【第31話】オークの里、攻防戦!オークと合流
お早うございます。
ご愛読、ありがとうございます。
今回、番外・ボツ編を後書きに載せてみました。
何か、いたのだろうか?
いや、そんなことより!ファーファ!
こんなに嬉しいことはないっ!
雷の魔法を纏ったファーファ!
頼れる相棒!
その姿は雷光で、紫色に光り輝いている!
うううっ、涙が更に噴き出した!
魔力使わなくてよかった!
ファーファがいればっ!
ファーファを見つめる!
ん?視界にスケルトン?
「どけえええええっ!!」
赤鎧の一団が現れたが、一撃で吹飛ばした。
「俺とファーファの間に立つんじゃねえええええっ!邪魔するなああぁっ!」
「エッ………………テ……ニサマ?…………ポッ!」
「お、おい、見たか!赤鎧を4体、同時に粉砕したぞ!」
ん?
「なんという美しくも強いエルフだっ!」
……誰のこと?
「だが攻撃の魔力が溢れ出て、近づけないぞ!どこの森のエルフだ!」
俺のこと……皆さん、見間違いだよ?
「……テニサマノコトデスヨ」
なんでエルフ?
「あのエルフは、ゴーレムの主か?」
「雷を操るゴーレム!なんと神々しい!邪神の軍団をモノともしないぞ!」
「邪を討つ聖霊のようなゴーレム!神機か!?」
「…………ニヤ」
「……ファーファ、今、ニヤけた?」
「ハ?……ナンノコトデス?」
「エルフに!ゴーレムに続けっ!一気に殲滅する!」
うおおおおおっ!雄叫びが響く!
筋肉の塊みたいなオーク集団!
な、なんか、こっちの集団も怖いんですけどぉ!わ、私に向って来ているんですけどぉ!
よく見ると、あの5人のオークより酷い怪我だ!
ゾンビ兵以上にボロボロじゃないか!?
これじゃどっちが、ゾンビ兵か分からないよっ!
取敢えず、刃向かうスケルトンをぶった切る!
「で、でもなんでエルフなの?」
更に周囲のゾンビ兵を吹飛ばしながら、ファーファに尋ねてみた。
「高イ魔力ト、戦闘能力、ソシテ容姿デス、全テニ該当スルノハ、エルフデス」
「暗くて分からないのかしら?」
多分、涙と鼻水でお顔、凄いことになっていると思うけど……。
ファーファ、近づかないし。
「ダッテ、汚イ」
「う、心の呟き、聞こえていた!?」
「テニサマノ、第一使徒デスカラ」
「私、悲鳴上げて、逃げ回るように戦っているんだけど?」
「叫ビ声ヲ上ゲ、スケルトン、ゾンビヲ粉砕、髙魔法デ焼キ尽クス!誰モマネデキマセン」
「その驚異のエルフと、神機と呼ばれる神々しいゴーレム?」
「フフッ、オーク共!我ガ主、魔王ア・キュウガ・テニィサマヲ褒メ称エヨ!」
あ、また発病!?
見知らぬオーク戦士達。
ゾンビと変わらぬ容姿でも一人ではないと思うと、勇気が湧いてきた。ファーファもいるし!
うう、これ以上弱虫スキル、発動しないでくれよ!?
周囲を見回すと、いつの間にか里の中で戦っていた。
燃えている家、踏み荒らされた畑、潰れた作物。
俺の……私の仕業か?
混戦、激戦の中で、里のオーク達は強かった。
数でこそ負けるが、善戦していた。
「ファーファ、周囲の敵だいぶ減ったね?」
次回サブタイトルは 【第32話】オークの里、攻防戦!敵本隊 です。
番外・ボツ編
最初はこんなセリフでした。
「俺とファーファの間に立つんじゃねえええええっ!逢瀬を邪魔するなああぁっ!」
「エッ………………テ……ニサマ?…………ポッ!」
で、その後。
ある日の、のどかな昼下がり。
場所は何処かの原っぱにて。
魔王ア・キュウガ・テニィさまとファーファ、リインと沢山の魔昆虫達が、ぽかぽかお天気で、ゴロゴロしています。
「おいテニさま」
「ん?何リイン?」
「テニさま、逢瀬の意味、分かっているのか?」
「え?それくらい知っているよ!」
「……本当か?」
「うん」
もじもじ。
「ファーファ?どうしたの?」
「……ポッ」
「リイン、逢瀬って言うのは、大切な人と巡り逢うことだよね!」
「ん?……ま、まあぁそうだな……」
もじもじ。
「でよ、テニさま、その大切な人って意味は?」
「意味?大切な人は大切な人だよ、ファーファだろ、リインに、チビちゃん達、まだ出会っていないリベナもそうさ!せ、聖女クルルン、キルル・ランダムも……かな」
「……」←リイン。
「……」←ファーファ。
ドゲシイイイッ!
「うわっ!?な、なに?!ファーファ?」
ドゲシイイイッ!
「ひいいいいいっん!け、蹴らないでよおおおっ!」
というお話しを作っていましたが、ボツにしました。
逢瀬って言葉、好きなんです。
七夕とか。
形を変えて使ってみようかな。
では次回もお楽しみに。




