不気味な人間だ
先程の人間は動物の皮や草で編んだ
厚着をしていたのに対して
此方は見て解る通り薄着だ
見たこともない材質のようだがあれで暖をとれるとは思えない
すると、人間の方から声が聞こえた
「ああ、鬱陶しい‼」
あの人間は怒っているようだ……
早く凍え死ぬといい……
しかし、私が冷静でいられたのはこの時までだった
人間は手と呼ばれている部位を振り回すと…
「なんっ!?」
なんと雪の精霊が造り出した吹雪をかき消した……
「いったい何が……」
そして人間は何事もなかったかのように歩きだした……
私にはあの人間の形をした何かが
恐ろしく思えた
???side out
……作者は語彙が貧しい
追記
ポケットの中身を追加しました
黒いポケベルとワニ革の財布です!
後飴!因みに記入していませんがイチゴ味!
以上です!