【第30話】オークの里、攻防戦!ファーファと合流
お早うございます。
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早朝よりご愛読、ありがとうございます。
マップに、オークの里らしきものが現れる。
あ、青い点が50?里周辺に展開している!
これこそ援軍?
あ、目視できるぞ!
敵は……あと300?よし!俺とファーファとあの5人組で700も倒している!
凄いや!
このまま暴れ回って、殲滅だ!
「ぐおおおぅ!」
「しゃああっ!」
「ぐごおおっ!」
え?ゾンビ増えているっ!?
スケルトンも!なんで!?あんなに倒したのにっ!
なんで!?
(テニサマ!新手デス!)
マップ内に現れる500の赤い点。
全部で?えーっと……?
あと800も!?
300まで減ったのに!
どんだけ兵隊持っているんだよっ!
これじゃキリがないよっ!
だんだんと、マップを覗く余裕がなくなってくる。
「うわああああっひいいいいんっ!こ、こわいよおおおっ!」
重い剣を振るう体力や、敵を焼き粉砕する魔力は充分なのだが、如何せん!
周りの迷惑を考えると、思うように戦えない!
(テニさま!新手だ!)
周囲、無視して全力攻撃する?……ダメだ、それはできない!
-少しだけなら、よくないか?-
いやダメだ、軽い気持ちで使ったら……ファーファは吹飛んだ!
(新手だろう!?わ、わかっているよ!)
(チビ共を呼べ!)
(え゛!?)
(この程度のスケルトンやゾンビだったら、あいつら無傷で楽勝だ!)
この程度!?本当か?
(あの虫達、チビちゃん、戦わせるの!?)
あの虫達を、こいつらにぶつける!?
(役に立つ!あいつらも戦士だ!)
戦士?
でも……それは…………イヤだ。
容姿は凶悪な魔昆虫だけど、戦わせたくない!
だって、あいつらは、泣きながらお前を食べたんだぞ!
そして死んでいった……そんな思いをしているチビ共を、また戦場に?
(イヤだ)
(ええっ!?なんで?どうしてだよ!?テニさま?あいつら喜んで戦うぜ!)
それでもイヤだ!
生まれ変わったかも知れないけど、チビちゃん達、沢山辛い目に合っている。
リインはタフで戦い馴れしているけど、あのチビ共は……。
(イヤだからイヤだ!ただそれだけだ!)
ふ、ふん!俺がその分、頑張れば……!?
と、思ったが、目の前には!
群がる新手のスケルトン・ゾンビ軍!
「ぐおおおおっ!」
無理だよおおっ!気持ち悪いし、こわいんだよオオオオッ!
もう魔王の力、全力開放する?
でも、ここで魔王の力開放したら、石室もオークの里も全部吹っ飛んじゃうよ!
-しかしゾンビ兵やスケルトン、吹飛ばすと爽快ではないか-
「あんぎゃああっ!」
奇声と共に襲いかかるゾンビ兵!
「ひいいいいいっ!」
……少しだけでも……開放するか……!
-そうだ!少しだけなら!―
「あ!ファーファ!」
-チッ!-
「テニサマ!」
え?ファーファ?
違和感を感じた。
一瞬、ファーファが虚空を見た気がしたのだ。
次回サブタイトル 【第31話】オークの里、攻防戦!オークと合流 です。




