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第21章 魔女達の愛 141.愛の女神

 ここはやがて、地獄と化す。

 再び目覚めたアリアは、まだ命ある形を保つノーラやグリエルマを見て心を落ち着けた。おそらくあれは最悪の未来。何も出来ずに魔力を使い果たした事で、再び自分の中の悪魔が甦りこの一帯を破滅へと導く。おそらくそういう事だろう。


「でも、あの子……、本当に私の……?」


 世界を救う。そんな言葉を聞いた気がする。しかし、なぜそれが虐殺に繋がるのか。結局あれは、我が子の姿を借りた悪魔でしかないのだ。


 次第に力を使いこなす事が可能となったのか、今度は破滅までいくばくか猶予のある未来へと降りたようだ。外は普段と変わらない色である。


「今度こそ……!」


 魔力を消耗しきる前に目的を果たさなければ、結局全てが終わってしまう。外へ出たアリアは真っ先にパメラの元へ向かった。


 胸騒ぎを覚える。この未来も、何かどうする事もできない運命がすでに支配しているかのような……。


 たどり着いたパメラの寝室。そこには、大声で泣きわめくメーデンの姿があった。


「だから言ったのです! もっと、自分にわがままになって下さいと! なぜ、なぜあなたは、いつも自分を犠牲にするんですか!」


 アリアの鼓動が早くなる。ありえない。こんな事は……。


「笑って下さい……。もう一度、メーデンに笑いかけて……」


 ベッドには、首から血を流したパメラが眠っていた。

 手元には、ロザリーがいつも使っているナイフ。中程まで血に濡れている。ほぼ、即死であろう。


「はあっ……はあっ……!」


 アリアは崩れ落ちた。こんな未来、見たくもない。過呼吸の中、一体何が起きたのかを理解しようとする。考えられるのは、パメラにかけられた呪いのようなものが完遂した未来であろう事。自ら死を選ぶという事は、ロザリーと致命的な何かがあったとしか考えられない。

 アリアはパメラの亡骸にすがりつき、大声で泣いた。


 しばらくすると、近くで大きな音がした。椅子の転がる音である。天井の梁から掛けられた布に、だらしなくぶら下がる女性。メーデンが後を追い、首を吊ったのだ。彼女に巻かれていたものは、自分の仕事着を切り裂いて作った紐であった。


「いやっ、いやよ……!」


 半狂乱で下ろそうとするが、精神体である彼女にそれを助ける事はできない。そして彼女もまた、息を引き取った。


「違う、こんな未来、違う! 私が、私が変える! 変えるから!!」


 アリアは必死に元の時間へ戻るよう祈り続ける。すると、場面は再びノーラと共に眠るベッドへと戻った。


「…………」


 アリアは無言で立ち上がり、次にロザリーの元へと向かう。

 見ている事しかできないのは、未だノーラの力を使いこなせていないという事。しかし、視る事のできる未来は次第に現在に近いものとなっていく。


 ならば、何度でも、何度でも繰り返してみせる。運命などに、愛する者達を奪わせはしない。



 ロザリーはヴァレリアと共にいた。

 あれから何があったのかは定かではないが、近くのオアシスで二人泳いでいるようだ。


「お姉様、ごめんなさい、付き合わせてしまって……」

「いいのよ。少し、体を動かしたい気分だったから」


 水浴びができなかったヴァレリアに付き添い、ロザリーも再び体を濡らした。流れる涙をごまかすために。


「ラクリマ……じゃなくて、パメラさんと、何かあったのですか?」

「え? どうして……」

「あなたの中を見た時、一番大きな感情は、あの子へと向かうものでした。私は、それを知っていて……あなたに告白をした。ずるいとは思います。でも、悲しむあなたを、見ていられなかった」


 ロザリーは湖から上がり、近くに腰掛けた。弾けるような肉体が眩しい。


「ただのケンカよ。それに、私も自分を見つめ直すいいきっかけになったわ。これから、どんな風にあの子達と向き合っていけばいいか。もうすぐ、答えが出せそうなの」


 ヴァレリアも隣へと腰を掛けた。こちらは、小さく、スラッとした体つき。顔立ちはロザリーと同じく美人顔であり、少し年の離れた姉妹のようである。


「私のいた旅団にも、あなたのような、皆の憧れになるお姉様がいました。彼女はたくさんの姉から告白を受け、それに全て答えました。もちろん告白した姉にも、それに憧れる妹がいて、とても複雑な関係があったのです。なので、愛を自由とする雰囲気が自然に形成されていきました。毎日、違う相手と過ごし、愛を交しあう。すこし、ただれていたかもしれませんが、幸せな風景でした」


「そんな風に器用にできればいいんだけど、私には難しそうだわ。いや、パメラには、かもしれないわね。あの子が望まないのなら、私にはできない」


 それを聞いてアリアは安心した。ロザリーの気持ちは、パメラを裏切るようなものではない。ならば、なぜあんな事になってしまったのだろう。


「それじゃあ、私が、ロザリーを苦しめてるみたい」


 どこからともなくパメラの声がした。振り返ると、ロザリーを探しに来たパメラの姿があった。ヴァレリアと二人でいる所を目撃した事で仲直りしようという気持ちまで失われてしまったのか、その言葉はどこか冷たい。


「パメラ……」

「ごめんね、しつこいよね……」

「そんな事ないわ。私の方こそ、あなたの感情をこの戦いに利用しようとしていた、浅ましい自分に気づいたの。そういう事を抜きにして、もう一度、私はあなたとやり直したい」


 普通に恋愛をしていると思っていたパメラにとって、それはあまりにも引っかかる言い方である。嘘をついていたとまで感じるほどに。


「利用? どういう事?」

「私は、純粋にあなたを愛せていなかったのかもしれないって……」

「そう……今までは、私の力が、好きだったんだ」

「そうじゃない!」


 根本が解決していない以上、パメラがロザリーの愛に懐疑的になるのも仕方が無い。だが、パメラ自体もどこかおかしい。自滅するような選択を自ら選び続けているようにしか見えないのだ。


「じゃあ、力を失った私でも、愛してくれるの? 私は、そこにいるヴァレリアのせいで、カオスを失いかけた! もう、あんな便利な力は使えない。今の私は役立たずの、ただのわがままな子。ヴァレリア、良かったね、大好きなロザリーを、憎たらしい私から奪う事ができたね!」

「パメラ! それ以上は私も怒るわよ!」


 珍しくロザリーが怒鳴った。ヴァレリアは自分の犯した罪に、何も言い返す事はできない。それが、パメラには庇護されているように映る。完全に、昔の自分の立場に彼女は居座っていた。


「あのまま、消えちゃえばよかった。ヴァレリアの力で、私も……。そしたら、ロザリーは好きにみんなを愛せて、私だって、こんな思い、しなくて済んだんだ……」


 アリアはハッキリと見た。パメラの頭上に、目玉のような歪な影が浮かび上がったのを。どうやら精神体である自分にしかそれは見えていないらしい。


「もう全部、どうでもいい……、聖女も、魔女も……どうでも」


 パメラは再び自室へと引き返した。

 目玉が薄気味悪い笑みを浮かべる。ここに、呪いは成立したとばかりに。


 ロザリーはパメラを追おうとしたが、これまでのパメラとの関係に、甘やかしすぎた事に対する反省もあったと踏みとどまる。あんな事まで言うようになったのも甘えからくるものであれば、今手を差し伸べるべきではないと、駆けだしていきたい気持ちを必死に抑えた。

 結局ロザリーは同じように心を抉られたヴァレリアを一人にしておけず、彼女に寄り添う道を選んだ。この場合、頭を冷やすべきはパメラの方であると。


「ラクリマ……私は……そこまであなたを……」

「ヴァレリア、大丈夫。大丈夫よ、あの子も本心ではないわ……」


 自身の力に怯えるヴァレリアを、抱きしめるように暖めるロザリー。

 アリアには、一つの愛が終わったかのように見えた。互いに想い合うはずの二人は、ささいなきっかけで修復不可能なまでに堕ちていく。


 しばらくして、パメラに撒かれたのか必死で彼女を探すメーデンが現れた。


「聖女さま! 聖女さまは、ここに来ませんでしたか!?」

「少し前に……。怒鳴ったりしてごめんなさいと、伝えておいてちょうだい。私が行くと、またケンカになるだろうから……」

「なんてこと……」


 そして、再び彼女を追いかけていく。その先には、きっと悲劇が待っているのだろう。


「パメラ……」


 全てが互い違いのボタンのように、噛み合わない。これもまた、間違った未来。


 だが、ここに来てアリアを脱力感が襲った。そろそろ魔力が尽きかけようとしているのだ。後一度、パメラの中の呪いを断ち切るために未来を繰り返せば、結局最後には自分の中の悪魔が目覚める結末は変えられない。

 たとえパメラとメーデンを失ったとしても、未来はある。だが、悪魔が目覚め、破滅の起きた先には、未来などない。


 どちらを解決するか、選ぶ必要があった。パメラと悪魔。最愛の人と、愛する者達。


「パメラのいない世界なんて、私には考えられない。あの悪魔は、きっとパメラを失った私の弱さが生んだ存在。だから、救うべきは……」


 もう一度強く願う。残された力では、初めからやり直す事はできそうもない。修正すべき場面、最も致命的な瞬間へと降り立つ。そして、今度こそ、因果を超えてみせる。


 不退転の決意と共に、アリアは再び光の中へ消えた。



 目を開くと、ロザリーとパメラの寝室にアリアはいた。光が集まり、アリアそのものを形作る。今度は精神体ではないようだ。


「これは……」


 試しに、自分の胸を触ってみる。確かな弾力。物にも触れられるし、生命としてそこに存在している。


「これならやれる……。ノーラ、あなたの力、受け取ったわ」


 ベッドがほのかに暖かい。時間はちょうど、パメラ達がロザリーの元へ向かった後だろう。

 テーブルに置かれた、リンゴとナイフ。これが彼女の命を奪う事になる。アリアはそれを胸にしまい、部屋を散策した。起こりうる危険は全て排除する。あとは、彼女を迎えるだけ。


 少しして、涙でぐしゃぐしゃになったパメラが寝室へと戻ってきた。


「パメラ、おかえり」


「アリア……?」


 パメラは不思議そうな顔をして、辺りをうかがった。


「何を考えているのかしら? テーブルのリンゴ、美味しそうね。剥いてあげようか」


 アリアは胸からナイフを取り出す。そして、再びしまい込んだ。


「それ、ちょうだい……」

「あなた、リンゴ剥けるの? いつもロザリーにナイフとフォークを使ってもらってるくらい不器用なのに」

「いいから! もう、いいの! ロザリーなんて、もう知らない!!」


 まるで愛が暴走しているかのよう。パメラはさらに周囲を見渡すも、凶器となりそうな物は何もなかった。


「うう、死にたいよう……、もう、いやだ……。私なんて、生まれてこなければ良かったんだ」

「パメラ……」


 アリアは、そう言ってしゃがみ込んだパメラを抱きしめる。ありったけの魔力を与える精一杯の抱擁。この大きな胸のぬくもりを与える事こそ、今の自分に出来る唯一の鼓舞。生は性であるというのがアリアのモットーである。その想いが通じたのか、あの時の交わりを思い出し、くすんでいたパメラの目に少しずつ輝きが生まれた。


「軽々しく、死ぬなんて言わないで。イデアから飛び降りようとした私に、あなたは何て言った? 本当に愛してるなら、死んではだめ。今の私なら、心からそう思える」


「アリア……」


「ほら、生きていれば、何度だってやり直せる。生きましょう。私達と、愛する者達と共に」

「でも、もう、死にたいの……。私、死ななきゃいけないの!」


 この渇望とも呼べる死への執着。やはり、操作されているとしか思えない。

 パメラの内に巣くう絶望の力を消す方法として思いつくのは、たった一つだけ。そのためには……。


「聖女さまっ! 早まっちゃダメですー!」


 いつもパメラにつきまとう、天敵ともいえる侍女の登場である。今回ばかりは、彼女がいなければ始まらない。どんな力も寄せ付けない拒絶のバリアを張り、呪いを追い出すのだ。


「良い所に来たわ! メーデン、しばらくパメラと抱き合っていてちょうだい」

「へ?」

「合法的なハグよ。あなたの大好きな」

「ふひぃ!」


 アリアの代わりに、メーデンのふくよかな胸がパメラを包む。


「聖女さま、いいこいいこ……。嫌われたって、何されたって、私は聖女さまのそばにいます。だから、あなたも少しは私を見習うべきです。愛とは、そういうものなのですから」

「うう……ありがとう、メーデン、アリア」


 パメラの見せる涙から、絶望の色が消えた。これで、パメラの心は救えたはずだ。

 そしてついに、諸悪の根源である絶望(デスペラーティオ)が行き場を無くし姿を現した。

 次第にそれは少女の姿を(かたど)る。アリアには見覚えがあった。彼女はワルプルギスを率いる真の魔女、マリス=キティラ。ヴァレリアの暴走から始まる一連の騒ぎも、全て彼女達が裏で暗躍していたとするならば納得がいく。


「パメラ、私達は愛によって生き、愛によって強くなる。一度ぐらいの衝突で、何も失くなりはしない。むしろ、傷つくことでより強固に結びつく事ができる。この亡霊は、本物の愛を知らない、可哀想な少女の憎しみが生んだ力。負けてはダメ、一緒に乗り越えるの!」


『許さない……ゆるさない……!』


 聖女への憎しみで心を満たす少女。パメラはその亡霊に、マルクリウスの孫娘であるマリスの面影を見た。一つ違いであるマリスとは、幼い頃に何度か遊んだ記憶がある。何につけてもお姉ちゃんぶる、すこしおませな女の子。

 しかしある時からその姿を見かける事はなくなった。どこか、一方的に避けられているとしか思えないくらいに。


「マリスちゃん……? どうして……」


『聖女……聖女ぉ!』


 また会えることがあれば、謝りたかった。記憶があやふやな聖女時代、二人の間に何かがあったとしか思えないのだ。エトランザとの確執もそうである。自分の意思とは裏腹に、全てが離れていく。ヴァレリアと相対した時と同じく生きる事を諦めようとした根幹には、聖女であるが故の絶望が大きく存在していた。


「私が、聖女だから……嫌われるの……?」


 再び生への希望を失うパメラ。マリスの力はメーデンを押さえつけるまでに巨大化し、その傷だらけの心に侵入しようとしていた。


「なんて強い力……。ノーラ、グリエルマ……もう少し持ちこたえて……!」


 アリアは自身の体が消えかけている事に気づく。いよいよ限界を迎えたようだ。


「パメラ! あなたが絶望を断ち切らないと、それはやがてあなたを殺すわ! 私はここまでしかしてあげられない! だからお願い……!」

「でも、あれは……」


(ディアナ。あなたがやれないなら、わたしがやるよ)


「パメラ……!」


 それは心の中にいた、もう一人の自分。そしてたくさんの痛みを分けた、今の半身。


(悲しいの、分かるよ。でも、あなたを憎む人にまで、優しくある必要はないの。その優しさは、いつも自分達を好きでいてくれる人にあげよう)


 慈悲を与える事こそ聖女としての生き方。だが、そのために自分が追い詰められる必要なんてない。そんな当たり前を、年下の少女に改めて教えられる。


「でも、もう、私……ロザリーに嫌われちゃった。もう、誰にも、嫌われたくないの……」


(ロザリーとのケンカなんて、いつもの事だったよ。平気、あのくらいで、あの人はわたし達を嫌いになったりしない。そして、きっとまた愛してくれる)


 確かにその通りだ。そんな人なら、初めから好きになってなんかいない。愛を信じる心すら自分は失っていた。それも、この少女の呪いだとするなら……。


「パメラ、ありがとう……。だけど一つだけ、お願い。この子の事も、助けてあげて!」


(うん! 人を不幸にする呪いなんて、わたしが癒やしてあげる! 全身全霊の献身(ソーテリア)で!)


 メーデンをふりほどき、パメラは立ち上がった。その体を暖かな光が包む。そして、辺り一面にまで幸せな光が溢れ出した。


『聖女……私は、お前を……!』


 それは、魔王の呪いすらも打ち破った奇跡。パメラの体に(むしば)む呪いは、跡形も無く消え去った。


「やった……!」

「やりましたぁ!」


 パメラの放つ幸せ粒子を浴び、アリアとメーデンの二人は抱き合った。気持ちが溢れて思わずキスまで交すが、すぐに冷静になり互いに唇を拭う。


「ぐえー! わ、私は何を……!」

「とんでもない精神的ドラッグね。パメラ、恐ろしい子……」


 その場に倒れ込むパメラ。本来力を失っているはずのパメラは、ただ一度のマギアの発動に全てを使い果たしたのだ。


「パメラ、ありがとう……」

(えへへ、アリアの魔力のおかげだよ。でもやっぱり分離するのって疲れちゃうね。そろそろディアナの中に還るよ)

「うん! いっしょに、ロザリーと仲直りしようね!」


 二人はまた一つへと戻った。その時、ある暖かい力が近づいてくるのを感じた。間違いない、ロザリーだ。


(あっ……どうしよう)


 大丈夫、と、パメラの持つ勇気がディアナを支える。二人は鼓動を抑え、彼女を待った。


「ここからは、あなたの描く未来。もう、私の力は必要ないはず。頑張ってね、パメラ……」


 ようやく望む未来へと辿り着けたアリアは、彼女達の行く末を信じそのまま消えていった。カラン、と胸にしまっていたナイフがその場に落ちる。


「あれ、アリアさん? ナイフになったんです? つまり、ワイフの座は私に譲るという事でしょうか。やりました、完全勝利!」


 そんなメーデンの思いも空しく、扉は開かれる。そしてパメラは待ち焦がれた大好きな人の胸へと飛び込んでいくのであった。


「ロザリー……!!」


 破滅の魔女はもういない。

 彼女は愛の魔女として、これからも魔女達の愛を紡いでいく事だろう。エロースをも超える、愛の女神、アフロディーテの名の下に。


―次回予告―

ずっとあなたが好きだった。

二度目の告白、それは永遠の誓い。


第142話「契り」

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