酒場
稚拙な文章ですがよろしくお願いします。
下町にあるとある酒場。そこはどちらかというと、素行に少々問題がある者達が集まる店らしい。
只、だからといって無法地帯かというとそんなことはなく、荒くれ共が集まる内に暗黙のルールと呼べるようなモノが出来上がり、独特の雰囲気が出来上がっている。
「おい、ナッシュ、ガンツ聞いたか?ラムサス砦が落ちたらしいぜ!」
「あん?あそこはシルコ王国の要だぜ?コチュ王国が急襲でもしたのか?」「…それが落としたのは荒鷲の団らしい」
「! 傭兵団なんかに落とされるような規模の砦じゃ無いんだがな」
「なんでも最近団長が変わったらしくてそいつが凄腕を何人か連れて来たらしい。」
「ベン、らしいとか言ってる割にはずいぶん詳しいじゃねぇか?」
店内を見渡せば、どのテーブルもこの話題一色だ。
「傭兵団が砦を手に入れでも維持なんかできんのかね?」
「常識で考えたらまず無理だが…」
「だが?」
「もし出来るってんならシルコ王国は近い将来なくなるかもな。」
「なくなる?」「シルコ王国がラムサス砦をすんなり奪回すりゃ隣国は動かんと思うができなきゃ一気に攻められるぜ。それにそれだけ弱体化してるなら他の傭兵団はシルコ王国には着かんだろうしな…」
「…それに荒鷲の団が返り討ちにするようなら他の団や近隣の街が荒鷲に付くかも知れん…そうなりゃ国が割れる!」
「…俺達はどうする?」
「しばらくは様子見だ。…で、実際に国が割れるようなら荒鷲じゃねぇが俺達も一旗あげるぞ!」
「…わかった。 じゃあ俺は俺なりに根回しをしておくよ。」
ナッシュはそう言うと自分の酒代を置いて店を出て行く。
「なら俺も、隣国の情報を集めてくるぜ。」
ベンが立ち上がる。
「あんまり派手に動くなよ?」
ガンツはそう言うとナッシュが置いていった金を持ってカウンターに向かう。
「お前の分は奢ってやる」
そう言うと清算を済まし店を出る。
彼らはまだ知らない
このラムサス砦の攻防が世界を巻き込んだ乱世の始まりだと言うことを…
行き当たりばったりで書いております。




