【第558話】 前回と今回3
おはようございます。
投稿です。
しばらくの間、投稿は不定期になりそうです。
毎日投稿を目指していましたが。
寝返った?どういうこと!?
昔々から恨みやら、怨念やらの塊みたいな恐ろしい女神さまをひっくり返した!
『葦の君』、なにか企んでいたでしょう!?
『なんのことだ?』
あの方達、周囲に毒念を撒き散らしている恐ろしい存在だったんですけど?
『そうじゃな』
そうじゃなって、確信犯じゃないでしょうね?
『これこれ、上位存在に向って企むとか確信犯とか言ってはならぬ、これは『神議り』というのじゃ』
かみはかり?やっぱり謀ではないですか!
『違うぞよ、神々の『言』葉が集まって『義』とするのが『神議り』じゃ』
そ、そうなのですか?なんか今一つ、釈然としないんですけど?
『見るがよい、あの女神っ子、みなニッコリしておらぬか?』
女神っ子って……白い塊にしか見えないんですけど?
でも、まぁ『見るがよい』と言われるならば、と素直に見る私。
……ふよふよと漂う白く輝く塊……あ、でもなんかふわふわ感が増しているような?
ここで違和感。
この方、『葦の君』か?
似ているようだけど、違う気がし始めたのだ!
底知れぬ恐怖がすっ、と私を包む。
誰だ?
『ふふっ、上位存在はグラデーションに似ているぞよ』
?
『右端が赤とする、左端は緑じゃ』
ふんふん。
『綺麗なグラデーションでいつの間にか、赤が緑に変わる。自然すぎて気がつかぬのじゃ』
そんなに自然でも、極端な色だったら気がつきそうですけど?
『上位存在の成せる技は気がつかぬ、いつの間にか変わっておるのじゃ』
知らない間に?
『そうじゃ、そして忘れる、この忘れる、がポイントじゃ』
忘れるんですか?
『いつまでも覚えていては、お前達の生きる道の邪魔になるのじゃ、だからいつの間にか忘れてしまうのじゃ』
それはなんか悲しいですね。
『ふふっ、心根の優しい娘じゃな』
……では、今のお話しからすると、あなたは『葦の君』ではない?
『繋がっている、葦の君でもある』
……分らんっ!
『人族の思考で我を推し量っても、理解できんし、そもそも人族の思考外の存在じゃ』
……ますます分らんっ!
質問ついでにもう一つ。
とても気になっていたこと。
『なんじゃ?』
今回は守ってやれるって言われていましたが、前回があったのですよね?前回とはいつのことです?なぜか、気になって。
ここで白く輝く塊が反応した。
*気づかぬとは脳天気なムスメだな*
*愚かな子だ*
*この者、本当に充力を理解しているのか?*
充力?根源の粒、全てを構成するモノ。
時間も感情さえも充力で構成されている。
その充力がなぜここで出てくる?
*そこまで知っていて、なぜ気づかぬ?賢者の位に一度は上り詰めたのであろう?*
口々に私を責める女神達。どういうことだ?
今回は守ってやれるってことは……うーん……では他の回では守ってやれなかった、ってことだよね?
いつの話しだ?一周目か?確かに魔王ヲダと相討ちだったけど?
次回サブタイトルは未定です。
投稿も未定です。
でも一行予告はできます。
*本来、お前達人族は強い存在なのだ*
ではまた後日。
体調不良で不定期になりましたが、ご愛読ありがとうございます。