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④愛玩の舞姫  作者: 邑 紫貴
オマケ

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感謝短編

このオマケは・・他のサイトで、読んで下さった方への感謝として書いた短編『悪癖』から抜粋したものです。(『なろう』にはない作品や、パス付の激ヤバに関しては未掲載です。ご了承ください。)

掲載作品の並べ替えが目的で、感謝も含めた短編の追加だと思ってください。




タイトル『理想』

Side:セイラッド

登場人物:ロスト・アクル

場面:酒場の後、休み明けの集合場所。



 アクルがロストに絡んで、酒場で解散になった後の事を聞き出していた。

俺も興味があったので、助けずに傍聴する。


「何もない。」


「嘘を吐くなよ、見た奴がいるんだぞ?」


その言葉に、鋭い視線を向けたロスト。

俺もアクルも言葉を失う。


アクルの把握した事と、自分の知られたくない事が一致しない事を悟ったロストは、視線を逸らす。

気まずいのは、集団生活に良くないよな。


「そう言うアクルは、どうなんだよ?

俺は、お持ち帰りで楽しんだ。勝負でもするか?」


本当は知っている。

アクルが、下世話な会話を望んだわけではないと。


「ふ。お前に勝てるかよ。」


漢気なアクルも、普段のロストを知りたいと願ったんだ。

あれが、ロストの拒絶だと感じないで欲しい。


「アクル、お前は純粋だよね。」


俺は、正直に言葉が出ていた。


「な!?ばっ、バカ言ってんじゃねぇ!」


顔を真っ赤に、ロストの首に腕を絡めて。


「ロスト、お前の相棒を黙らせろ!」


アクルの態度に、ロストの安堵を感じた。


不器用な男達。

これからの戦で命を落とす、消えゆく灯。


「セイラッド。楽しんだ割には、暗い表情だけど?」


ロストの俺への興味か?

ふ。何故か嬉しくなるのを、俺は隠せているだろうか。


「俺の願う望みは、手に入らない方が良いのだと・・

切ない夜を過ごしたんだ。勝負には丁度良いだろう、アクル?」


自虐だよね。


「この生意気な!

剣で勝負して、決着はどうだ?」


「来いよ、相手をしてやる。」


後から来た2人が、何事かと見守る。

そして、ロストの視線は鋭いまま・・俺を見つめる。


『手に入らない』


俺の望みが何なのか・・きっと、お前は失望するよ?

恋にも気づけないお前に、俺の歪んだ恋心なんて・・理解できないだろうから・・




end

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