カーテンロード
この広がる大地を静粛性の高い車で駆ける。
そこに乗るのは僕とおじさん。おじさんは母の弟でよくドライブに僕を連れ出してくれる。
「今日の話は」そう切り出しおじさんの話の幕が開く。
おじさんから聞いた最初の話は
「俺がガキの頃はやんちゃ坊主で家を飛び出しては親に心配をかけていたものさ。そんな日々にある転機が訪れるんだ。」茂みで身を捩る不気味な鶏の着ぐるみ。
「うーん。何が引っかかってるんだ全然取れねー」
うめいてる不気味な存在に何の躊躇もなく。「大丈夫か。抜くのに手が必要か」少し焦り気味に聞く。
その着ぐるみは「子どもか」そう言っておもむろに着ぐるみを外して中身が出てくる。そのときは逆光で輪郭は分かったがそれ以上は何もわからなかった。
何もわからないまま茂みから着ぐるみを外しそいつは被りこういった。「俺の名はユーリン、ユーリンチー」俺はその存在にあっけに取られる。
「俺は名乗った。今度はお前だ」指をさされた俺は「おじさん」ユーリンは首をかしげ「俺はおじさんじゃないぞ」答える「おじさんは俺の名前だよ」そしたらユーリンは「そうか、おじさんか。立派な男になるんだぞ」そう言って去ろうとする変人を止め。「待ってよ。俺も連れて行ってくれ」ユーリンは尻を描きながら楽な道じゃないぞ。そう脅しをかけてきたがそれは子供にいや俺には逆効果だった「上等だ。やってやる」そうして俺はユーリンと一緒に旅をすることになったわけだ。
始まるおじさんとユーリンの旅
旅の終わりは意外とあっけなく終わるかもしれないし終わらないかも知れない。
続編を乞うご期待。




