表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
二週目!泣き虫弱虫魔王さま  作者: MAYAKO


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

51/589

【第51話】第四使徒     

今日は。

投稿です。

「魔王ア・キュウガ・テニィ、お前の眷属達は強者ばかりだな?」


「え?そうですか?」


 犯罪者の集団のような気もするけど。


「世界を灰にでもする気か?」


 びくっ、とするファーファ。


「え?世界を灰に?何でそんなことを!世界に敵対するなんて、めんどくさくないですか?」


 その答えにバンさんは驚き、大笑いした。


「あははははははっ!これは愉快な魔王!気に入ったぞ!」


「そ、そうですか?」


「おぬし、魔王ではないな?何者だ?」


「ええっ!?魔王ですよ!魔王ア・キュウガ・テニィ!」


「ならなぜ、世界を壊さぬ?世界に復讐しないのだ?世を恨み、世界を呪うのが魔王と聞いたが?」


「私、泣き虫で弱虫なんです」


「泣き虫弱虫魔王さまか?だが我が娘を凶事より救ったな?勇気と力がなければできぬぞ?」


「まあぁ、それは……衝動的と言いますか……」


「何かあったら我らを呼べ、今後、お前の敵は我らの敵だ」


 え?どういうこと?


「そ、それは?」


「わが娘グレイシオ・ゼ・シーシナはお前に染まっておる、もはや次期女王はお前の眷属なのだ」


「は?」


 いや、前回も治したけどこんな展開には?


「魔王ア・キュウガ・テニィ、シーシナに魔眼を与えたであろう?」


「えっ?」


「娘は上位術者に矢で射られ、剣で切られた。翼も、足も、目も回復することは無かったのだ……あのまま弄ばれ、死ぬはずだった……それを……感謝するぞ、魔王ア・キュウガ・テニイ!我が一族の忠誠を受け取れ!」


 ……ち、ちょっと待ったああああっ!?受け取れと言われてもっ!

 うちに、もとボウロウロ騎士団のメンバーがいるんですけどぉ大丈夫なの?

 喧嘩しない?

 それにこの闇の一族、いろいろと重くないか?


「わ、私は王都へ向って、旅をしているだけですが?」


「負担に思う必要はないぞ、我らは今まで通り自由に振舞うし、魔王ア・キュウガ・テニイに求めるモノはない。友人が増えたとでも思ってもらえればいい」


「友人ですか、いい言葉ですね、ですけど……」


 友達……あのころの小さな私が、決して得られなかったモノだ。

 消しゴム、貸してくれるだけでもよかったんだけどなぁ。

 汚いって言われて、給食当番させてもらえなかったしなぁ、友達前の知り合いでもいい、いっしょに遊んだり、お話しする人、欲しかったな。

 まぁ今は……欲しいとも思わないけど。


「サキュバスは淫魔と言われているが、それはその力が強く出すぎた場合、強く使った場合だ。我ら森のサキュバスは、強い淫を使いたくないのだ。他の吸血鬼達もそうだ。この森でのんびりと暮らしたいだけだ」


「その暮らしを脅かす者達が現れたら?」


「知っているであろう?森の盟約に従い、全力で排除する!」


「森の盟約とは?」


「一部族で敵わぬ場合は、力を合わせる、という約束だ」


 そそそっとバンさんに近寄るシーシナさん。


「この淫魔の力、癒やしで留めるくらいが丁度よいのじゃ。心地よい、気持ちよいくらいがな」


 そうは言うけど、夜のバンさんのあの力、凄かったけど?

次回サブタイトルは 【第52話】ミケとタロ再び です。

コンビ、再登場です。

第52話は、ほんのちょっとだけですが。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ