ギルド創造者が降臨しました… 前編
俺はこれでもかと嫌な顔をしているだろう。だってギルド長だよ?ギルド創造者だよ?絶対面倒事だろう。彼女は俺の嫌な顔を完全無視。手で座るように促した。しかし俺はそれに抗う‼なぜなら俺は、俺だから‼俺はバッ!と振り返りながら言う。
「こんなところにいられるか!俺は帰らせてもらぶへぇ!」
「まぁ落ち着け」
なぜだ?なぜ動かない‼そしてなぜ手足が寒い。俺は自分の手足を見るそこには、氷でできた鎖だった。なぜ氷がある‼魔法か?しかし魔法属性には氷なんてなかったぞ!俺は手足の鎖をジャラジャラ言わせて引っ張る、うん取れない……。そんな俺の姿を見てギルド長さんは自慢げに言った。
「君ではその【氷鎖】を外すことはできないよ。外してほしいなら、話を聞こうか?」
カッチーン‼だったら本気でやってやんよ‼俺は四つに分散していた力を一つにまとめた、それを使ってまず右手首についてる鎖を引っ張る。パキンッ‼そんな音と共に千切れた鎖(枷の部分はついてます)自由になった手でさらに左手首、右足、左足と鎖を引っ張るするとまたパキンッ‼と千切れる。俺はギルド長のほうを見てどや!とどや顔をした。しかし、ギルド長は少し驚く様子を見せたが、すぐに笑みを取戻した。そしてこちらに指を向けた、そして、唱える。
「【二重・氷鎖】ッ‼」
「なんじゃぁこりゃぁ~‼」
出てきたのはまたもや氷の鎖、しかしさっきの倍つまり二つの鎖が俺の体に巻き付く‼そしてまた、ギルド長は唱える。
「【筋力増加】‼」
そして鎖を持ち、引っ張る。なんつう力だ‼俺は踏ん張り一歩前に出る。しかしそんな抵抗は無駄であった。最初に出ていた鎖が溶け俺の足元に撒かれていた。それにより、俺はツル‼と滑った。そしてズリズリ引きずられる。
「いやぁぁぁ‼おらさ、田舎にかえるだーー‼」
「えーい‼うるさい‼往生際が悪い‼おとなしくしろ!‼」
「誰か助けて~‼犯される~‼」
「……攻撃魔法でもぶっこむか?」
「………………」
「急に黙ったな…」
俺は叫んだが、攻撃魔法を持ち出されたら黙るしかない。それは回りを鎖で巻かれながら、歩いていった。屈辱だ……。そしてソファーに座る。座ると鎖はこつぜんと無くなった。俺は自分の服を見る。うん濡れてないな、しかしさっきは濡れてなのに何故に濡れてなかったんだ?魔法って不思議。
さてさて、いったい何のようだ?何かしたっけ?……なんもしてない、つーか来てからまだ2日だよ。なんもできねーよ。しょうがない聞こう。
「それでギルド長兼創造者様はいったいどうゆうご用件でしょうか?」
「私はな君に興味があるんだよ」
「えっ!告白ですか‼すいません無理です‼さすがにかけ離れた女性はちょっとねー」
「そっちもあるが、違う。そうだな……質問を変えよう。君はいったい何者だ?」
「俺は…おれだーー‼」
「そうだな。で、君は何者だ?」
「だから、俺は俺だ」
「フム。私がギルドを創ったのはあらゆる情報を集めるためだ。情報は武器だ、ある方が良い。しかし君の情報は全くない。どこで生まれ、いつ生まれ、どのように育ったか、親は?家族は?全く無い。ぽっと出てきた幽霊のような存在、それでいてレッドベアー亜種を素手で倒し魔力量S魔法属性オールA。なんだその化け物は。だから調べるためにこうして来たんだよ。敵対するなら殺してしまうたまにね。それではもう一度問う。君は何者だ?」
「……はぁ~。俺は異世界の英雄だ。能力は神の贈り物だよ。証拠もあるぞ」
「バカらしいが証拠があるなら見せてもらおう」
俺は自分のカバンから神フォンをとりだし渡した。ギルド長はそれを受け取り、正面から見たり、左右から見たり、ひっくり返したりしていると、メールが来た。ギルド長ビック!てなってた、笑いそうだったけど耐えたよもちろん。俺はそのメールを開いてざっと読む。そして無言でギルド長に渡す。ギルド長はいぶかしげにこっちを見たがメールを読んだ。そして顔を驚愕の色に変えた。内容は
『こんにちは、ギルド長兼創造者であるウォフ・D・マナフ殿。私はそのシンゴ・スギサキをその世界に送った神である【ユー】と申すものです。彼は世界征服とか考えていないのであしからず。今後ともその子をよろしくお願いします。 ps シンゴ君どう?君の望みは叶いそうかな?』
と書いてあったこれで信用するのか?わからん。俺は盛大にため息をつく。




