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プロローグ

皆様、こんにちは水城の士官です。


此度は航空母艦先生のアイディアをいただき書いた。


新大東亜戦争記 ~群青と朱色の旗の下で~ のアナザーストーリーです。


そちらもよろしくお願いします!!


それでは、初めてまいります

一九三八年五月二日、


この物語の主人公である天草虎太郎(あまくさとらたろう)中佐は北洋皇国海軍海軍次官の伝雄二郎中将の出頭命令に従い、首都「仙都」の海軍省海軍次官室に来ていた。




伝海軍次官

「君にはとある艦隊の司令官になってもらう」


天草は開口一番にそういわれた。


天草

「え、どこのでしょうか?」


天草は首を傾げる。

それは当然の事であった。

現在北洋皇国海軍には司令官が空席の艦隊はないし、新たに艦隊が創設されるという噂もなかったからだ。

それを予想していたのか、伝は立ち上がり外を見た。

そして、


「......実は新しい艦隊が創設されることになった......これは君、いや『奇人』と言われた君にしか出来ない役割だ」


天草は戸惑ったが出世のために通らなければいけない道だと思い覚悟を決めた。


天草

「かしこまりました、その任務承ります」


「......やってくれるのかね?」


天草

「は!必ずや任務を全うしてみます!!」


「二言は?」


天草

「ありません」


天草がそういうと伝はにぃと子供のように笑った。

天草は何か嫌な予感がした。

この予感は的中する。

伝は引出しから一枚の命令書を出して読み上げた。


「一九三八年七月二日午後零時をもって、天草虎太郎海軍中佐を海軍少将とし」


伝は一息置き、


「日北英三カ国混合艦隊司令長官に任命す」


天草

「は!了解致しまし......え?」


伝は先ほどの笑顔のまま、


「私は、別に北洋海軍とは言ってないぞ?では頑張りたまえ。天草少将・・・・


こうして天草の大変な日々は幕を開けた。

ご感想、アドバイス、続々お待ちしております

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