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「君の膵臓をたべたい」 住野よる

2016年本屋大賞第2位作品。


まず、タイトルがうまいですよね!

君の膵臓をたべたい、なんてどういうこと? どういう意味? と読者の興味をひきます。

でも、内容は切ない青春ストーリー。

最後まで読んで、タイトルを振り返ると泣けます。


物語は自己完結主義な地味な主人公と、クラスの人気者の女の子桜良の交流を描きながら進みます。

実はこの桜良、一見元気だけれど、もうすぐ死ぬ病気を患っています。

その秘密を共有したことで、主人公と桜良は仲良くなっていくんですが、なかなか面白かったのは、主人公の名前を最後まで明かさない書き方。

やはりなぜ名前を秘密にしているのかなと興味をひきますね。

文体はポップで読みやすいです。

ちょっと中盤長く感じて飽きてきましたが、ラスト間際は一気読み。

彼女の気持ちと主人公の気持ちの変化が切なくて泣けてきました。

タイトルに込められたいろんな意味を考えると、なかなかすごいです。

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