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第15話 『目覚め』

挿絵(By みてみん)





 ガーディアナを揺るがした聖女誘拐事件から、二週間あまりが過ぎた。ロザリーとパメラは相変わらずの逃亡生活を続けていたが、旅に慣れた事もあり二人は無事に山岳地帯を抜け、ようやく海に面した土地へと出る事ができた。

 パメラは水平線いっぱいにまで続く海を見て、思わず感嘆の声を上げる。


「わあ……あれが、海……」

「ええ。あそこから船に乗り込めたら、もう安全なはずよ」


 そんな海の玄関口には、活気のある港街が広がっている。逆十字が事前に建てた計画では、ここから国外へと密航する手筈となっていた。


「外の国って、子供の頃に行ったきりかも。あの向こうは、どんな所かな?」

「そうね。あの海を越えた先には、私の国があるわ。それと、その間に浮かぶ魔法の国なんかも……」

「あ、聞いた事ある! いいなあ、魔法の国。私も行ってみたいな」

「あの国へはここから定期船が出ているはずよ。私達も、入国するときはそこからだったの。ただ、今はそう簡単にいくとも思えないけれど……」


 二人は身を隠しながら街へと近づく。すると案の定、港街グローリアではガーディアナの警備兵による厳しい取締りが行われていた。かなりの数の兵士がその目で聖女誘拐犯を見つけようと鋭い視線を飛ばしており、とても入り込む隙はない。


「やっぱり、海路は諦めるべきかもしれないわね……」

「そっか……残念だね」


 ロザリーは己の考えが甘かった事に気づく。海路は、邪教と繋がるギュスターが居てこその逃走経路なのだ。


(うーん、どうしたものか……)


 ここにきて計画の変更を余儀なくされたが、この心(もと)ない食料で陸路を行くとなると国境を越えられるかも怪しい。どちらにせよ、ここはビアドから貰った金貨で不足分を買い足さなければならないが、二人組みの冒険者風の女、これだけで教会に突き出すのに必要な要素は十分整っていた。のんきに買い物などできるはずもない。


(ここは行商人が通りかかるのを待つか……いや、変に触れ回られても困るし……)


 この際パメラを置いて一人で買い出しに向かおうかとロザリーが思案しているその時、街から爆音が響いた。続けて立ち上る煙。入り口をふさいでいた警備兵も泡を食らった様子だ。何事だとロザリーもそれを遠巻きに眺める。


「爆発音? まさか……父さん……?」

「ロザリー?」


 ほんの少しの期待。もし父であれば、これほど心強い事はないが……。


「パメラ、少し近づくわ。いい?」

「うん。もしかしたら、あれはマレフィカの力かも」

「……だとすると、なおさら放ってはおけないわね」


 街の入り口を固めていたはずの警備も騒ぎの鎮圧へと向かったらしく、兵士達の詰め所は瞬く間にもぬけの殻となった。


「今が好機ね。行くわよ、パメラ」


 ロザリーはパメラの手を引き街へと侵入した。中では市民達がパニックを起こし、我先にと逃げ惑っている。そして誰もが口々に、ある言葉を叫んでいた。


「魔女が出たぞぉ!」

「街で魔女が暴れている、逃げろ!」


 その言葉にふと、ロザリーの手を握るパメラの力が強くなる。


「ロザリー、このままじゃその人、ガーディアナに連れて行かれちゃう!」


 この旅で初めて出会う自分達以外のマレフィカ。二人はそれを見捨てられるほどこの世界に毒されてはいない。


「ええ。待ってて、きっと私が救ってみせる……!」




************




 ロザリー達が街へと辿り着く少し前、一人の少女が地図を見ながらブラブラと、ここ港街グローリアを歩いていた。


「しけてる。都会じゃないわ。こんな所で暴れてもぜんっぜん気が晴れない」


 緑の魔法帽を目深(まぶか)に被った、露出の多い服装で街を練り歩く赤髪の少女。つり上がった猫のような目に、勝ち気な眉。筋の通った鼻立ちに、挑発的な唇。化粧の映える顔立ちだが、二つ結びの大きなお下げをしている事からやや幼さも窺える。ただ、気が立っているのかその顔は険しく、どこか物騒な発言も目立った。


 そんな彼女の目の前を、街の子供達が横切ろうとする。すると子供達は足を止め、彼女の都会的なファッションを一様に憧れの眼差しで見つめた。


「わー。冒険者かな、かっこいー!」

「あれ、どこの恰好? あんなに肌を見せるの、良くないんだよ」

「たぶん、アルテミスじゃない? ガーディアナと仲良しにしてるっていう魔法の国」

「そっかあ。ねえねえ、おねーちゃん、魔法使いなの?」


 ガーディアナでは、市井(しせい)で起こる問題も全て教徒達が解決する。そのため冒険者などは特に珍しいらしく、子供達は興味津々で話しかけてきた。それに気をよくしたのか、少女は魔法帽を少し上げ、やれやれと笑みを浮かべながらそれに応じた。


「ふふん、その通り。魔法大国アルテミスの偉大なる天才魔法使い、爆炎のティセ様とはアタシの事よ」

「わー、すげー! じゃあさ、魔法、使ってみてよ!」

「気安いガキね……。まあいいわ、見てなさい」


 少女は得意げになって指先に小さな炎を灯し、子供達に見せつける。


「これが炎魔法(ファイア・クラスタ)のレベル(ゼロ)、トーチ。辺りを照らす初級魔法よ。こんな街中じゃ、使える魔法はこの程度ね」

「魔法って作り話だと思ってた。本当にあるんだー」

「ふん。魔女の力と混同されて、ガーディアナに規制されてから他国では使えなくなったからね。でもまあ、怖がるのも無理はないわ。いい? 魔法は最強よ。このアタシなら、アンタ達のとこの聖女にだって勝てるんじゃない?」

「むー……聖女様は負けないもん! そんなちっちゃな火なんて、すぐに消しちゃうんだから!」


 自慢げに語る少女に、一人の子供が涙目で言い返す。彼らにとって、聖女様は絶対なのだ。多少話を盛ったのは認めるが、少し大人げなかったかもしれない。子供達はこの世界の真実など知らされていないのだから。


「まあ、ちょっと言い過ぎたかもね。悪かったわ。でもね、アルテミスはアンタ達ガーディアナなんかと仲良しにしてる訳じゃないの。属国よ。支配されているの。だからって、いつまでも大人しくしていると思ったら大間違いなんだからね」

「ふん、アルテミスなんかちっちゃな国、ガーディアナに勝てるわけないじゃない」

「そうだそうだ! どうせ弱っちいから負けたんでしょー」

「へえ……」


 無邪気な一言が、彼女の持ち前の闘争心に火を付ける。


「ねえアンタたち、もしアタシが本当の魔女だったら、どうする?」

「そんなの、聖女様がやっつけてくれるよ!」

「あははっ、だったらその聖女ちゃん、ここに連れてきてみなさいよ。ぶっ倒してやるから!」


 少女はトーチの火力を上げ、レベル1魔法のファイアを指に灯す。メラメラと燃える炎に怯え、子供達は散り散りに逃げ出した。


「わー! ほんものの魔女だ、逃げろー!」

「兵隊さんに言いつけてやるー」


 子供の遊びに付き合わされ、少女は再び気の強そうな仏頂面へと戻る。


「ふん……」


 少女はこの街で力を振るう事をやめにした。どうせならここよりもっと都会で、弱い者いじめなどではなく軍隊でも相手に派手にやりたい。どこかの魔女のように無差別というのは、報復とは言え賢くはないだろう。

 しかし、こんな辺鄙(へんぴ)な港街だと言うのに、目に付く警備兵の多さが気に掛かる。彼女は、情報を集めるため酒場へと足を運んだ。


「マスター、チョコレートミルクちょーだい」

「あいよ」

「ところでさ、ここってなんでこんなに兵隊さん多いのよ? 何かあったの?」

「知らないのか? 聖誕祭で聖女様が誘拐されたって話。今ガーディアナは全軍上げて血眼で探しているらしい。冒険者か知らんが、お前さんも見つけたら知らせると良い。金一封(きんいっぷう)がでるってよ」


(ふーむ、なるほど。決して、このティセ様が乗り込んできたからと言うわけでもなさそうだ)


 なみなみと注がれた飲み物を半分ほど一気に飲み、彼女は満足げに露出した足を組み替える。


「ぷはー。って事は、都会ではもっと大騒ぎ?」

「当たり前だ。そりゃもう教会のお偉方もひっくり返ってるさ」


(ゾクゾクする。そんな混乱の中、さらに最強の魔女が暴れ回ったとしたら……)


 (よこしま)な願望を抱えるこの少女は、マレフィカの魔法使い、ティセ゠ファウスト。彼女も、とある理由でガーディアナに対し因縁を持っていた。


「お代、ここに置いとくねー」


 ティセは少し多めに銅貨を置いた。そして、大人びた自分を演出するかのように自慢の胸を揺らしながら颯爽(さっそう)と酒場を後にする。彼女は何をとっても目立たなければ気が済まないのだ。


 その後ろ姿を、酒場のマスターは目の端で追い続ける。そして、駐留する警備兵へとそっと耳打ちした。


――マレフィカを発見した、と。


 ガーディアナでは、密告という文化が強く根付いていた。

 いくら大陸を統べる大国といえど、その人員には限界がある。どれだけ警備を敷こうとも、結局何百、何千万もの目に勝る物はないのだ。一方、市民はより良い暮らしをするために教徒としての格を高める必要があり、時には他者を出し抜く事も平然と行われた。そんな両者の利害は一致し、どんな些細(ささい)な問題でも教会へ報告するのが彼らの日常なのである。

 そうして、悪口から、暴力、不貞(ふてい)、あらゆる情報がガーディアナの元へ毎日届けられる。虚偽(きょぎ)申告は罰せられるが、罪は軽い。真実であったならば、その相手へとしかるべき裁きが下る。この国では、誰かの足を(すく)う方が遙かに楽で、人々は皆どこか怯えながら暮らしているのだ。


「ふっふー。ラッキーだわ。聖女がいないんなら、こんな国、簡単に乗っ取れるじゃん」


 早速ティセはこんな田舎を出て、ガーディアナの首都クレストにでも繰り出そうと考えていた。中でも、彼らの聖地であるガーディアナ大聖堂なんて燃やしたらサマになるんじゃないか。と、一人ほくそ笑む。


「あれ、またやけに警備が多いな。誘拐犯でも見つかったか?」


 ティセの歩く道の先に、五人程度の警備兵が固まっていた。魔法帽を被った、見るからに魔女という自身の姿に魔女の疑いがかけられてもおかしくはない。魔女に怯えるこの国に対するパフォーマンスのつもりだったが、少しやりすぎたようだ。


「さすがにまずいわね……」


 複数の足音に気づき後ろを振り返ると、さらに三人ほどがついてきていた。さっきの子供達が通報したのだろう。しかしここで騒ぎを起こすつもりはない。ティセはどこ吹く風と、すれ違いざまにあえて軽口を叩いた。


「やっほ。警備、お疲れさーん。誘拐犯、早く見つけてねーん」

「…………」


 皆、冷ややかな目でティセを見下ろす。その内の一人がすれ違いきる寸前、ティセの腹へと重い拳を入れた。


「っぐうぇっ!!」


 潰れたカエルのような声を上げ、ティセは先程飲んだものを嘔吐(おうと)した。鉄の手甲が、内臓にまでめり込む。ティセはたまらずその場で痙攣(けいれん)しながら倒れ込んだ。


「あ゛ぁ……! あっ! あ゛っ」


 腹がねじ切れそうな痛みが襲う。

 警備兵はさらに、その派手に結んだ二つの真っ赤なお下げ髪を掴み上げ、白目を剥いたティセを持ち上げる。


「ひゅう、ひゅ……」


 精一杯息をしようと膨らんだ腹に、再び鉄槌が下された。細く引き締まったウェスト回りは、すでに真っ赤に変色している。


「うげェ!」

「ふむ。通報によればこの女、魔法を使うらしい」

「そうか、それは厄介だな。だが呼吸が出来なければ、おかしな術も使えまい」


 さらにもう一度、容赦のない男の鉄拳が下腹部へと叩き込まれた。


「あが……」


 ティセは、だらしなくよだれを垂らしながらうずくまった。茶色の吐瀉物が、彼女の自慢の服をじわりと汚し広がっていく。


「魔女か?」

「わからん、弱すぎる」

「虚偽申告か……だが、疑わしきは罰する。運べ」


 弁明の余地もなく、ティセは一度独房へと送られる事が決まった。この国では、一度かけられた疑いを晴らす事は困難である。最低でも数日は拘束されるのだ。


「しかし、これは牛乳か? 臭うな……」


 兵士はティセのかぶる派手な魔法帽を脱がし、それを乱暴に投げ捨てた。さらに、汚れた体を洗うため、ティセを街の噴水へと投げ入れる。


「聖体を無闇に晒すふしだらな女め。お前への洗礼など、それで十分だろう」


 次第に水は濁ってゆく。水中で気がついたティセは、溺れないように必死で藻掻(もが)いた。人通りも割とある中、惨めに踊り狂うティセを人々は奇異の目で見る。そこには、先ほどティセの事を憧れの目で見ていた子供達もいた。しかしその幼い眼差しも、次第に軽蔑(けいべつ)の色へと変わる。


「ごぼっ、がぼぼっ!」


 息も絶え絶え、やっとの事で(ふち)へと辿り着き手を掛けると、それを待ち構えていた兵士が鉄の踵で踏みつける。


「いだいぃぃ……いだいよお!」

「綺麗になったか? まだ足りないんじゃないのか?」

「穢れた魔女だ、念入りに洗え」


 すると兵士はティセの頭を押さえつけ、水中へと沈ませた。


「あがっ、もぼごごっ!!」


 水の中で、彼女の燃えるような赤髪がうねるように暴れる。その矛盾した光景に兵士達は思わず笑った。


「くくくっ、苦しいか。魔女ならば、水の中でも息が出来ると聞いたが」

「聖女様のいない今、我々が力を示さねばならんのだ。全ては教義のため、観念しろ」

「はひゅ、はひゅ……」

「さあ、もう一度だ」

「んーっ! んーーっ!!」


 容赦ない水攻めはしばらく繰り返され、ついに彼女は気を失ってしまう。


「気絶したか。まったく、人間様の手を煩わせるな、馬鹿女が」


 男の侮辱する声がかすかに聞こえる。ティセは軽々とその肩に担がれ、このまま牢獄がある街の外れへと運び込まれる事となった。


(アタシ、なんで……こんな目に……)


 生と死の狭間でティセは思考した。魔女狩りの実情は聞いていたが、虫けらでも扱うような態度を受け、改めて腹の底から怒りがこみ上げてくる。しかし、彼らの力を前に、すでに怯えてしまった体は言う事を聞かない。


(……ああ、アタシが、魔女だからだ)


 さきほど抉られた下腹部が疼く。生命の危機からか、次第に限界まで己を駆り立てるような衝動が沸き上がる。誰よりプライドが高く、マレフィカである事に誇りを持つティセは、己の中に沸き上がる黒い感情を制御できずにいた。


(怖いのは、イヤ……。痛いのは、イヤ……。だけど、何もできない自分が一番イヤ……)


 こんな横暴が許されるのなら、もう、我慢なんてしなくてもいい。そう、力こそ正義であるならば、真の力を持つマレフィカこそが全ての頂点に立つ存在であるべきではないか。そう気づいたが最後、彼女の破壊的な衝動は止めどなくあふれ出した。


(そっか……アタシ、こいつらを、こんな世界を……ブッ壊しに来たんだっけ……。こいつらの望む、恐ろしい魔女として……)


「ぐあっ!」


 ティセを担ぐ兵士の手が突如として高熱を帯びる。慌ててそこから手を離すと、自由となったティセはそのまま地面へと転がり落ちた。


「こいつ……!」


 兵士の手は酷い火傷を負っていた。ただ事ではない異変に、周りの兵士達も次々に剣を抜く。


「くそっ、この女! 何をした!」

「ふーっ……」


 体勢を建て直したティセの足下に、突如として幾重もの魔方陣が現れる。まばゆい発光の中、その口元は高速で何かしらの呪文を詠唱していた。


「貴様っ! やはり魔女か!」

「そう……アタシは全てを焼き尽くす、灼熱の魔女。アンタら……全部燃やしてやる!!」


 うつろな瞳に、火が灯った。決して降伏の意思を持たない強い瞳。

 それは狂気すらを秘め、彼らを睨みつける。


炎魔法(ファイア・クラスタ)レベル10(テン)……」

「くそっ、殺せ、殺せーっ!!」


 その言葉をきっかけに、ティセの中の何かが爆発的な感情をもたらした。


「……ファイア・エクスプロージョン!! 」


 術を唱え終わると同時に吐き出された爆炎は、うねりを上げ、容赦なくその場に広がる。


「まずい、街に燃え広がるぞ!」

「退避っ……たい……ぐわあああっ」


 刹那、警備兵はそのほとんどが炎に飲まれた。噴水の水は瞬く間に煮えたぎり、凄まじい蒸気を発する。見物に興じていた人々はその霧の中、ただ悲鳴を上げて逃げ惑う。


「ふ、ふふ……、アハハハハッ! そうよ、アタシこそ、最強のマレフィカなのよっ……!!」


 平和だったはずの街は、一転して恐怖に染まる。

 全てを緋色に照らす灼熱の中で、恐ろしき魔女が一人、憤怒(ふんぬ)の産声を上げたのだった。



―次回予告―

 全てが紅に染まる。

 少女が秘めた熱、それは炎よりも熱い想い。

 ならば照らそう、何よりも鮮明に。


 第16話「仲間」

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