【第36話】オークの里、攻防戦!思わぬ援軍
お早うございます。
投稿です。
「オークの民遅くなってすまん、獣人族長『狼亭』の主アーロン、森の盟約により参戦する!いくぞ!野郎共!」
後方のゾンビ騎士に襲いかかる獣人の群れ。
「おいおいしっかり狼亭を宣伝か?エルフ族の長、森の素材屋『長耳亭』の主ブローアニングとその一族、森の盟約により参戦する!」
え?
なんでエルフが?獣人族が!?
盟約?約束事があるの?
森の中から溢れ出るエルフ60名と獣人族20名。
近距離肉弾戦で戦う獣人族と遠距離攻撃でフォローするエルフ達。
連携が凄い!
でも、この80名、ステータス画面のマップに表示されなかったぞ?
どうしてだ?
何か、隠れる、隠行の術があるのかな?
魔王さまといったって、万能ではないし、無敵でもない。
きっと、何らかの術を編出しているんだ!
「すまん、オーク共!遅れた!」
里から駆けつけた、30名程のオークと合流するエルフ達。
先に謝ったのは長を名乗ったエルフだ。
長身で金髪、筋肉質の格闘家みたいなエルフだ。
うわぁ、なんか想像と違うぞ?
一周目にはいなかったよね?
このエルフさん達、本当に一周目の狼亭にいたエルフさんと同族なのだろうか?
みんな筋肉てんこ盛りなんだけど。
「毒蟲魔王カムカナの反応が消えてな、調査に行っていたんだ。死の森は消えて、毒草の野原?いや薬草か?草木が凄いことになっていたぞ。見知らぬ蟲達もたくさんいたし」
「捕まえようとしたが、みな逃げられた。攻撃してこなかったし、見た目と違っておとなしい奴等なのかもしれん」
……今、呼んでます。
おとなしくはないと思います。
エルフの長、一人走り出した?
あ、アロウザさんを目指している!
「で、どんなカラクリだ?アロウザ?おめー死んだんじゃね?」
「相変わらず口が悪いな?エルフの長」
「愛情表現だ!」
「ふん、ワシの命は、この魔力尽きるまでだ」
「……あの者の仕業か?」
あの者?ああ、私のことか。
「凄まじい剣士だな?あの剣技、勇者の血筋か?嫁に欲しい」
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
「不届き者!旅神さまだぞ!」
「旅神?俺達エルフに似いているが、人族では?彼氏いるのかな?」
はあああああっ!?
「この魔力、あの剣技、人族に見えるか?素材屋?」
「……よく見ると、恐ろしい魔力だな?命を繋ぐ魔力?聖女さま級か?」
「ワシはそれ以上だと思うぞ」
「おさあああっ!」
「なんだ?騒がしい?さっさと片付けて、一杯飲むぞ!アロウザと分かれの杯だ!そして……嫁を見つけたぞ!」
……ジャンプ・アップで消えるか?
「長!あの黒い騎士ゾンビ、一部のゾンビには矢が通らん!弾かれる!」
「はぁ?銀の矢だぞ?おめぇ、ちゃんと当てているかぁ?嫁の前で、無様な戦いするんじゃねーぞ!」
ええっ!?確定なの!?
「当ててますって!」
この鎧、邪神の魔力が通っている。
破壊するには、魔王か勇者級の魔力が必要かな?
結果、ここで破壊できるのは俺とファーファ、リインとアロウザさんのみ。
獣人族やエルフ達では、ボウロウロ騎士団を倒せない?
あの鎧をどうにかしないと、負ける!
ファーファやリイン、俺達だけ生き残っても、意味がない!
次回サブタイトルは 【第37話】オークの里、攻防戦!更に援軍 です。
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