表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/3

第三話 2018年8月

第三話 2018年8月


 僕は高校に入学してもう4ヶ月が経とうとしている。

 

 

 僕は中学から続けているテニスを高校でもやっている。僕が入った高校のテニス部はそれなりに強い。だから夏休みもほとんど練習に明け暮れている。



 そうなると彼女との時間は次第になくなっていった。高校生だった僕は別の高校に行った彼女がいない生活にだんだんと慣れていった。



 連絡もだんだんと間隔が空く。

 



 彼女も電車通学だが反対の方向だ。高校入学当時は最寄りの駅で集合したりもした。でも、僕と彼女の生活が噛み合わなくなってきた頃からだんだんと会う回数も減り、それに伴って連絡の頻度も熱も無くなっていった。




 お盆前、突然彼女から連絡が来た。



「もうお別れしない?」



 僕はちょうどテニス部の合宿中でテニスに集中したい時だった。僕はその連絡を見た時、不思議なくらいそれが自然なことのように思えた。何も動揺もしなかった。合宿終わったら考えよう。そう思っている時点で答えは決まっていた。




 そしてお盆に入り、僕と彼女は別れた。

最後は会うこともなく、悲しみに暮れることもなく別れた。



 「また会えたらいいね」なんて交わしながら最後は呆気なく終わりを迎えた。




 別れてから2年がたった。

部活に熱中して、大学受験をするという僕の平凡な高校生活が続いた。




 あの日までは。


今回は第三話になります!


いいね、感想、レビューなどなど

何でも待ってます!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ