【第37話】オークの里、攻防戦!更に援軍
今日は。
時間が取れましたので投稿します。
明日は怪しいです。
できたら投稿します。
混戦の最中、一際でかい音が響き渡る。
剣撃の音ではない、なんだこれ?
ばちこーん!
ばちこーん!
と、他を呑み込む音が響く。
獣人族だ!
「この鎧、かてーなぁ?」
「鎧は固くても、中身はゾンビだべ?」
ばちこーん!
軽く吹っ飛ぶ重装備の黒騎士ゾンビ。
「鎧、かてーならぶっ飛ばして、中身を潰せ!」
獣人族……うわぁ、とんでもないパワーだ。
あ、倒れた重装備ゾンビ兵、手足が変な方向、向いている……。
そして青白い炎が鎧から吹き上がり、バラバラと崩れ去る。
「ふっ、まず、一体!やっと一体か?次行くぞっ!いいか、ヤロー共、確実に一体仕留めろ!」
凄い倒し方だ!
狼亭の主って、トラ子さんの旦那様?
ミケとタロのお父さん!?
魔王の目で見てみる。
唸る鞭のような引き締まった身体、身長たけぇー。
更にとんでもない戦闘能力!
プラス……イケメンさんだ。
ここでこのお父さん、私と目が合った!
魔力も高い!?
そして、なんとウインクして見せたのだ!
うげっ!?……どんな意味?
俺をどう見ているのだ?
女性としてみている!?
いたよなぁ夜の街、こんな男性、沢山!
……いや、私、見た目は成人女性でも、中身は少年男子ですよ?
それに!あんたトラ子さんおるやろ!
どうする?
答えは簡単、無視!全て無視!
目に前の敵に集中!
鋭い槍が唸り、目の前を掠める。
王断鳳道を握り治した瞬間、目の前の黒騎士が突然動きを止める。
「!?」
ぶわっ!っと黒い魔力に包まれ、紫色の炎を拭上げた!?
え?なに!?
「ぐおおおおおっ!」
苦しみの悲鳴を響かせ、ボロボロと鎧ごと崩れ去った。
「なんだ!?え?この魔力は?」
邪神の鎧を……魔力で焼き崩した!?
マップに突然現れる青い点。
上空か?
「お姉さま、ここにいらしたのですね……探しましたよ?」
凄みのある声!
真紅の唇は微笑んでいるが、目には殺気が!?
そこには、昼間とは全く別人のサキュバス・シーシナさんが夜空に浮いていた。
身長も顔付きも、スタイルも明らかに違う!
でも、シーシナさんと分かる不思議さ。
そして周囲に次々と現れる闇の住人達!星空に浮き、その姿はとても幻想的だ。
服装は全員ボンテージ・スタイル!
20名程だが、現れた者達はとんでもなく魔力が高かった。
ひ、昼間と全然違う!
その中でも一際高い魔力の持ち主と、目が合った。
カミソリのような美人さんである!
薄い赤い唇、切れ長の目、長い睫。
お化粧もバッチリで、きっと香水もポイゾン級では?
そう思わせる迫力クイーンである。
「ナイトクラブ『ルーカス・マーカス』の店主、バンである!闇の一族、森の盟約により参戦する」
「居酒屋マーちゃん、遅いぜ?」
ぴくっ、と右眉が一瞬動いた。
が、その目は俺を捕らえて放さない。
「……居酒屋だと?……脳筋エルフ、死にたいのか?」
次回サブタイトルは 【第38話】オークの里、攻防戦!勝利? です。




