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「二日月」 作 いとうみく 絵 丸山ゆき

今年の小学生の課題図書になっている本。

子供が借りてきたのに、案の定読まずにほったらかしてたのを、代わりに私が読むという……。

いやしかし、これがなかなか良い本で、大人が夢中になって読んでました。


杏の家に、ある日妹が生まれます。けれど、妹の芽生はミルクを吐いてばかりで小さいまま。ママは芽生につきっきりで、杏は寂しい思いをすることになります。

そして芽生が長く生きられない病気かもしれないことを知ります。


杏の揺れ動く気持ちがとても丁寧に描かれ、共感します。

まだ小学生の杏は、本当はまだお母さんに甘えたい年頃。でも妹が病気で、そんなことも言っていられない寂しさとか、妹がいることで味わう喜びとか、いろんな複雑な感情が描かれていきます。

確かにこういう本を子供に読ませたいと思わせられるいい本です。

しかしなかなか小学生でこの本を好んで読む子は少ないのかもしれないなんて思いました。

でも読んで欲しい本だな~と、大人の私は思っております。


……と思っていたら、うちの子読み始めてました!

そう。読み始めたらするする読める本なのです。


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