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私は、母様の趣味(仮)  作者: Ezelu
5/11

初の村?

今回、楓が戦います。

そして始めての異世界人が出てきます!

どうぞご覧ください!

「まず、街でも、見つけなきゃいけないよね〜?、とりあえず、ガヤガヤうるさい方に行ってみようかな?」


 人間ではあり得ない程の聴力を、手に入れた楓は、街などがある可能性の高い、賑やかな音がする方向へと向かって歩き始めた。


 少し歩いたところに、村のようなものがあった。


「お!、あれは村かな?」


 楓は、村にある向かって歩いていった。

 すると、高台に登っていた、緑色で二足歩行をしたこの世界での人?のような者の1人が、「グギャー、グギャー」と、叫び声を上げた。

 すると、村の門のようなところから、武装した緑色で二足歩行の者達が次々と出て来て、楓を襲い始めた。


「えっ?、ちょ、話し聞いて!?、何で急に襲って来るの!?、とりあえず逃げよ!」


 楓は、オリンピック選手顔負けの速さで村から遠ざかるように走り、身を隠した。


「何で、襲って来たのかなぁ?、この耳と尻尾のせいかなぁ?、とりあえず幻想魔法で、耳と尻尾を消して、もう一度行ってみよう」


 幻想魔法で、耳と尻尾を消した楓は、もう一度、村に向かって歩き始めた。



 …数分後



「だから、何で襲ってくるのー!?」


 楓はまた、武装した緑色で二足歩行の者達に追いかけられていた。


「兎に角隠れよう!」


 楓は少し差をつけた後に、木の上に登り隠れた。


「はぁ、はぁ、は〜、私に、問題があるのか…それとも、相手に問題があるのか、相手に問題があるとしたら…そうだ!、神眼を使って見てみよう!」


 楓は、恐らく私を探しているだろう緑色の者達に木の上から視線を向け、神眼を発動させた。



 名前 ――――

 魔物名 ゴブリン

 レベル5

 脅威レベルE

 体力130/130

 魔力30/30

 物攻120

 魔攻10

 物耐130

 魔耐20

 精神15


 スキル

 斧術レベル2




 あ、魔物だったんだ。

 どうりで、話もできずに見つかったら襲われたんだ。

 ところで…


「弱くない?」


 いや、私が強いのかなぁ?

 ゴブリンがこの世界でどのくらい強いのか、分からないから、自分の強さが分からないなぁ〜

 相手の強さが自分よりも弱いことが分かったから、もう逃げなくていいね。

 魔物のなんだし、殲滅させても、いいんだよね?魔法とか使うのに、ちょうど良さそうだし。

 と言うことで、


「殲滅しちゃおっか!」


 まるで掃除のような掛け声と共に、楓のゴブリン殲滅作業が始まったのだった。





 ――――――――――――――――――――――――





「ふ〜、やっと半分くらいか〜」


 楓は今、村の外に出て、木の上で休憩をしていた。

 休憩をする前までは、半分、掃除感覚でゴブリン達を殲滅していった。

 半分くらい殲滅した頃には流石に、ゴブリンを倒すのが、めんどくさくなって来たので、休憩がてら、ステータスボードを見ることにした。


「殲滅している最中に、何回かアナウンスが流れて来たけど、何か増えてるのかな?」


 と言って、楓はステータスボードを開いた。




 名前 狐好 楓

 種族 神幻狐

 レベル7

 体力53000/53000

 魔力54000/53999

 神力27000/26800

 物攻32000

 魔攻34000

 物耐33000

 魔耐34000


 種族スキル

 不老不死

 分身レベル8


 スキル

 剣術レベル3(NEW!)

 刀術レベル3(NEW!)

 抜刀術レベル2(NEW!)

 レベルアップ効率倍加


 上位魔法

 火炎魔法レベル2

 幻想魔法レベル4


 魔法

 基本6属性魔法レベル3

 空間魔法レベル2

 時間魔法レベル2


 神言

 *******(封印中)

 神眼


 称号

 女神の趣味

 女神の溺愛

 女神の狐っ娘

 神に近き者

 女神に悩まされる者

 神への修行を始めた者

 女神の手紙





 お〜、剣術と刀術、抜刀術が増えてる。

 魔法もちょくちょく使ってたからレベルが上がってる。でも幻想魔法のレベルは、何で上がってるんだろう?

 …あ!、耳と尻尾を幻想魔法で、消したままだったから。維持のために、ずっと発動してたのか!、このままでも、あんまり不便じゃないし、このままでいようかな?

 でも、魔力の減りが無いのは、私の魔力が多いからかなぁ?、それとも、魔力回復が、早すぎるから減りが無いのか…

 神力が減っているのは、神眼を使ったからかなぁ?

 今日は、神眼を二回使って、神力が200減ってるから、神眼一回で神力100か〜、レベルアップする前だったら、割に合わなかったなぁ〜、神力は、回復が遅いみたいだし。

 今さらだけど、レベルアップでの、ステータスの上がり方おかしくない?、レベル1の時の、10倍はあるよ!?、これが、称号による効果かなぁ〜、称号の内容は、おかしいけど、効果は凄いなぁ〜

 ひととおり見終わったかな?


「よし、休憩も充分とったし、そろそろ再開しようかな!」


 楓はそう言って、残りのゴブリンを殲滅しに行った。





 ――――――――――――――――――――――――





 私はミラ、小さな頃からの友達の、カムと一緒に冒険者をやっている。最近ランクCに上がり、今日は、最近発見された、ゴブリンの村を、壊してくると言うCランクのクエストを受けた。だから今は、クエスト中だ。


「なーミラ、今日は、最近見つかった、ゴブリンの村を壊しに行くんだっけ?」


「そうよ、ゴブリン1匹は、脅威レベルEの魔物だけど、村ほどの大きさで集まると、脅威レベルは、Cにまで上がるんだから、カム、気を引き締めてかかりなさいよ?」


「分かってるよ!、でも、結局は、レベルEの魔物だろ?、冒険者ランクCの俺達がやらなくても、いいんじゃないか?」


「何でも、今回のゴブリンの村は、相当でかいらしいのよ、ギリギリレベルBに届かないくらいのね」


「へ〜、ま、何とかなるでしょ」



 冒険者達は、そのまま、ゴブリンの村の目撃情報があった場所へと向かった。

 ゴブリンの村に近づくにつれて、村の全貌が明らかになり、その村の大きさに冒険者達は驚いていた。


「おい…、でかすぎないか?」


「…そうね、一旦引き返して、もっと準備を整えた方がよさそうね」


「そうだな…」


 引き返そうになったその時、村の真ん中から、巨大な火柱が立ち上った。


「えっ?、何?」


「おい!、行ってみよう、もしかしたら、危険な、魔物が出たのかもしれない、確認して行こう」


「…そうね…」


(今日が私の命日になるかもしれないわね…)


 火柱が、収まった村の中に入って行くと、村の真ん中に、1人の少女が、立っていた。


「あちゃー、予想はしてたけど、火炎魔法は強すぎるなぁ〜、全部炭になちゃった…、あっ!」


 その少女が、私達に気付き近づいてきたため、私達は身構えた。


「あ!、そんな身構えないでください!、私人族ですから!、いや、今は違うから、人族じゃないのかな?」


 などと、ブツブツ言い始めたので、警戒を強めた。


「あ、まだ自己紹介をしていませんでしたね?、私、狐好 楓って言います、ところで、ここ何処ですか?」


 それが私と、狐好 楓の出会いだった…














読んでくださりありがとうございました。

次回、本当の街に行き、冒険者登録します!

お楽しみに!

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