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「悪の教典」 貴志祐介 ※

蓮実聖司という高校教師が主人公。実はこの人、とんでもない殺人鬼。


学校という世界に表面は聖職者だけど、中身は殺人鬼という存在を入れたらどうなってしまうのかというお話。




当然、羊たちは次々に生贄になっていきます。


しかし、この蓮実という人間が、ただの殺人に快楽を求めるような存在でないというところが不気味な魅力を醸し出してます。


およそ人間的思考の一番大事な部分が欠落しています。


人間の皮をかぶった化け物。


そんな彼を、作者は圧倒的筆力で描いていきます。


後半、エスカレートして歯止めのなくなった彼の化け物ぶりはものすごい!!


残酷なんですけど、読むのがやめられない。


文句なく面白い小説でした。


少しだけ残念だったのは、最後のトリックが読めてしまったこと。これがなければもっと純粋に楽しめたのですが……。




ちなみに同氏の「新世界より」もすごいです!!


超絶おすすめします♪


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