雨涙
掲載日:2014/03/06
雨に濡れるは君のカラダ
せめて君の傍に居させて
灰色の暗い空の下
一人君は空を見上げる
「風邪引くよ」なんて言えなくて
伸ばした手は虚空を掴む
露できらきら光る瞳は
誰を見ているのか分からないけど
雨に濡れるは君のカラダ
冷えた手に触れられないのならば
これ以上は望まないから
せめて君の傍に居させて
後悔と傷に潰されて
これはきっと君の贖罪
「帰ろうよ」と言いかけた口
その孤独に言葉をなくす
寂しく気高いその姿は
安易な救いなど求めていない
雨に濡れるは君のココロ
弱さと強さを背中に負って
僕は静かに傘の下で
君をここでずっと見守る
不意に振り返る君の姿
僕はちゃんと上手く笑えてたかな
空が零してく光るナミダ
君の代わりに泣いているみたい
重荷を分け合うことよりも
僕はここにいる 気づいて
雨に濡れるは君のカラダ
冷えた手に触れられないのならば
これ以上は望まないから
せめて君の傍に居させて




