【第34話】オークの里、攻防戦!開戦
お早うございます。
投稿です。
《オーク・アロウザ!邪神さまに忠誠を誓え!そうすればお前の里は見逃してやる!その孫達も安泰だ!》
おいおい、その姿で安泰とは?
「安泰?ワシの安泰と、お前の安泰は違うようだな?一族を闇に堕とせと?騎士団長の言葉とは思えぬ、騎士を名乗るな、若造」
《更なる飛躍があるのだぞ!見よ!この魔力、この力!ゴーレムの主、その女の肉体、引き裂かせてもらうぞ!》
500名のゾンビが揃って笑い出す。
《その肉、喰わせてもらうぞ》
《その前に……》
《ひひひっ……》
ドゲシイイイッ!
吹っ飛ぶ元騎士団長、と、周囲の黒ゾンビ。
あ、やっちゃったのね、ファーファ。
うわぁ、あんなにデカいのに飛ぶんだ。
「我ガ主ニ対スル暴言、死シテ償エ!」
いや、死んでるよ、そいつら、ゾンビだし。
ファーファの蹴りが合図だった。
「ファーファ!飛べっ!」
ぴょん!
王断鳳道に力を込めて、思いっきり薙いだ。
ズウウウウウンッ、と重く大地が揺れ、大剣より放たれた衝撃波がゾンビの軍団を襲う!
魔力を帯びた波は、次々にゾンビを鎧ごと破壊していく!
そして高くジャンプしたファーファは、自身に特大の雷を落雷させ周囲を吹飛ばす!
残り400程?
思ったより撃破していない。
《きさまらっ!不意打ちとは卑怯だぞ!》
「500もゾンビ揃えといて、卑怯?今まで散々問答無用で襲撃しておいて?」
「きっと、ゾンビだから色々腐ってんじゃねーか?」
そう言って、襲いかかる黒騎士達に、体当たりをし粉砕するリイン。
マップ上の赤や黒い点が次々に消えていく。
「じいちゃん」
「なんだ?」
「旅神さま御一行、敵にしたくないね」
「……ああ、そうだな」
「で、じいちゃん、残念だけどこのゾンビ、俺達より強えぇや」
「そのようだな」
「まともに戦えるのは、じいちゃんくらいだよ!」
大剣を振るい、ゾンビを次々に粉砕するアロウザさん。
「お前達は、ワシが逃した敵を潰せ!」
「分かった!」
「そうする!」
「ムッシー、喋れたんだね?」
……名前付けている。
「キィ?」
「さっき喋ってたじゃん!」
「…………キイキイ?」
「さっき喋ってたじゃん!喋ってたじゃああんっ!」
泣き出すオークの男の子。
戦いの傷では泣かずに、リインの返事で泣く!?
(返事してあげたら?)
(いいのかよ?)
(子供、泣かしちゃダメでしょう?)
「ワリい、泣くなよ、喋れるのナイショだぞ?」
パアアアッ、と明るく笑顔になる男の子。
「さあ、後ろに下がれ、後方支援だ、ムッシーの活躍、見てろよ?」
「だ、大丈夫なの?ムッシー?相手は……」
「俺サマは、魔王ア・キュウガ・テニィさまの第二使徒・黒鉄のリイン……黒鉄のリイン・ムッシーだ!無敵なんだぞ!さぁ」
「うん!」
「おお、いい返事だ!さあ、下がれ!」
キイィン!
リインの羽ばたき一つで、オーク周辺のゾンビ兵が砕ける。
「!?」
「!!!!!!!!!」
「す、凄いやムッシー!」
……その場にいた男子オーク、全員の目がキラキラになる。
次回サブタイトルは 【第35話】オークの里、攻防戦!銀の矢 です。
6行の番外編
リインの羽ばたき一つで、オーク周辺のゾンビ兵が砕ける。
「!?」
「!!!!!!!!!」
「す、凄いやムッシー!」
……その場にいた男子オーク、全員の目がキラキラになる。
「ふははははっ、今宵のムッシーはひと味違うぞ!」
と言うセリフが最初は入っていました。
いやぁ好きなんですよ、カリなんとかの城。
あと、VS複製なんとかも!




