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真田竜  作者: 近藤最上
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五、大阪夏の陣

 幸村とリュウは茶臼山から南東、徳川家康の本陣へと飛んでいた。

 途中、地上の徳川軍が攻撃をしかけてきた。

 主な攻撃は弓矢だが、中には鉄砲もあり、鉄砲のいくつかの弾はリュウの身体をかすめた。

 しかしどれもが傷を負うほどではない。

 徳川軍の中に二つだけ攻撃をしてこない隊があった。

 一つは幸村と同じ六文銭の旗。幸村の甥、真田信吉の隊。

 そしてもう一つは、竹に雀の旗、伊達政宗の隊だ。

「政宗も乙な奴だな」

 幸村の言葉にリュウは特に返事をしなかった。

 幸村からは伊達軍の最前列にいる眼帯姿の伊達政宗の姿がしっかりと見えていた。

 政宗はこちらをまぶしそうに見上げていた。

 なぜ伊達軍が攻撃してこないのか。

 その理由はリュウの出自にあった。

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