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第4章 臆病な魔女 登場人物

※4章までのネタバレを含みます。



ロザリー゠エル゠フリードリッヒ

 17歳。物語の主人公。かつての戦争において、マレフィカで一人生き残った少女。

 ガーディアナへと初めて一矢報いる事に成功し、絆の持つ力を確信する。

 今回出会ったサクラコは、自分以上に戦闘の才覚があると期待しているらしい。


 【異能(マギア)】 感応(アイデンティティーズ)(半封印中)

 第二段階・理性。パメラの封印により、本能を抑え、制御を試みる段階へと移行した。


 【技能(スキル)】 フォースブランディッシュ

 脚力を駆使し、高速で敵へと接近し両断する奇襲技。ロザリーのスキルの中では、現段階で最も高い威力を持つ。


 【技能(スキル)】 ブラッディレイン

 対多数を想定した戦術。その流れるような連撃の後、血の雨が降る事から名付けられた。


 【装備(アイテム)】 ハーフプレートアーマー

 逆十字にて支給された鉄製の鎧。ロザリーは動きやすいように胸と肩のみを装着する。長くを共にした相棒だったが、今回の戦いでついに壊れてしまった。




パメラ゠クレイディア

 15歳。物語のヒロイン。ガーディアナ教国の象徴である聖女。

 嫉妬から行った自らの行為によってロザリーの危機を招いた事に深く心を痛めるも、聖女として初めてガーディアナの同胞を裁く事で償いとした。ロザリーとの仲もつつがなく進展中。


 【奥義(アルカナム)】 聖痕(スティグマータ)

 魔力が昂ぶると、両の手の甲に聖なる刻印が現れる。そこから放たれる光は、受けた者の罪に応じた裁きを与える。裁きには七種類あり、どれも命まで奪う事はない。




ティセ゠ファウスト

 16歳。世界を変える願望を抱くマレフィカの魔法使い。

 どこか放っておけないサクラコが最近のお気に入り。自分の初めての子分として、事あるごとにちょっかいを出しているようだ。

 人々には怖がられたものの、自身の特大魔法でガーディアナの砦を壊滅させたため上機嫌である。


 【技能(スキル)】 ファイア・メテオライト

 レベル9の炎魔法。大量の魔力を消費し、隕石のような火球を降らせる。


 【装備(アイテム)】 マジカルハット

 六芒星のお守りをあしらった深緑の魔法帽。アルテミス王家による加護があるが、ティセはむしろ日焼け予防に愛用している。




琴吹桜子 (コトブキ サクラコ)

 14歳。東方、イヅモ国の忍び。幕府お抱えの隠密組織、紅の陣所属。

 免許皆伝の試練のため、聖女を狙いやって来た少女。とても臆病で弱虫だが、心やさしい性格。忍者らしく、諜報や哨戒(しょうかい)などの任務に長ける。

 ロザリーを誰よりも慕い、彼女のためならばどんな恐怖にも打ち勝つ強さを得た。


 【幻像(スペクトル)】 烏帽子(えぼし)の犬神

 色白様と呼ばれる、神主のような姿をした犬の神。常にやさしくサクラコを見守る。


 【能力(マギア)】 神速・絶影(ゼツエイ)

 目にも止まらぬ早さで移動する事ができる。絶影とは、自身の影すらも絶つ程の速さという意味。


 【技能(スキル)】 八艘(はっそう)飛び

 伝説の武将が使ったとされる、軽々と跳躍する体術。一飛びで20メートルほどの距離を移動する。


 【技能(スキル)】 影縫い

 相手の影を縫い付け、その動きを止める忍術。込めた霊力によって持続時間は変わる。


 【奥義(アルカナム)】 桜吹雪

 サクラコの最終奥義。あらゆる爪術を組み合わせた、神速による乱舞。


 【装備(アイテム)】 イヅモ十暗器

 手甲鉤(てっこうかぎ)匕首(あいくち)、手裏剣、クナイ、鎖十手、吹き矢、撒菱(まきびし)、煙玉、爆薬、(かんざし)の十種の武器をあらゆる場所に隠し、使い分ける。毒薬の類いは持たないが、痺れ薬程度なら武器に塗る事もある。




禍忌ザクロ (マガキ ザクロ)

 28歳。サクラコ同様、イヅモの忍び。禍忌(まがき)流、紅蓮(ぐれん)衆の若頭。性格も肉体もマッシブな同性愛者で、サクラコへと歪んだ愛をみせる。

 実は愛犬家で自身も忍犬を従えているが、サクラコを襲いたがらないため別行動中であった。


 【技能(スキル)】 筋力増強術

 筋力を限界まで高め、男顔負けの体型へと変化する奥義。


 【技能(スキル)】 骨子増強術

 骨の長さ、太さすらも変化させる奥義。この二つ、実は霊力によるまやかしだが、自らの脳すらも騙すため力のリミッターが外れるのである。


 【装備(アイテム)】 風切り

 霊糸に繋がれた錐状の武器。敵に投げつけ、術によって自在に操る。先には強力な毒が仕込んであり、一度でも受けると死は免れない。




アニエス゠ベルモンド

 17歳。ローランドの都市部で暮らしていたが、魔女の疑いを掛けられ魔女狩りの被害に遭う。その時はロザリーによって救われたが、自分勝手な逆恨みから道を違えた。

 そして今回、結局二度助けられることとなり魔女への疑念も氷解。ロザリーへの想いは揺るぎないものとなった。




オーガスト司祭

 70前後。老人とは思えないほど恰幅が良い聖職者。それもそのはず、教皇から授かった力で若い娘の精気を吸い続け、人外の化け物と化していた。

 ちなみに、地方毎にこのクラスの司祭が土地を治めている。オーガストはそこまで徳が高い人物とは言えないため、左遷される形で辺境である東ローランドへと派遣されていた。


技能(スキル)】 堅身(ギガース)

 教皇の洗霊(バプテスマ)により与えられた非蹟(ひせき)の一つ。古代より残された人体改造の技術を応用し、鋼の肉体を作り上げる。ちなみに、これを維持するには大量の精気が必要となる。




ルドルフ・フォン゠ロードリング

 60前後。東ローランド地方の領主。ここ十数年に渡り民のための善政を敷いていたが、占領後はガーディアナの捕虜となってしまう。今回助けてくれたロザリー達に恩義を覚え、後ろ盾のないマレフィカ達の支持母体となる事を決意する。


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