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「ランチのアッコちゃん」 柚木麻子
何年か前に話題になってた本でしたが、オススメの理由は読んで納得でした。
元気が出るビタミン小説という紹介文はまさしく!
スカッとして癒される、そんな一冊です。
お話はよくある職場の出来事をメインにいろいろな悩み事を解決していくといった物語です。
ここで出てくるアッコさんという主人公三智子の上司がとってもカッコイイ!
アッコさんというと、あっちのアッコさんとかこっちのアッコちゃんとか想像しますが、その両方を兼ね備えているのがこの作品に出てくるアッコちゃん。
恋人と別れて元気のない三智子にアッコさんが持ちかけたのがランチの交換。
三智子が弁当を作っていく代わりにアッコさんは自分のランチを教えて行かせるのです。
そこで出会ったランチに元気をもらっていく彼女の様子に、こちらも気持ちがよくなりますね。
アッコさんメインでないほうのお話もとてもよかったです。
明日も前向きに頑張ろうと思える小説でした。




