馬瀬と鹿野
(うわああ遅刻する!あ、休もうかな…)
馬瀬はクルッとなを発動した。
「お前!なに進行方向変えてんだよ!!」
鹿野はすかさずつっこんだ。
「鹿野…ナイスつっこみや」
「エセ関西弁やめれ」
とか言う会話をしながら、
馬瀬と学校へ猛ダッシュした。
それはもうしんどくて内蔵が出そうなほど、
(いや馬瀬はそうかは知らんが)
まあ、2、3分遅刻したけど。
あの馬瀬のクルッとするやつさえなければ…
と思いながらぐっと我慢した。
「お前らは2人してなに遅刻してるんだ」
担任の先生に放課後呼び出された俺らはそう切り出された。
俺はここぞとばかりに
「今日は馬瀬くんがなんていうかクルッとして…」
なぜか上手く伝わらない
必死に先生に身振り手振り教える
俺は思った
(今朝の馬瀬が上手く伝わらない…)
でも絶対しけると思ったので言わなかった
「いや、そんなことよりもっと早く出ればいい話だな」
と急に正論を言い始めた馬瀬にきれそうになりながら
それはたしかになので
「たしかに…」
とLINEのスタンプでありそうな苦渋の顔をしながら言った。
「一昨日の遅刻した理由は?」
あ、一昨日も遅刻したんだ(笑)忘れてた
「あれは鹿野が中二病爆発させたんすよ」
「ばっか///おま、ばか、おまえ〜」
そういえば一昨日は地球が滅亡する(予定)の日だったので、儀式をしながら学校へ行こうとした
(儀式の内容を説明すると3000文字くらいいるのでやめておきます)
そこでちょうど馬瀬と会ったから手伝ってもらって…
俺は断じて中二病じゃない
だって右腕うずいたりしないもん
ちょっと地球に結界はろうとしただけだもん!
あ、今の声に出ちゃってた焦
先生は呆れながらにがにがと
「今度、遅刻したら親に電話だから」
「えっ」(ママに怒られる…)
今日初めて2人の心は1つになった