神幻狐
ついに、楓のステータスが明らかに!
ついでに、楓のお母さんのステータスも明らかに!
どうぞお楽しみに!
「楓、ステータスって言ってみて?」
「?、分かった。ステータス!」
ステータス!、と、言った瞬間に、目の前に色々書かれているボードが、飛び出してきた。
「わ!?、なんか出た!?」
「それ、ステータスボードって言うのよ、覚えておきなさいね?、で?、何て書いてあるの!?」
そこに書かれていたのは…
名前 狐好 楓
種族 神幻狐
レベル1
体力4000/4000
魔力4000/4000
神力2000/2000
物攻2500
魔攻2500
物耐2500
魔耐2500
精神1000
種族スキル
不老不死
分身レベル9
上位魔法
火炎魔法レベル2
幻想魔法レベル3
神言
*******(封印中)
称号
女神の趣味
女神の溺愛
女神の狐っ娘
神に近き者
火魔法は、分かるけど幻想魔法って何だろ?
何で魔法も使ったことのないのに、レベルが上がっているの?
神言が、封印中って何?
など、見た時思ったが、やっぱり一番は、
「しょ、称号が…」
「?」
まず、半分以上が女神関係なのは、どう考えても、この人のせいだろう。
次に、<女神の溺愛>は、まだ愛が、感じられるからいいと思う。でも、<女神の趣味>と<女神の狐っ娘>は、どう考えても、ふざけてるよね!?
は〜、まぁいいか、考えてても進まないし、はぁ〜
[称号、<女神に悩まされる者>を獲得しました]
「……」
称号とかってさ、簡単に取れちゃいけないと思うんだけどさ、何で取れちゃうの?
「で?、で!?、どうだった!?」
「…はぁ〜、まず、火魔法と幻想魔法があったよ、種族スキルに、不老不死と分身があった。あと、神言は、封印中だって」
「神言は、そのうち解放されるわ。…幻想魔法ね〜、それと種族スキル?、楓の種族、もしかして人族じゃないの?」
「?違うよ、お母さんが私を神幻狐にしたんじゃないの?」
「違うわよ?、多分、耳と尻尾をつけたからでしょうね〜。人族だって神が作ったわけだし、新しい種族も簡単に作れるんじゃない?」
神様にとっては、種族を作るのも簡単なのか〜、でも、それって結局はお母さんのせいなんじゃ…
何か喜んでるし…
「ま、スキルとかって、多い方がいいでしょ?」
「ん〜、絶対とは言えないけど、そうね〜、ちょっとステータスボード私にも、見せてくれる?」
「分かった、けど、どうやってみせる?」
「えーと、じゃあ、お手本を見せるわね?ステータス!、まずステータスボードを出して、それから〜、相手の名前を言って、こう言うのよ。狐好楓ステータスボード観覧許可!」
「わっ!、急にもう一つ、ステータスボードが出てきた!」
「それが私のステータスボードよ〜、見比べてみてね〜」
私も、狐好紅葉ステータスボード観覧許可!と言い、お母さんに、ステータスボードを見せた。何か言っていたが、私の耳には、届かなかった。
だってお母さんのステータスボードには…
名前 狐好 紅葉
種族 真夜猫獣神
レベル―――
体力∞/∞
魔力∞/∞
神力∞/∞
物攻∞
魔攻∞
物耐∞
魔耐∞
精神∞
種族スキル
夜猫眼レベルMAX
不滅
上位スキル
剣聖術レベルMAX
暗殺術レベルMAX
スキル
剣術レベルMAX
双剣術レベルMAX
気配察知レベルMAX
隠密レベルMAX
レベルアップ効率倍加
上位魔法
上位基本6属性魔法レベルMAX
時空魔法レベルMAX
虚無魔法レベルMAX
複合魔法レベルMAX
無詠唱
魔法
基本6属性魔法レベルMAX
時間魔法レベルMAX
空間魔法レベルMAX
神言
概念・神夜
神眼
称号
元女神の趣味
元女神の溺愛
元女神の猫っ娘
神になりし者
元SSランク冒険者
えっ?、強くない?
持ってるスキル、全てレベルMAXになってるじゃん!?
しかも種族、夜猫神って何?お母さんも、私みたいなことになってたってこと!?称号も同じだし…
冒険者って何処でやってたんだろ?
「お母さんの種族、真夜猫獣神って何?、後称号も」
「あー、それね〜、私も前の女神様に、今の楓と同じ状態にされちゃってね〜、ほら」
その後すぐに、お母さんの、頭から耳が生え、お尻から尻尾が生えてきた。
「お母さんも耳と尻尾、あったんだ!?」
「そうなのよね〜、その女神様は、猫っ娘が大好きらしくてね〜、つけられちゃった!」
お母さんも、同じ目にあってたんだ、でも何で、私の種族が変わったって分かった時、喜んでたんだろ?
もしかして…
「ね〜お母さん、もしかして…耳と尻尾をつけたら、種族が変わること、知ってた?」
「ぎくっ、な、な、何のこと、私は、種族を変えることで、私と一緒に居られるなんて思ってないよ!?」
あ〜、これ絶対知ってた感じだわ〜
「ぷっ!、あははは!、お母さん慌て過ぎだよ〜、まず、問題と答えが噛み合ってないよ?」
「…ふふ、そうね、私、慌て過ぎね、さっきの答えだけど、もちろん知ってたわ、やった理由はさっき言ったけど、楓と一緒に居たいから、勝手に種族変えてごめんなさい…」
「も〜、いいよ〜、謝んなくて。だって私と一緒に居たいからしたんでしょ?、だったら、これから一緒に楽しく過ごそうよ。ね?」
「…そうね、楽しく過ごしましょうか!、ただ、一緒に過ごすのは、もう少し、時間がかかりそうね〜」
「ん?、どう言うこと?」
このままじゃ、ダメなことってあるだろうか?私じゃ、何も思いつかない。
「えーとね〜、私が神で、結構強いのは、知っているでしょう?、この空間は、神しか、本当は存在できないの。だから、楓には修行してもらわないといけないのよね〜」
「…修行って何をするの?」
「あっ、多分、考えているような、修行じゃないわ、これから、異世界に行ってもらうだけだから、そこで、神になるまで、頑張って!、後、異世界は、ライトノベルによくあるような世界だからね?異世界にいる間は自由だから、のんびりと頑張ってくればいいのよ?、分かった?」
あ、異世界に行くの。てっきり、滝にうたれたりするのかと思った。
でも、神になるまでってキツくない?
ま、頑張ってみるけど…
「それって、いつ行くの?」
「今すぐにでも行けるわよ?」
あ、今すぐ行けるんだ?
「じゃあ、そろそろ行こうかな?」
「もう行っちゃうの?だったら、最後にプレゼントをあげるわね?」
と、お母さんは言うと、私の裸だった身体に、一瞬で着物を着せて、可愛いい!と言いながらはしゃいでいた。
「これで完成ね!、えーと説明するわね?、まず、この着物!。狐っ娘には、着物だと思うから作っちゃった。これの性能は、汚れないことと、動きやすくしてあること、後、壊れないし、防御力もそれなりに強いのよ〜、あ、これ神器だから、後この神器の刀もあげる」
着物にしては、高スペック過ぎなのではないのでしょうか?、何なの壊れないって。着物の神器なんて聞いたことがないよ!?、刀の説明雑すぎでしょ!?
「次に、楓のステータスボードに、スキル、レベルアップ効率倍加と、魔法、基本6属性魔法、空間魔法、時間魔法、それと、神言に神眼を足しておいたからね〜、気になったら、神眼で調べてみてね?、それで分かるはずだから」
お母さんのステータスボードの中にある、今貰えたものは、前の女神様にお母さんも、貰ったのかな?
それにしても色々貰いすぎだと思うなぁ
「お母さん、貰いすぎじゃない?」
「いいのよ〜、これくらい。私も同じ状態だったから」
「そうなんだ…、じゃそろそろ行くね?」
「分かったわ〜、じゃあ、目を閉じててね?」
私は、お母さんの言う通り、目を閉じて待った。
そして、気を失った…
お読みくださりありがとうございました!
楓の行く異世界はどのような世界のでしょうか?
次回、お楽しみに!