20 遊園地③
晴「やっと復活してきたかも」
霧雨「私はもうちょっと休みたいかも」
晴「霧雨は俺が見とくから二人とも好きなところ行ってて良いよ。霧雨も復活してきたら連絡するから。」
汐音「うーん。茉莉、どうする?」
茉莉「晴君もそう言ってくれてるし、どっか行こっか」
汐音「分かった。晴、何かあったら連絡してな」
晴「おう。楽しんでこいよ」
汐音「何処行く?」
茉莉「…もう一回行きたいんだけど」
汐音「そういうと思ってた。ちょうど俺も行きたかったから行こっか」
茉莉「うん!」
そう言ってもう一度ジェットコースターに向かっていく二人は、まるでバケモノを見るかのような目で後ろから見られている事に気が付かなかった。
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茉莉「楽しかった〜」
汐音「まさか2回も追加で乗るとは思わなかったなぁ」
茉莉「え〜、汐音もノリノリだったじゃん」
汐音「バレてた?」
茉莉「そりゃもちろんバレますとも、何年一緒にいると思ってるんだ〜」
──ピロン──
汐音「あれ?晴からだ。」
茉莉「晴君?何て?」
晴『そろそろ霧雨も復活してきたから合流出来そう。どの辺いる?』
汐音「だってさ」
茉莉「それじゃあ、そろそろ霧雨ちゃん達のところに戻ろっか」
汐音「うん、そうしよう」
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晴「おーい、こっちこっち」
ベンチから少し移動した屋台側のテーブル席に移動していた晴達と合流する。
晴「二人とも楽しめた?」
汐音・茉莉「「うん」」
晴「それは良かった」
霧雨「茉莉ちゃんごめんね〜。汐音君もごめんね。折角の遊園地なのに。久しぶりのジェットコースターで昔と大分違う感じで酔っちゃった。」
茉莉「私は汐音と回れたし全然大丈夫!霧雨ちゃんは大丈夫そう?」
汐音「俺も楽しめてるし大丈夫だよ。体調は大丈夫?」
霧雨「体調は大分良くなってきたところ。もう全然動けるよ!」
晴「よし、じゃあジェットコースター乗ろっか」
霧雨「お兄サイテー」
汐音「お前までまたダウンするだろ」
茉莉「霧雨ちゃんがかわいそー」
晴「四面楚歌すぎる」
汐音「自業自得だな。それはそうと、観覧車とかなら大丈夫そう?」
茉莉「良いね。私も乗りたい。ここ標高高めだからきっと景色良いだろうし」
霧雨「観覧車なら私も大丈夫そう」
汐音「よし、じゃあ観覧車にするか」
晴「俺の意見は?」
霧雨「お兄なら気にしなくて大丈夫だから」
晴「まぁ、良いんだけどなんか辛辣じゃね?」
汐音「まぁまぁ、そういう事もあるだけだから大丈夫だよ」
晴「いや無いだろ」
通常通りあまり意見の取り入れられない晴だった。




