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世界の英雄が異世界に旅立つようです  作者: 朝倉 翔
第一章 張り切って行きましょう‼
8/30

閑話 第一異世界人発見‼ リーシャ編

10話ぐらいまで1日投稿頑張ります‼


私は走っていた。それはなぜか。理由はレッドベアーの鳴き声を聞いたからだ。レッドベアーはランクDの魔物だ。私はその魔物の討伐をギルドから依頼されてこの森に来た。最近この森は盗賊も出るようになり物騒になってしまった。私は声が聴こえた近くに来た。そして血の匂いがした。


「ここですか‼」


私は草むらから飛び出した。まず目に付いたのは男。彼は珍しい黒髪に黒目で全身黒い服を着ていた。彼はこちらを向いて戦闘体勢で待ち構えていた。私は咄嗟に剣を構えた。しかし直ぐにきずく、目の前の男から殺気を感じないことに。私は構えを解いた、しかし剣先を向けたまま少し警戒しながらも聞いた。


「貴方は、誰ですか?」


帰ってこないと思っていた。盗賊なら無言で襲い掛かってくるからだ。しかし私の問に対して答えは帰ってきた。


「俺は杉崎慎吾だ。杉崎が名字で慎吾が名前だ」


スジサキ・シンゴ。彼はそう名乗った。聞いたことがない名前だった。名字と名前も反対だった、しかし東の方にそう言う風習があったはず。訝しげに考えていると。彼から言った。


「俺は答えたぞ、あんたは誰だ?」


私は答えた。


「私はリーシャ・B・ウインチェアーです。貴方は何者ですか?なぜこの森に?この森は今レッドベアーがいます。すぐさま立ち去りなさい」


そう、ここにはレッドベアーがいるのだ。こんな剣も持っていない人がいてはいけない場所だ。私はそう言ってここから離れるように言った。しかし彼は、慌てるでもなく手を後ろに向け言った。


「そうしたいんだがな、あいにく道がわからん。それとレッドベアーてのはこの熊か?」


怪訝に思ったが私は彼が指を向けた方を見た。そこに居たのは、倒れ付したレッドベアーだった。私は驚愕した。ランクDのレッドベアーが倒されていた。私はレッドベアーに駆け寄った。どうやって、倒されたのか知るために。剣や槍、魔法で倒されたらすぐわかる。しかしそんな傷は一つもなかった。あるのは陥没した頭だけだった。私は思わず口に出していた。


「そんなレッドベアーが討伐去れたなんて‼ランクDの魔物ですよ‼それが簡単に、しかもこんなに外傷も無いなんて‼一体、誰が…ッ!」


答えは、何気無くさらっとわかった。


「そいつを倒したのは俺だぞ?後亜種だったぞ」


倒したのは彼だった。しかもこのレッドベアーは亜種だと答えた。レッドベアーの亜種はランクCに入る。それを素手ですってっ!あり得ない‼


「亜種ですって‼それが貴方は見たいな人に倒せるわけがありません‼」

「いや、事実なんだが…」


彼は、困ったような顔で答えた。そんなはずない‼まさかッ!


「…ッ!解りました。貴方が最近現れた盗賊ですね‼覚悟ッ!」


盗賊ならここで倒す‼私は直ぐに構えた。構えは【ウインチェアー流剣術・突風】放つは、突き‼私は彼に向かって剣を突いた。彼は構えすらとらないは「とった‼」と思った、しかし彼は


「何でそうなる…」


と言葉を残し体を捻って突きを交わした。そして、カンウターをするでもなく


「落ち着けって、俺は盗賊じゃないぞ。まず名前なんてなのならいだろ」


と説得をしてきた。盗賊が白々しい‼私は、剣を突きを払いながら言った。


「うるさい‼貴方の名前が本名である補償はない‼」

「聴けよ‼」


しかし当たらない‼私の剣術が‼だった‼私は彼から距離をとった。そして自分の切り札をきる。


「【風弾(ウィンドウショット)】‼」


それは魔法。私のウインチェアーは風魔法を得意としている。私の切り札は風魔法‼彼は驚いた、そして笑った。ひらりと交わした。私は驚いた。魔法の中でも回避が難しい風魔法を交わしたなんて‼だったら数で押し切る。私は【風弾】の量を増やした。しかしそれすらも彼は交わした。何で!何で‼


「何で当たらないのですか‼」


彼はを見る。彼の目は私を見ていた、いや私を観ていた、まるで観察するように。私は怖くなった、そしてその恐怖を振り切るように唱える。


「【風硬槌(ウィンドウハンマー)】‼」


点がダメなら面で彼を叩く‼しかし彼は私の方に接近していた。だけど、甘い‼私はもうすでに次の手を打っている‼彼は【風硬槌】をガードしようと手をクロスさせた。しかし、威力は極限まで弱くしてある。彼はきずいてこちらを見た。もう遅い‼私は構える。交わされた、

【ウインチェアー流剣術・突風】をそして魔法を。


「【疾風疾走(スピードブースト)】‼」


私の突きは風を纏い私の体も包む。風の力を使い加速した。今度こそ当たる‼しかし、当たる直前で

バシッ‼

そんな音と共に私の剣が止まる。私は驚いた。彼の手が私の剣を挟み込んで止めていた。私は言葉を放つ前に少しの衝撃が私を襲い私は闇に落ちた。

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