【第73話】 どこ行った?
おはようございます。
サブタイトル変わりました。
これ、蹴りはファーファに教わるか?
見事な蹴りだなぁ、などと考えていると、狼亭が見えてきた。
(ファーファ、ありがとう!助かったよ……その色々と)
(ドウイタシマシテ)
(ははっ蹴られれば普通、怒るぞ?俺たちの魔王さまは変わっているな?どう思うチビども?)
(テニサマ、アリガトウ)
?
ありがとうとは?
(代ワリニ怒ッテクレタ、昔ノコトナノニ!)
(誰モ聞イテクレナカッタノニ)
(フフッ、マオサマ、スキ!)
虫達、素直すぎないか?……照れる。
「母さん、野菜ここに置いておくよ!稽古、行ってくる!テニ!行こう!」
「待ちな!ミケ!テニ!」
「どうしたの?母さん?」
「空が一瞬陰った。小川の方は異変、なかったかい?」
「ないよ?何かあったの?」
「森が荒れたらしい、今は収まったけど……イノノや魔昆虫達が騒いだ」
「タ、タロは!?」
「熟練者以外は帰されたようだが、いないんだ」
「!?」
さっ、とミケの顔が青ざめる。
「母さん!探してくる!」
と、言い終わらないうちに、ミケは森に向かって猛ダッシュしていた。
え!? この声?
(どうしよう!どうしよう!?タロッ!きっと無理しているんだ!)
魔王のスキル発動した!?ミケの声だ!
(私がテニより大きなイノノ、狩ってこいとか言ったから!タロ!タロ!)
「ト、トラ子さん、タロくん、大丈夫ですよね?」
「ん?ああ大丈夫!獣人族だし、タロの逃げ足、速いのは知っているだろう?ミケはタロのことになると心配性になるからねぇ」
それは可愛い弟だし!
タロくんの足の速さは知っているけど、これ私の暴走が原因だ!
「私も探しに……!?」
マップに反応が!?
「よいしょ、よいしょ」
ミケが向かった反対方向から、巨大イノノを2匹引きずって凱旋するタロくん。
「ただいまぁ!母ちゃん!大猟だよ!見てよこれ!俺、頑張ったぜ!」
一匹、200キロはあるかな?2匹で400キロ!?
凄い力だ!
「一人で仕留めたのかい?」
「ああ、凄いだろう!テニはこっちだよ!」
「あ、ありがとう!で、でもこんなに大きくて凄いイノノ、貰っていいの?」
「いいぜ!テニにあげるよ!こっちのちょっとデカいのはミケねーちゃんに!これでねーちゃんも機嫌直るかなぁ?」
う、タロくん、いい子やぁ!
ん?トラ子さんの視線?
ファーファが挙動不審?そわそわと動いている!?
「テニちゃん、もらってくれるのかい?そのイノノを?」
「え?タロくんが一生懸命仕留めたイノノだし……ま、まあ確かに大きいですけど……こんな立派なもの、簡単に貰ってもいいのかぁとかは思いますが」
イノノ仕留めるの大変なのは知っているし……ん?ちょっと待てっ!
これ、何かないか?
一週目のゴブリン、ベリナの件もあるぞ!簡単に頂いていいのか!?
「あれ?ミケねーちゃんは?」
「タロを探しに森へ行ったよ!呼んできなタロ!」
「ああ、ごめんよ母ちゃん、俺、驚かそうと思って風下から帰ってきたし……隠形も使ったから」
風下?おんぎょう?
次回サブタイトルは未定です。
普段は1話先行で投稿しているのですが、今回は忙しく今から作ります。
さて、どうする今後の展開。
うまくできなかったら、明日朝はお休みです。
ああ、目指せ毎日投稿が……とりあえず、探しに行ってそれから……あんなことや、こんなこと。
ただいま、試行錯誤中。




