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115:黄金のワーム

 服が完成する頃には第二の試練のボス部屋まで苦戦することなく戦うことが出来るようになった。第一の試練のときはボス部屋までは、まっくろスライム、ぱぁぷるスライム、しるばぁスライム、メロンスライムの4種類だったが、第二の試練ではワーム、かいこワーム、毛虫ワームの3種類しか出なかった。冴内はこの階を周回するのはすごく嫌だったが、作者も書いてて想像するだけでも嫌だったので3種類でやめることにした。恐らくこのダンジョンの第二の試練を作った人物も嫌になってやめたのだろう。


 ともあれ、いよいよ第二の試練のボス部屋の前に冴内ファミリーは装いも新たに、実際本当に全員見た目がかなりイケてる装いで佇んでいた。機能性にも優れているデザインなのだが、それでも実にイケてる見た目なので、こんな見た目重視のファッションに果たして防御性能なんてあるのかと、この服を見た人は全員そういう感想を抱くと思われるが、その性能は美衣の卵にも匹敵する程の強靭さを誇っていた。地球サイズの隕石が激突しても大丈夫な服っていうのも意味不明だが・・・


 早速ボス部屋扉横の台座に美衣が手を乗せて元気よく「たのもう!」と言うとやはり扉はゴゴゴゴと重々しく開いていった。中に入っていくとやはり部屋の中央部が光り輝き始め、光が収束していくと共に何かが形作られ始めた。光の輝きが落ち着き始めるといよいよボスと思われるものが現れ始めた。冴内は心の中で強く毛虫じゃありませんようにと願っていた。そうして現われてきたのはこれまでのワームよりも何倍も大きい黄金色のワームだった。


「良かった・・・これなら戦える」

「よかった!けむしだったらお父ちゃん抜きで戦わないといけないもんな!」

「ホント、毛虫ワームじゃなくて良かったわね」

「よし!まずは全力チョップ行くぞ美衣!」

「おうけい!父ちゃん!」


オリャアアアアーーーー!!×2

ドゴォォォォーーーーン!!


「・・・」(冴内)

「・・・」(美衣)

「・・・」(優)


「なんか・・・ぜんぜん効いてない気がする」

「うん、そんな感じだね・・・」

「そうね、私もそんな気がするわ」


「しょうがない・・・危険だし、正直触りたくないけど直接頭に向けて全力チョップを叩き込もう」

「わかった父ちゃん」

「いつも通り私が囮になるわね」


 優を先頭にジリジリと3人は黄金ワームに近づいて行った。黄金ワームの射程圏内に入ったところでワームが優に向かって口を大きく開けて突進してきたが優に激突する前に冴内と美衣が頭部めがけて全力チョップを叩き込んだ。二人とも会心の一撃で、しっかりと頭部に叩き込んだ。すると黄金ワームはその二人のパワーで動きが相殺されてその場に停止したので優は被弾せずに済んだ。ところが・・・


「父ちゃんこれ・・・」

「うん・・・手応えは確実だったんだけど・・・」

「効いてない・・・わね・・・ほとんど・・・」


 冴内はシーカーになって以来ここまで攻撃が通用しない相手に会ったのは初めてだった。しかも今では神のチョップを持っているし、冴内の1億万倍も強い優の力を引き継いだ美衣もいるというのに。


 とりあえずいったん距離を取って黒豆モチを食べて体力回復し、もう一度同じことをやったが、やはり黄金ワームにはほとんどダメージを与えていないようだった。だがスライムの時と違って黄金ワームの動きは遅く、今の所まったくワームの攻撃を被弾することはなかった。これまでの試練により冴内達のレベルが上がったから目で追えるし避けることが出来たということもあるだろう。しかしそれでもこちらの攻撃が相手に対してほとんどダメージを与えていないので正直有利とはいえなかった。


 全力チョップを叩き込むこと200回、いよいよスライムからゲットした食べ物のうち黒豆モチとメロンを食べ尽してしまった。しかし黄金ワームは全く弱ったそぶりをみせない。さすがに冴内には焦りが見えてきた・・・


「まだソーセージがある!お母ちゃん!あとソーセージはどれくらいある?」

「普通のが30本で毛虫のが20本あるわね」

「まだいっぱいあるな!それならあと500回は

全力チョップいけるぞ!」

「毛虫のは食べたくないなぁ・・・美味しいのは分かるけど・・・」

「でも父ちゃんどうする?200回もぶっ叩いたのに、こいつぜんぜんへーきだぞ」

「うーん・・・何か弱点とかないのかなぁ・・・」

「二人とも頭を狙ってるのに全然効いてないわね」

「しょうがない、倒れる限界までソーセージを食べるのを我慢すれば800回くらいはいけそうだから、それでやってみるか」

「おうけい!父ちゃん」


 そうして限界ギリギリまで粘って800回の全力チョップを直接脳天に叩き込んだのだが・・・黄金ワームは相変らずまるで効いてない状態だった・・・


「やばいぞ!父ちゃん!ソーセージがなくなってしもうた!」

「くっ!これでも効いてないのか!」

「どれだけ頑丈なのかしら・・・」

「せめてゲームみたいにステータスが分かればなぁ・・・」

「おい!今日はもうこうさんする!ここから出してくれ!」


・・・・

・・・・


「おい!きこえないのか!こうさんだ!とびらをあけてくれ!」


・・・・

・・・・


「くそう!あいかわらずゆうづうがきかないダンジョンだ!どうする?父ちゃん!」

「どうする洋?」

「ブドウとサイダーはあとどれくらいある?」

「ほとんど研究所にあげちゃったから、今あるのはブドウジュースが6本、サイダーが6本ね」

「ジュースじゃおなかがいっぱいにならないぞ!」

「まずいな・・・どうしようか・・・」

「美衣、これからは交代でチョップを叩き込もう、そして出来るだけ自然回復で繰り返すんだ。あと優は横から体当たり頼めるかい?」

「分かったわ!」


 そうして冴内達は黄金ワームにひたすらチョップを叩き込んでいった。ギリギリ5発まで叩き込んでからの自然回復を繰り返したが最初は5分でなんとか回復していたのが徐々に10分、15分と回復時間が長くなっていった。当然疲労だけでなく空腹とも戦わなければならなかった。それを10時間近く繰り返していたが、黄金ワームは全く弱った兆しが見られなかった。そして口に入れられるものはいよいよサイダー3本のみとなっていた・・・


「やばいぞ、父ちゃん・・・このままじゃ腹が減って死にそうだ」

「くそっ・・・一体どうすれば・・・」

「最悪の場合は宇宙を壊すしかないわね・・・」


 くっ・・・やはり最後はそれしかないのか・・・一家全員死ぬより反省部屋で800年一緒に氷漬けの方がマシか・・・


 冴内は最後の最後になるまでチョップを繰り返すことを決心した。常人ならば心が折れて生きることを放棄するほどに絶望的なまさにこの世の地獄の状況だった。それでも冴内達は諦めず最後の最後になるまでチョップを繰り返した。そうしてさらに6時間が経過し、さすがの冴内達もいよいよ疲労困憊の極地だった。そして最初に限界が来たのはやはり美衣だった・・・


 いくら最強の【ンーンンーンンンン】人とはいえまだ卵から生まれて2ヶ月半の子供なのだ、ここまで戦えていることの方がおかしいのだ。朝7時に戦い始め今や夜の11時になろうとしている、その間ひたすら全力でチョップを繰り返してきたのだ。疲労と空腹に加えて睡魔が襲ってきていた。限界などとっくに超えており美衣は冴内と交代している間うつらうつらし始めていたのだ。そして美衣が交代前の最後のチョップを放ったところ一瞬意識が飛び掛けてしまい、その一瞬の隙を突かれて黄金ワームに飲み込まれてしまった。


「美衣ーーーーッ!!」冴内は絶叫する、しかしこれまで何度も何度も千回以上も頭部めがけて全力チョップを打ち込んでもまるでビクともしない相手に対して一体何をすればいいのか、どうすれば美衣を助け出せるのか、冴内はいつもの冴えない表情からは想像すら出来ない程に強く激しい鬼の形相で黄金ワームの目の前に立った。ここで激情にかられて力いっぱいめったやたらに叩いたところで事態は何も好転しない。そこで冴内は自分の分の最後のサイダーを、皆で飲もうといって自分だけ飲まずに最後に美衣に与えようと思って飲むふりをして飲まずに残していた最後の一本を一口飲んだ。飲んだ瞬間頭が一気にクリアに冴えた。冴えない冴内の頭がこの時ばかりは冴え渡った。そして優に小声で短く手早く説明し、優が分かったわと同意した後・・・




冴内は自ら黄金ワームの口の中に飛び込んだ




 冴内が本当なら触りたくもない程生理的に苦手なヴィジュアルの相手にも関わらず、自らそれに食われにいった。おぞましくビッシリと鋭いギザギザの歯が何列にも渡って生えている口の中に黄金ワームの突進のタイミングに合わせて一気に飛び込んでいった。しかもその際優が後ろから一気に冴内を突き飛ばしたので冴内は一瞬でワームの体内に突入出来た。


 情報戦略チームの戦術提案には当然冴内達の装備品についてもしっかり検討されており、胸のハーネスにはアクションカメラの他にフラッシュライトも装備されており、真っ暗な黄金ワームの体内でライトは自動点灯した。黄金ワームの粘液体液がベチャリとまとわりつき非常に不快だが、美衣の救出で頭は一杯なのでそんなものは全く気にせず冴内は前に進んだ。


「美衣!美衣!美衣!僕らの可愛い大好きな美衣!絶対に助ける!宇宙がぶっ壊れようが絶対に美衣だけでも助けて見せる!」強く美衣だけのことを思い前に進む冴内、黄金ワームの内部はヌルヌルして収縮運動するので足元はおぼつかず思ったように前に進めず気だけがはやる。足を滑らせ倒れた冴内は今度は黄金ワームの内壁を鷲掴みにして手元に引き寄せて這っていった。こちらの方が確実に進めて都合が良かった。フラッシュライトを口に咥え匍匐前進を進めていくと、愛しい美衣の姿が目に飛び込んできた、今一番見たかったものを目にすることが出来た。体液まみれではあるが、身体にはキズ一つついておらずスウスウと寝息を立てていた。冴内の目には涙がいっぱいにあふれていた。


 冴内は美衣を手繰り寄せて抱きしめて美衣の名を呼んだ。美衣は目を覚まさなかったので冴内は閃いて美衣の耳元で「美衣、ご飯だよ、炊き立てご飯に納豆にソーセージを焼いたよ、すごく美味しそうだよ」と囁いた途端、美衣のお腹がグゥ~~ッと鳴って美衣は「う~ん・・・ごはん?おなかすいたよう・・・」とムニャムニャし始めた。そこで冴内はまだ残っているサイダーを口に含んで美衣に口づけして飲ませた。コクンとサイダーを飲んでくれた美衣がちょっと遅れて可愛い「ケプッ」というゲップをした途端、美衣は目をカッと見開いて一瞬で覚醒した。


「ごはん!おいしいごはん!おなかすいた!・・・ってあれ?お父ちゃん?ここはどこ?・・・ハッ!しまった!アタイ居眠りしておうごんワームに食べらてしもうたんだった!お父ちゃんも食べられちゃったのか?」

「良かった美衣!どこか痛い所とかないかい?」

「うん、大丈夫・・・お腹が空いたくらいだ」

「あぁ良かった美衣、僕の愛する大好きな可愛い美衣、本当に良かった」

「うん、父ちゃん、アタイも父ちゃん大好き」

「私も大好きよ、美衣、洋」と、いつしか優まで黄金ワームに食われて匍匐前進してきた。

「あっ!母ちゃん!母ちゃんも食べられたのか!」

「ウフフ、そうね、皆仲良くお腹の中ね」

「はいこれ、ほんの一口もないけど皆食べて」と、実は優も最後のソーセージを食べずにこっそり残しておいたのを二人に食べてといって渡してきたが、「いや、家族全員で仲良く分けて食べよう、そして食べ終わったら宇宙をぶっ壊そう、ごめんね、皆」

「ううん、洋と美衣と一緒ならまた800年氷漬けでも平気よ」

「アタイもお父ちゃんとお母ちゃんが一緒ならはんせい部屋でも平気だ!」

「ありがとう皆、じゃあ皆一緒にいただきます」

「いただきます」×2

パクッ!ゴクンッ!×3

「ウンマァァァァーーーイ!!」×3

「よし優!宇宙をぶっ壊すぞ!どうすればいい?」

「力を溜めるのよ、自分の身体が大爆発するようなイメージでうんと力を溜めるの!」

「よし分かった!やるぞ美衣!」

「あいよ!グゥゥゥーーーーー!!」

「グゥゥゥゥーーー!!」

「グゥゥゥゥーーー!!」

・・・・・・・

・・・・・・・

・・・・・・・


 もの凄い集中力で力を溜め始めていくといつしかフラッシュライトの明かりさえも消し去る程に3人とも全身が光輝き始めた、冴内はさらにその力を両手の先端に全て注ぎ込んで凝縮するイメージをした。それを見た美衣も冴内のマネをして両手の先を凝視して力を凝縮した。優が「二人とも準備はいい!?もう爆発寸前よ!」と言ったので冴内も美衣も身体が爆発しそうだ!と言った。優がせーのでいくわよと合図をする。オーケー!の返事。「せーのぉ!」




 その一瞬、本当にほんの一瞬、辺りは完全に無音になった




 その直後、黄金ワームの身体はその黄金を超える程の光の亀裂が体内から漏れ始め、黄金ワームの身体は風船のように膨らみパンパンに膨れ上がり、もはや限界臨界点に達したところで大音響とともに爆発破裂した。


 黄金ワームは爆散しぶっ壊れたが、宇宙はぶっ壊れることなく冴内一家は見事に第二の試練を乗り越えた。


 部屋中にファンファーレが響き渡り、黄金ワームが出てきた場所には下に降りる階段が出現した。黄金ワームは大樽程もある巨大なボンレスハムを落としてくれた。たまらず家族全員飛びついて噛りつきムシャムシャとむさぼるように食べてゴクンと飲み込んだ途端その場で仰向けに倒れ、まるで虫が殺虫剤を浴びせられて死んでいくときのように手足を痙攣させたが、ピタッと痙攣が止んだかと思うとその場でバネかスプリングのように一切何の反動もつけずに飛び跳ねて立ち上がり3人とも大声で叫びガッツポーズをとった。


「ウマァーーーーーーーーーーッ!!!」

「ウマァーーーーーーーーーーッ!!!」

「ウマァーーーーーーーーーーッ!!!」


 しばらく腹一杯になるまでがむしゃらに食べ続け全員腹が妊婦のようになったが、それでもまだまだたっぷり8割以上もボンレスハムは残っていた。


 一通り満足して階段を降りていつも通り扉と台座があったので、美衣が手を乗せるとやはりいつもの音声が流れてきた。


『・・・えっ?第二の試練を乗り越えちゃったんですか?ウソでしょ?』

「うそなもんか!あんなやつ、アタイ達の前にはイチコロだ!」


 おいおい美衣さん頼みますよ・・・


『いや、あなた達死にかけてたように見えましたが・・・ゴホン、ともあれ、よくぞ第二の試練を乗り越えました。それでは試練を乗り越えた報酬をお渡ししましょう』


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冴内(さえない) (よう)

20歳男性

★スキル:真・チョップLv2⇒統合

★スキル:水平チョップLv2⇒統合

★スキル:ポイズンチョップLv1⇒統合

★スキル:真・チョップヒ-ルLv1⇒統合

★スキル:真・チョップキュアLv1⇒統合

★スキル:大宇宙のチョップLV3(統合後)

称号:試練のチョップ

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冴内(さえない) (ゆう)

20歳女性

★スキル:真・頑丈Lv2⇒真・頑丈Lv3

称号:試練の新妻

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冴内(さえない) 美衣(みい)

永遠の13歳:可憐な乙女

★スキル:真・万能チョップLv2⇒真・万能チョップLv3

称号:試練の英雄

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「おい!なんかいつもよく分からないレベルしかくれないのか!おいしい食べ物よこせ!敵の方がよっぼどいいものくれるぞ!」


『何を言うのですが、この報酬はあらゆる宇宙の中でも一番有難くて素晴らしいものですよ、全宇宙人が望んでも手に入れられない程良いものです、食べ物など、食べてしまったらなくなってしまうじゃないですか』


「なんだと!食べ物の方がすごいぞ!食べたらしあわせな気分になるぞ!でもお前がくれるのはたったのれべるいちじゃないか!しかもちっとも強くなった気がしないぞ!」


『いえ、あなた方は気付いていないかもしれませんが、もはや手が付けられない程の存在になりつつありますよ。恐らく宇宙艦隊規模にまでなりつつありますが・・・まぁともかく今日はもう夜も遅いですしさっさとお帰り下さい。私も疲れました。出来ればもう試練には挑まないでください、あなた方も今日の試練でほとほと懲りたでしょう?』


「いや!まだアタイ達はやるぞ!もっとウマイものを探すためにまた来るぞ!」


『今日みたいに空腹でこの世の地獄を味わいながら死んでいくことになりますよ?』


「ぐっ・・・それでもアタイ達はやめないぞ!もっともっと強くなってウマイものをたらふく食べるのをやめないぞ!」


『ハァ・・・そうですか、まぁ見上げた食い意地根性ですね・・・ともあれお疲れ様でした、いいですか、ここにはもう来なくていいですからね』


「いや!またく・・・」

バシュンッ!


 否も応もなく冴内一家は吐き出されるように外に追い出された。辺りは真っ暗で間もなく夜の12時になろうとしていた。すぐに携帯端末で無事第二の試練を乗り越えたことを伝えたところ、爆発するかのような歓声が聞こえてきた。すぐに戻るが今日は風呂に入ってすぐに寝るのでもろもろの事は明日にしてくれといって通話を終えた。帰りしな黄金ワームの体液でベトベトヌラヌラに濡れた3人組が車道をもの凄いスピードで走り抜けたところ、怖いもの見たさで集まっていた若い男女が乗った車を数台ごぼう抜きで抜き去ってしまった。ますますこの場所は心霊スポットとして有名になりそうだ。


 こうして冴内ファミリーは16時間を超える大激闘の末、第二の試練を乗り越えたのであった・・・

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