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「蜜蜂と遠雷」 恩田陸

ピアノコンクールを舞台にした、コンテスタントたちのお話。

音の世界を文章にする、というのはこういうことか、と。

美しく多彩な音が、この作品にはたくさん詰まっています。

たとえば雨がトタン屋根を叩く音だったり、蜜蜂の羽ばたく音だったり。

そして音は物語でもあり、色にも景色にもなります。

たくさんの音楽を、文章という表現のなかで聴いた思いです。


ここに出てくる風間塵というピアニストが巻き起こす奇跡が他のピアニストにも影響を与えていくのですが、こういう出会いができる人というのは幸せだなと思います。

風間塵のキャラクターが、また純朴でいいのです。

他にも亜夜や明石のお話も泣けますね。


美しい音楽で心が揺さぶられるというのを疑似体験した気分になりました。

やはり音楽っていいものだなと思いました。


それにしても作者の音楽知識がすごいです。

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