表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
二週目!泣き虫弱虫魔王さま  作者: MAYAKO


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

99/589

【第99話】 世界を止める     

お早うございます。

毎日ご愛読、ありがとうございます。

 どうしよう?どうしよう!?

 どうしたらいい?


(ファーファ!)


(……テニィサマ……)


 あ、茫然として私たちを見ている。

 え?見ているだけ?いつもの蹴りは?

 いかん!ファーファ、フリーズしている!?

 なんでフリーズ!?止めて!蹴っていいから!


(ファーファッ!)


(!?)


 あ、ビクッとして動き出した!

 超高速での念話が始まる!


(ファーファどうしたらいい!?世界を止めるって何?!)

(魔法ノ到達点ノ一ツデス)


 なんだそりゃ?


(なにそれ?)

(魔力ノ属性ハ反発ト融和ノ繰リ返シデス、魔力ノ世界ヲ止メルト、全テガ調和シマス)


 わけわかんねえええええっ!


(このままだったらどうなるの?)

(女神クラスノ金ノ魔力、破壊神クラスノ銀ノ魔力、コノマデハドチラカガ壊レル)

(だめじゃん!)

(ダメデス!)

(なんで聖女クルルンは気がつかないの!?)

(テニサマヲ子供ト認識、子供ヲ助ケヨウト強イ魔法ヲ使ッテイル!コノ魔法ハテニサマニトッテ危険レベルデス!)

(迷惑やん!バンさんの魔法は馴染んだ、なぜ聖女クルルンはダメなの?)

(質デス、聖女ノ魔力純度ハ魔王ノ魔力ト相イレナイ!ソコデ世界ヲ止メルト、魔力ハ調和シマス)


 ……わからん!

 世界を止める!?だめだ時間がない!


(ファーファ、俺でもいい、聖女クルルンでもいい!蹴り上げろ!)

(デキません!)

(なんで!?)

(女神レベルハ蹴れません、ファーファはそういう設計です!それにもう間に合いません!)


 ええっ!?俺は蹴るのに!間に合わない!?

 あれ?ファーファ、喋り方が変わってきた?

 いや、そんなことより!

 世界を?どうやって!?

 早くしないと!


 魔力の流れに任せるか?ダメだ!魔力に流されれば、その先は大惨事だ!今の私だ!では魔力を抑えるか?これも違う!抑えれば反発する!封印は反発しようとする、邪神がそうだ!では?


 聖女クルルンの体温が伝わる。


 うわぁ……これだけでも癒しだよ!これでいいよ!

 温かくもあり、同時に峻厳な魔力。


 どうしよう?気持ちは高まり、ドキドキである。

 あ、クルルン吐息が!?

 ひいいいいっ!?

 し、心臓、鎮まってえええっ!

 なんか爆発しそう!

 喉、カラカラだよ!


 慌てふためく私とは真逆に星雲の如き魔力は、流れ込む聖女クルルンの魔力を排除しようと蠢き始めた。


 おい魔力!

 お前の星雲みたいな膨大な量に比べれば、ほんの一滴もない、大海の一滴もない魔力じゃないか!

 なんで?そんなに警戒しなくても!


(テニィさま!テニにとって、聖女の治療・回復魔法は猛毒です!)


 !?


 あ、バタフライエフェクト!

 私にとって、聖女クルルンの一滴の魔力は、全てを変えうる一滴なんだ!


 ぎゅっ。


「静かに!」


「むぐっ!?」


 さらに深く沈む私のお顔……あれ?い、息が!?


次回サブタイトルは 【第100話】 鈴の音 です。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ