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08 勉強会前

しばらくそのまま目的地に向かって歩いていると、流石に汐音と茉莉は違和感を抱き出した。


「ねぇ、汐音の友達の家ってもしかして…」

「やっぱり同じだと思う?」

「うん」

「だよなぁ…。なんか聞いてた?」

「何にも、『テスト前だから勉強会するから』って誘われただけ」

「俺も同じ」

「まぁ、汐音ならいっか」

「…。えっ?それってどういう…。」

「あっ、そろそろ着くね。」


何となく誤魔化された気がする。


────────


晴達の家に着いた汐音達はインターホンを押した。


「おーい、待ってたぞー」

「いらっしゃーい」


声が聞こえた方を見てみれば、晴と霧雨が2階のベランダから手を振っていた。


「ちょっと待ってて、今鍵開けるから」


少し待っていると

ガチャ

と音がして扉が開いた。


「「二人ともいらっしゃい」」


「「お邪魔します。」」


はいこれ。と汐音は晴に買ってきたばかりのお菓子を手渡す。


茉莉はというと、

「霧雨ちゃん、誰か来るなら先言ってよねー、びっくりしたんだから。汐音じゃなかったら怒ってるところだったよー!」

「ふーん、汐音くんなら大丈夫なんだ」

「そ、そういう事じゃなくて」


…元気なようで何よりだ。汐音はそっと聞かないようにした。

「汐音くんじゃなかったら怒ってたんだとよ。」

「うるさい。俺は二人の会話なんて何も聞いてない。それよりもお前が誘ってくれた時ににやにやしてた理由がやっと分かったよ」

「まぁ、サプライズって事で、なかなか魅力的だっただろ?」

「まぁ、そうだけど…」

「ところで汐音さんや、お菓子の量が多すぎやしません事?俺今甘いもの控えてるところなんだけど…」

「まぁ、今まで茉莉が来るのを黙ってた罰という事で。甘んじて受け入れなさい。」

「お菓子だけに?」

「やかましいわ」


──────────


和室に案内された汐音達は勉強を始めるのだった。

汐音と茉莉はいつもより勉強のペースが落ちていたのは本人達は気がつかなかった。

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